「東京で優良なホームページ制作会社を探していまして、色々なHPを見て御社が良さそうだったのでお問い合わせをしました」といったご連絡をいただくのが嬉しいことによくありますが、一言に”優良なweb制作会社”と言っても明確な定義がある訳ではありません。
株式会社エグゼクティブクリエイションでは東京近郊エリアを中心に10年以上、web制作事業を行っており、その中で他のHP制作会社さんとやり取りをする機会も多くあります。こちらの経験を元に”web制作を発注される方にとって、どういったホームページ制作会社が優良なのか?”に関し、プロの制作会社の考えを掲載したいと思います。
HP制作会社が思う”優良ホームページ制作会社”
優良なHP制作会社は制作前のヒアリングが丁寧
まず第一に制作目的や、クライアントが求める成果(新規集客やブランティング効果等)を得るために必要なヒアリングへ注力をしている会社です。良いweb制作会社は良いホームページを制作するために、いかに制作前の打ち合わせが重要かを知っています。
そのため、具体的なホームページデザインやレイアウトなどの話をする前に以下のようなヒアリングがあります。
・お客様の業種/業界はどうか?
・お客様のターゲットユーザー層はどうか?
・お客様の”会社・サービスの強み”は何か?
・今回のホームページ制作目的は何か?
・お客様が望む成果/ゴールとはどういった内容か?
・web集客を行っていく上で、競合HP状況はどうか?
・HP公開後の閲覧環境作り/アクセスを得るために最適な手法は?
・現在ホームページがあるの場合、どういった部分が問題か?
上記以外にも、初回打ち合わせ時にお客様へと確認すべき点は多々あります。「どんなホームページを制作するか?以前に、まずお客様を知ること」が最重要です。こちらが不十分で制作を進めてしまうと”何となくなホームページ制作” ”やってみて分かる、運任せのweb集客”になるのは必然です。
そうではなく、成果を得るためのプロセスを検討し”どういった会社や人達へ向け、どのようなデザインでweb制作を行い、どのような信頼度/満足度の高いコンテンツ載せ、どのようにアクセスを得るのか?”といった各フェーズごとに必要な戦略について、明確にしなければなりません。
優良web制作会社はクライアントの課題を共に検討する
新たにホームページ制作を行う場合、必ず作る目的が存在します。そして、その目的は新規問い合わせの獲得や自社のブランディング以外にも様々あります。
例えば「仕事は順調に増えているけれど、人員が足りていない…」といった問題を踏まえ、ホームページを作る場合、求職者に自社を知ってもらう/興味を持ってもらうことが大切です。
しかし、求人要素の強いホームページを作ったからといって、必ずしも求人エントリーが増える訳ではありません。自社のような会社の仕事を探している人たちは、どのような検索キーワードで調べるのか?どういった求人専門サイトを使うのか?等を考えた上で制作する必要があります。
こちらがブレていると、SEO対策キーワードで上位表示をされたものの、全然ホームページを見られていない又は、ある程度アクセスは得ているもののエントリーが全くない…といった状態になってしまいます。
また、既にホームページ上で求人を打ち出しているものの、反応が全く無い場合は”必ず課題/問題がある”ため、それを明確化するのが優先です。「何が課題で、どう解決するのか?」に関し、優良なweb会社はクライアントに寄り添い、共に検討します。
「Yesマンではない」のが良いweb制作会社
web制作を行う際、様々なアイディアをお客様からいただきます。時にはプロのホームページ会社が「確かに素晴らしい!」と唸るようなご提案をいただくこともあり、非常に勉強になります。こういったお客様からいただく多くのアイディアの中で、時にはこれまでの経験上、取り入れない方が良い内容も存在します。
そして、その内容が”技術的に容易なものの、ターゲットユーザー目線で考えると実行すべきでない”といった時に、適正に分かりやすい理由と共に”NOが言えるかどうか”が大切です。
お客様のアイディアに対しYESを出すのは一番簡単で、「折角のお客様からのアイディアだし、角が立つのも良くない…」等の理由でNOを言えない会社もあります。ですが、そういった内容を安易に受けてしまわないのが優良なホームページ制作会社です。
例えばお客様から多いご要望として「ページを開くと、インパクトある効果音や音楽が流れるようにしたい!」といった場合、技術的には簡単にできますが、実施してしまうとサイト訪問者がページへ訪れた際、驚いたり不快に感じ離脱する可能性があります。
こういった内容をただお断りするのではなく、代替案として”ページを訪れた際、最初から自動で再生されるのではなく、ページ内で音を再生するコンテンツ/プレイヤーを設置したり、Youtube等を活用して、聞きたいor動画を見たいユーザーのみ再生できるようにする”といった提案があるか?も、良いweb制作会社を見分けるPOINTです。
見積内容と制作納期が明確か?も重要
見積依頼をした際、提出された見積書が詳細であるか?も着目すべき点です。例えば見積内容が「ホームページ制作一式:50万円」といった形式で具体的な内訳やサービス内容の記載がない場合、要注意です。具体的な内容の記載がない場合、ちょっとした内容を依頼するだけで、すぐに別途高額な費用が発生してしまう場合があります。
優良なweb制作会社が提示する見積は提供サービスに関し、予めどういった作業が見積内に含まれているか?が明確に記載されています。また、制作完了納期も明確なことがポイントです。
「今、ホームページ制作依頼をいただくと公開時期は早ければ年内。遅くとも1月半ば頃と予想します」といった回答がすぐに得られるか?も確認すべき点です。
もし、あまり良くない制作会社へ依頼してしまった場合、「契約した/着手金を支払ったにもかかわらず、一向に制作が進まないandトップデザインについて3ヵ月経っても連絡が無い…」といった場合もありえます。
こちらは実際に弊社へ制作依頼をいただいたお客様から聞いた実話で、「何回問い合わせても今月中に連絡します!といった返答が続き、結局契約して1年経っても進まないので、今回御社へ変えることにしました。これまでの1年間を無駄にしました…前業者へ着手金の返金を求めていますが、その返答もありません…」といったトラブルです。
ホームページ公開の目安が決まっていないということは、web制作会社も「予めお客様とお約束した納期へ間に合うよう、制作しなければ!」といった認識が希薄になることへ繋がります。
見積内容や制作納期等がちゃんとしていない場合、実際に依頼をした時も雑な仕事である可能性が高いです。優良なホームページ制作会社は契約前/契約時の細かな部分も適正な対応ができており、その後の仕事も正確です。
今回ご紹介した4点以外にも、優良なweb制作会社かどうか?見極めるPOINTはありますが、まずは最低限 上記点について問題はないかを確認しましょう。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
WEB制作チームリーダー WEBデザイナー/マークアップエンジニア:太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと:web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
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