新規web制作のご依頼をいただく際に「最近 業績が落ちてきたので、今回それを挽回するために以前から検討していたサイト制作を進めることにしました」といったお話をよくお聞きします。確かに、これまでの既存ルートからの売上が低下したので、それをうめるためにホームページを作成し、新たな顧客の開拓を行う方法は有効です。
ですが、実は”業績が悪化してからよりも、好調な時にこそweb制作を行う”方がお勧めです。今回のCreator Blogでは、その理由についてを詳しくお話したいと思います。
売上が良い時こそ 新規ホームページ制作がお勧め
ターゲット層・SEOキーワードを適切に選定することが重要
会社(店舗)の業績が好調な時にweb制作を行った方が良い理由として”ターゲットユーザーの選定やSEO対策キーワードの選定を落ち着いて、適切に行うことができる”点が挙がります。
業績が良い時はある程度 気持ちに余裕があるため、現在の主な顧客層に対する別商材でのアプローチや今後伸ばしていけそうなターゲット層に関する検討を冷静に行うことができます。
しかし 業績が悪くなってからの検討時は、現在の顧客層の売上が落ち始めているので別切り口での展開に対し消極的になりがちで、また焦りもあることで これまでに全くアプローチをしてこなかった未開拓層への展開を選びがちです。
しかし 業績が悪くなってからの検討時は、現在の顧客層の売上が落ち始めているので別切り口での展開に対し消極的になりがちで、また焦りもあることで これまでに全くアプローチをしてこなかった未開拓層への展開を選びがちです。
勿論 未開拓層への営業は必ずしもマイナスではありませんが、従来とは全く異なる層への営業となるので その分、難易度は高めです。
業績が好調な時は未開拓層への展開を行って、仮にうまくいかなかったとしても大きな痛手になりませんが、業績が悪化状態で早期に立て直しを行いたい段階での未開拓層へのアプローチはリスクが高く、もしうまくいかなかった場合のマイナスが通常よりも大きくなります。
業績が好調な時は未開拓層への展開を行って、仮にうまくいかなかったとしても大きな痛手になりませんが、業績が悪化状態で早期に立て直しを行いたい段階での未開拓層へのアプローチはリスクが高く、もしうまくいかなかった場合のマイナスが通常よりも大きくなります。
そして業績が悪化状態の方が「早く挽回をしたい!」「一発逆転を狙いたい」といった考えから、ハイリスクハイリターンである未開拓層への展開を選択しがちです。
また、ターゲットユーザーの選定と共に大切なSEOキーワード面も同じ傾向にあります。
新たなホームページ制作時に設定を行うSEOキーワードについて、適切に選定できるかどうかはその後の成果率を大きく左右します。そしてSEOキーワードはすぐに思いつく/よく検索されるビックキーワードをつい選びがちですが、新規web制作段階でのビックキーワード設定はお勧めできません。
新たなホームページ制作時に設定を行うSEOキーワードについて、適切に選定できるかどうかはその後の成果率を大きく左右します。そしてSEOキーワードはすぐに思いつく/よく検索されるビックキーワードをつい選びがちですが、新規web制作段階でのビックキーワード設定はお勧めできません。
何故ならビックキーワードは誰でもすぐに思いつくのもあり、多くのネットユーザーが検索をします。そのため、検索上位へ表示されれば 高いアクセスを得ることができます。しかし、ビックキーワードでの上位ランクは容易でなく、他の多くの競合サイトよりも検索エンジンから高く評価をされ、勝たなければなりません。
しかしサイトを制作し、公開したばかりの段階では検索エンジン評価は低く、ビックキーワードでの上位ランクは困難です。
これを踏まえ、最初はもう少しニッチなキーワードや近隣地域+キーワードを設定し、定期的なコンテンツ更新・多数の外部被リンクを得る等の対策を行い、サイト評価がある程度上がった段階でビックキーワードへの対策に切り替える方がアクセスを得ることができます。
これを踏まえ、最初はもう少しニッチなキーワードや近隣地域+キーワードを設定し、定期的なコンテンツ更新・多数の外部被リンクを得る等の対策を行い、サイト評価がある程度上がった段階でビックキーワードへの対策に切り替える方がアクセスを得ることができます。
「ホームページを公開し、ビックキーワードを設定したけれど全然検索結果に出てこない…」といった状態では、ほぼサイトを見られていないのと同じです。であれば、まずは近隣地域名+キーワード等で1ページ目 若しくは2ページ目にランクした方がサイト経由の新規問い合わせを獲得しやすいのは間違いありません。
このSEOキーワード設定も 業績がマイナスで早期挽回を図りたい状態だと、専門のホームページ制作会社やSEO対策業者のアドバイスを聞き入れず、いきなりビックキーワードを設定してしまい、その結果 折角ホームページを作ったものの、アクセスが低く成果にも繋がらない…パターンに陥りがちです。
しっかりとそのホームページの段階・評価フェーズに適したSEO対策を行う必要がありますが、余裕がなく「早期に大きな新規売上を獲得したい!」といった状態だとつい先走ってしまい、本来適切に運用/対策を行えば成果を得ることができたのを逃してしまうこともあるので 注意が必要です。
ホームページ制作に限らず、前もっての取り組みが上手くいく
新たなスタッフ採用もそうですが、焦って急ぎでの採用活動はうまくいかないことが多いのではないでしょうか。つい早く次のスタッフを決めたい一心で妥協した採用を行ってしまい、後から「こんなはずではなかった… もっと慎重に進めれば良かった…」といったケースもあるのではないでしょうか。
新規web制作/新規集客でも同じことが言えます。焦った状態やマイナスを挽回したい状態ではなく、落ち着いた状態で冷静にターゲット分析/SEOキーワードの検討 及び選定を行うためにも、業績が悪化し始める前・好調な時にこそ web制作を進めた方が効果的です。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
WEB制作チームリーダー WEBデザイナー/マークアップエンジニア:太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと:web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
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