「自社サイトを作る際、これは必須です!といった内容を教えて下さい」とよくご質問いただきます。こちらは初めてコーポレートサイト制作を行う会社様から、実は頻繁にいただく内容です。
コーポレートサイトの他にサテライトサイト、サービスサイト/集客サイトなど複数のホームページを持たれている会社様はある程度、必ず入れるべき項目が分かっていますが、確かに初めて自社ページの制作を進める会社様にはピンとこないかもしれません。
会社情報のページや事業紹介ページ、お問合せ/ご相談専用フォーム、アクセスログ分析の設置など、会社ホームページ制作時に入れるべき内容は複数あります。本日のクリエイターBlogでは、その中でも「これは特に必要!」といった10の内容に関しまして、詳しくご紹介をしたいと思います。
新規会社ホームページ制作を行う際、必須な10の内容
必須内容1:自社紹介ページ
通常「トップページを設けるのを忘れてしまった…」というパターンはほぼ無いため、当たり前過ぎるトップページの制作は敢えて省いています。ですが、意外とあるのが会社情報ページの抜けです。実際にインターネット上を見ていても時々、会社案内が何処にも見当たらないホームページがあります。
しかし、どんなに優れたサイトでも運営元の会社情報が載っていなければ、サイト訪問者は不安になります。安心して問い合わせ等の連絡をする気が無くなってしまいます。これを踏まえ、会社情報ページはユーザーの信頼を得るためや、何かトラブルがあった時の連絡先の確認などの理由で必須と言えます。
また会社概要ページがあったとしても肝心の会社住所が無かったり、電話番号の記載がない場合もあります。会社名・住所・電話番号(FAX番号)・代表者名は最低限必要な内容です。
時々、「代表者名を載せないとダメでしょうか?」との質問をいただくことがありますが、ユーザーの立場からすると「通常載っているべき代表者名の記載がないのは何故… 何か問題でも…?」と思われてしまう可能性があります。そのため、特段の理由がない限り掲載しましょう。
必須内容2:アクセスマップ
会社案内ページがあっても、所在地や店舗に関する地図がホームページ内のどこにもない場合があります。
特に来社が多い会社や個人客をターゲットとした店舗では、必須といえるのがこのアクセスマップです。アクセスマップがあっても、簡易的なイラストで書かれている場合やGoogleマップが入ってはいるものの、サイズが非常に小さいホームページもよく見かけます。
ユーザーが最寄り駅からのアクセスや周囲の目印等を確認するためにも、大き目のサイズにてアクセスマップを入れることを強くお勧めします。
必須ページ3:事業紹介(サービス案内)ページ
『制作ホームページを見て、何をやっている会社か?』が分からなければ、それは名刺と変わりありません。最近では名刺でも、裏面に事業内容や主なサービス紹介を印字しています。
時々、会社案内ページ内に事業内容項目を設け、箇条書きで簡単に「総合建設業」「機械加工」「服飾業」とだけ書かれているサイトを目にしますが、本来はトップページぐらい力を入れて専用ページを設けるべきなのが事業紹介ページ。
ただ住宅リフォーム業と書くのではなく、具体的に「キッチン・バス・トイレ等の水回り設備のリフォーム施工」や「門扉やカーポート設置などの外構工事に対応」など、できるだけ具体的に掲載をします。説明文だけでなく、その内容に対応する施工写真の掲載も必要です。
必須ページ4:実績紹介/ユーザーの声
はじめてwebサイトへ訪れる訪問者は多かれ少なかれ「本当に実体のある会社かな…」「ちゃんとしたサービスかな…」といった心配からはいります。ですが、これまでの実績やユーザーの声が明確に載っていることで安心できます。ユーザーからの信頼を得るためにも、ベストは実績紹介と共にそのサービスを実際に利用したお客様の声も掲載することです。
お客様の声はお名前がイニシャルで、ただtextで感想が少し載っているだけでは信憑性が低いので、できれば苗字と共にお写真、そして直筆の感想やアンケート用紙が載っていると非常に有効です。
必須内容5:お問合せ/ご相談専用フォーム
ホームページはただ自社の情報をネット上へ公開する役割だけでは勿体なく、それを見たネットユーザーから何らかのアプローチを期待すべきといえます。
これを踏まえ、制作サイト内にユーザーからの連絡を受け付ける「お問い合わせフォーム」や「ご相談フォーム、見積り依頼フォーム」等を設けましょう。それと共に特別な理由がなければ、お問合せ先 電話番号もサイト内の目立つ場所へ掲載することでユーザーの利便性が上がります。
こういったメールフォームを狙ったスパムメールも年々増えているので、フォームを設けることで一定数 迷惑メールが増えてしまいますが、そのマイナス面があったとしても設置した方が良いでしょう。
