先月「ホームページ制作後 成果が上がらない時の3つのチェックポイント」として、まず確認そして改善すべき重要な内容を3つご紹介しました。今回はこちらの記事の続きとして、”実践することで成果率向上へ繋がる対策”について、掲載いたします。
web集客を行う上で、「これさえ行えば、webサイト経由の成果が飛躍する！」といった施策は基本的に無く、有効な取り組みを長期的に実行していくことで次第に成果率が向上します。例えすぐに成果へ直結する対策でなくても、継続的に積み重ねることで後々 大きな成果へと繋がります。
弊社クライアントホームページでも対策開始から3ヵ月ぐらいは大きな変化が無かったものの、その後 ホームページ経由のお問い合わせ＆見積依頼が一気に増え始めたといった実例が多々あります。
制作ホームページの成果を上げる施策2
本日は”具体的な改善点/強化すべき内容”について、2つご紹介します。
自社を知ってもらうコンテンツを強化する
どれだけ魅力的なサービスで、価格も他社よりも安価であったとしても”提供元企業が信用できなければ、お問い合わせ/依頼へ繋がる確率は低い”ことをシッカリ認識する必要があります。
何故なら、お問い合わせや依頼を検討するユーザーは「連絡してみて、怪しい会社だったらどうしよう…」「しつこい営業連絡が来るのは嫌だ…」「現地調査で訪問した後、契約を迫られないだろか？」「いくら安価でも依頼して、雑な仕事を行う会社は避けたい…」等など、多くは疑いから始まります。
そのため、ホームページを閲覧した新規ユーザーが安心して連絡することができるよう、上記点についてユーザー目線で考えることが重要です。
提供サービス・商品や施工などについては、前回の記事でご紹介したように「保証書の掲載」「お客様からのお喜びの声の掲載」が有効ですが、会社自体を信用してもらうにはやはり”自社についてを知ってもらうコンテンツ”を載せるのが効果的です。
代表者名や会社住所・電話番号・事務所外観/内装写真といった基本的な情報の他、代表者やスタッフの顔写真の掲載がその一つです。写真を掲載する際は、集合写真でも各メンバー個別の紹介写真でも問題ありませんが”笑顔で清潔感があること”が大切です。
いくら顔写真が載っていても、仏頂面や暗い表情の写真又は寝ぐせだらけのヘアスタイル、ボロボロで汚れた作業着写真では閲覧者が心配になります。笑顔で清潔感のある写真が好印象です。
また、個別写真を載せる場合はお名前（苗字のみでも可）の他、担当業務/得意な業務内容、これまでの主な経歴、意気込み/コメントもあるとベスト。
他にも会社としての信用度を高める内容として「許可証や各種認定証」「所有資格」「加盟団体」等の掲載がお勧めです。これらの内容を制作ホームページへ載せる時は許認可番号をTEXTで載せるだけでなく、許認可証の写真も合わせて載せた方が信頼度がより高まります。
実績/サービス提供事例の強化
新規ホームページ制作時に多くの場合、事例紹介のコンテンツを設けると思いますが、初期制作時に「スタートアップでまだ実績が無い」「多数の実績があるものの、ホームページで紹介できるような写真を撮っていない…」との理由で、準備中になっているサイトをよく見かけます。
もし実績紹介ページがこのように準備中になっている場合、先ずは具体的な実例をいくつか載せるべきです。本当は実績があるのに、それを制作ホームページへ未掲載なことで、サイトへ訪れたユーザーは「まだ1つも提供事例が無いのかな…」と非常にマイナスな印象を受けてしまいます。
HP公開時はまだ実績が無いので「新たな実績ができたら掲載しよう」と考え公開をしたものの、そこから1年2年と経ち、実は実績があるにも関わらず載せていないケースもあるので要注意です。
実績紹介を載せる際の写真は1枚2枚ではなく、複数枚の方が良く、写真に対するコメントも掲載しましょう。提供会社にとっては「写真を見れば、どのような内容かすぐ分かるだろう」と考えても、写真を初めて見るユーザーにとって、どういった内容か？が分からない場合があります。
そのため「この写真はどのような場面で、どういった特徴があるのか？」「何をユーザーに知ってもらいたいのか？」について載せるのをお勧めします。また、その実績に関する費用や期間の掲載もできるだけ載せましょう。例えば、リフォーム施工の事例であれば施工金額と施工期間、施工場所といった内容になります。
「Before⇒After形式」で掲載可能な内容であれば、ユーザーへ分かりやすいため、前後の写真を簡単に比較できるレイアウトで載せるのが有効です。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション 代表取締役：稲垣恵介
1981年2月生まれ。名古屋にて学生時代の殆どを過ごす。幼少期より絵が好きで学生時代 美術部で、毎月のように美術コンクールで表彰されていたのが自慢。
大学は父の影響で「PCやプログラミングについて学びたい」と当時数少なかったIT系の学部へ入りPCそしてインターネットの基礎知識を学ぶ。
大学を卒業後、IT系上場企業へ入社。名古屋にて営業/カスタマーサポート職を経験しマネージャーへと昇格。その後、東京本社で副部長へ昇格。名古屋支店のMGRも兼任し、2年間 毎週東京本社と名古屋とを往復。そして全国300名以上の医療事業部 部長職へと昇格、組織運営を行う。予算策定からメディア広告の立案まで多様な知識を得る。
2010年 大手企業のWEB制作を中心に行っていた同級生のクリエイターと共に、東京台東区浅草橋でエグゼクティブクリエイションを設立。「業界TOPクラスのSEO対策」と「最終成果を重視したweb制作サービス」を主軸に、2,300社以上のホームページを手がける。
稲垣個人としてはホームページ制作経験600サイト以上、18年以上のキャリアをもつ。Web制作/WEB集客のプロフェッショナル。
得意なこと：WEBデザイン/SEO対策/PCサポート 苦手なこと：睡眠不足
一言：WEB集客の駆け込み寺でありたい
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