「ホームページリニューアルを進めようと何社か見積りをとりましたが、金額がバラバラでした…」といったお話をよく耳にします。同じHPリニューアルでも何故ここまで金額が違うの?そもそも、リニューアル費用は何で決まるの?と思われるのではないでしょうか。
こちらの疑問に対する回答は”依頼先” ”リニューアルを行うサイト規模” ”人的工数”の大きく3点で変わってくると考えます。今日のCreator Blogではこの3点について、解説いたします。
ホームページリニューアル費用を左右する3点
制作依頼先の規模・形態で異なる
ホームページのリニューアルをしようと考えた時、主に挙がる依頼先は「大手ホームページ制作会社」「中小のweb制作会社」「広告代理店」「個人事業主・フリーランス」「ご知り合い」の5つです。
まず最初に大手ホームページ制作会社は紙媒体やネット広告、テレビCM、チラシ等、大々的に広告をうって宣伝を行っているので目に留まり、認知しやすいのではないでしょうか。大手制作会社の場合、スタッフ人数が多く、営業部門・打ち合わせ等を行うディレクション部門・web制作部門・システム部門とセクションごとに分かれています。
各部門ごとに専門性が高く200ページを超えるような大規模サイトや大掛かりなシステムを組み込んだサイトなど、通常よりも規模の大きなホームページや特殊/専門的/複雑な要望にも対応可能な体制が整っています。その分、やはりサイト制作・HPリニューアル費用は高額になりがちで”300万円以上~対応可能”となっている場合が多いです。そのため、大手HP制作会社へ見積りをとった場合、他よりも大分高い見積りがあがってくることは普通にあります。
次に中小のweb制作会社ですが、大手よりも高度なニーズへの対応面は弱いですが、フリーランス等よりも対応可能な内容が多く、費用面では大手以下、フリーランス以上といった平均的な見積りが多いでしょう。
広告代理店は一般的に従業員数が300名以上の中規模~大規模企業の広告部分を専門に請け負っており、web制作だけでなく、テレビ、新聞や雑誌、電車広告などの広告全般に対応していますが、サイト制作/リニューアル自体は外注している場合が殆どです。そのため、直接ホームページ制作会社へ依頼するよりも3、4割ぐらいマージンがのって高額になりがちですが、ホームページに限らず、様々な広告を打ちたい時に有効です。
個人事業主やフリーランスは見積りが最も安い傾向にありますが、その分1人や数名で対応を行っているので、大規模なホームページリニューアルは行わなかったり、システム設置や特殊な要望には対応不可といったケースがあります。会社に在籍していない分、”制作を依頼する人物”のセンスやスキルによってサイトの仕上がりが大きく変わってきます。
最後にご知り合いへの依頼です。ご知り合いの場合、フリーランスとしての対応やどこかの制作会社にいるものの、個人としても制作を請け負っているパターンが多く、知り合い価格で対応してくれるので通常よりも安価にサイト制作/リニューアルを行うことができます。ですが、「知り合いへ安く依頼したけど、全然進まない…」や「デザインや制作内容が気に入らなかったので、修正をお願いしたいけど言いにくい…」といったトラブルもあるようです。
ホームページリニューアルのサイト規模で変わる
こちらは前項にも関係しますが、「リニューアルを行う規模×ページ単価」で見積金額は大きく変わってきます。例えば10ページのHPをリニューアルする場合、大手web制作会社でTOPページが30万円の下層制作単価が1ページ2万5千円だった時、合計金額は52万5,000円です。中小のHP制作会社でTOPが15万円で、下層単価が1万2千円だった時、合計は25万8,000円となり、26万7,000円の金額差です。
ですが、リニューアルサイト規模が大きく100ページだった場合、大手web制作会社の見積りは277万5,000円、中小の制作会社では133万8,000円となり、143万7,000円もの金額が変わってきます。
このようにリニューアルを行うホームページの規模/ページ数と、それを依頼する先での単価によって、こんなにも見積金額の差が生じるのです。
人的工数がどれだけかかるか
一見、サイト規模の問題と人的工数は同じでは?と思われるかもしれませんが、こちらは単純なページ数・HP制作規模とは異なり、通常のwebページ制作よりも人的工数がかかるシステム構築や動画制作、イラスト制作等です。
予約システムやコミュニケーションツール、データベース検索機能など、プログラミング/システム開発を伴う場合、制作・リニューアル金額は一気に高額となります。
汎用性の高い既存システムを活用する場合は比較的安価におさえられますが、一からオリジナルでシステム構築する場合、桁が変わってくるようなレベルです。開発を伴うシステムの有無一つで、大きく見積金額が異なります。また同様に動画制作・イラスト制作に関しても、どうしても人の手で作りあげる必要があり、人的工数が大きくかかるので見積りを大きく左右します。
これからサイトリニューアルを進める場合、まずはリニューアル目的を明確にした上で「現HPの全体ページ数はどれぐらいで、リニューアル時にどういったコンテンツを追加すべきか?また削っても問題のないページはどうか?」「オリジナルイラストや動画等を取り入れるのか?本当にそのようなシステムが必要なのか?」といった点を検討しながら、「大手web制作会社へ頼むべきなのか?それとも中小か?」について決めるのをお勧めします。
上記のような内容でお悩みでしたら、お気軽に当社へご連絡ください。専門知識・経験豊富な担当が丁寧にご相談にのります!
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
WEB制作チームリーダー WEBデザイナー/マークアップエンジニア:太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと:web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
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