必須内容6:お問い合わせボタン
よくサイト内にお問い合わせフォーム自体はあるものの、そこへのリンクボタンが見当たらない…フッターリンクからしか飛べない…といったサイトを見かけますが、本来は最終的なコンバージョンやユーザーとの繋がりを得る際に重要なため、フォームへのリンクボタンはヘッダーや下層ページの要所要所へ設けた方がCVRが向上します。
必須項目7:フッターリンク
度々、ホームページ制作のご依頼を発注いただいた会社様から「このページの下の方にある小さな文字のメニューは必要?」とご質問を頂戴しますが、TEXTのフッターリンクは設けた方が良いと考えます。
通常グローバルメニューはページ上部・左サイド等の目立つ場所にあり、その内容と被るのでグローバルメニューがあれば必要ないのでは?と思われるかもしれません。しかしフッターリンクはサイトへ訪れるユーザーに使用してもらう目的だけでなく、制作ホームページを巡回するGoogle等の検索エンジンへ適切にページを巡回してもらえるため大切です。
必須内容8:アクセスログ分析
新規お問い合わせや見積り依頼等の獲得を目的としたサービスサイトでなくても、「月間でどれぐらいのアクセスがあるのか?どのページがよく閲覧されているのか?どの地域からのアクセスが多いのか?」を最低限 把握した方が良いのは間違いなく、そのためにアクセスログ解析は必要です。
数年前は高度なアクセス解析のために月額費用を支払い解析をしていたのが、現在ではGoogleアナリティクスを使えば無料でサイト運営/改善に必要な情報を確認・分析・対策することができます。
「以前に会社ホームページを制作したものの、全く反応が無いので少しでも今後問い合わせを得ていきたいです!」といった会社様のコーポレートサイトをチェックしてみると、ログ解析自体を入れていないケースが多くあります。折角、数ヶ月/数年サイト運用をしたにも関わらず、そのデータを活かすことができないのは大きなマイナスです。
最初はブランディングやパンフレット代わりとしての会社サイトでも、後々web集客へ注力していきたいといった方向転換時に役立つので是非取り入れましょう。
必須内容9:サーチコンソール
こちらもアクセス解析同様、新規ホームページ制作時に導入すべきツールです。Googleサーチコンソールを入れることで、Google検索に対し自社サイトの巡回依頼を行うことができたり、全ページを正しく認識してもらえるよう役立つXMLのサイトマップ送信等を行うこともできます。
その他にもエラーや問題のあるページに関する通知やサイトの改善・運用に大きく役立つため、ホームページを一般公開する段階で入れるのをお勧めします。
必須内容10:サーバー/ドメイン
「サーバー・ドメインがなければホームページを公開できないので、当たり前過ぎるのでは…」と思われるかもしれませんが、実は見落としている場合もあります。
実際に以前あった事例ですが、新規ホームページ制作のご依頼でお客様より「ホームページに載せる会社ロゴや写真、キャッチコピー、掲載原稿や事例写真、レイアウトイメージ図など必要なものは全て用意してありますので、急ぎでお願いします」とお話をいただきました。
確かにサイト制作に必要な原稿が揃っており、具体的なデザインイメージもかたまっていたのでTOPページも下層ページ制作もスムーズに進みました。
そして、いざ公開しようといった段階で、お客様の方でサーバー・ドメイン取得がまだであった!という事が分かりました。そのため、大急ぎで弊社にて取得し公開手続きを進めました。
そして、いざ公開しようといった段階で、お客様の方でサーバー・ドメイン取得がまだであった!という事が分かりました。そのため、大急ぎで弊社にて取得し公開手続きを進めました。
基本的にドメインは一度決めると変えることなく長く使われるものなので、予めシッカリと検討の上、取得可能なドメインを早めに選定/取得しておくことが大切です。サーバ・ドメインは当たり前過ぎるかもしれませんが、案外見落としがちの内容なため、必須内容の最後にご紹介をしました。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
WEB制作チームリーダー WEBデザイナー/マークアップエンジニア:太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと:web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
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