シンプルなホームページ制作を行う3つのメリット・デメリット｜ホームページ制作9800円～東京台東区のエグゼクティブクリエイション/反響重視のホームページ制作

近年、新規ホームページ制作時によく頂戴するのが「シンプル系のホームページを制作したい」といったご要望です。確かに最近流行りのwebデザインパターンとしてシンプル系が増えています。

エグゼクティブクリエイションでは基本的にweb制作時にテンプレートを使用しませんが、多くのweb制作会社が活用しているWordPressのデザインテンプレート自体、シンプルなビジュアル/レイアウトが増加しており、とてもスタイリッシュで優れたデザインもあります。

今回は”シンプルなホームページ制作を行うメリット・デメリット”について、それぞれ3点を詳しく解説いたします。

ホームページ制作をシンプルに行う利点と欠点

ホームページ制作前のディレクションで「最近、シンプルなwebデザインが増えているけれど、当社もそういった流行りのシンプル系デザインで作るべきでしょうか？」といったご相談が増えています。

ですが、シンプルなデザインはお洒落で良いとは思うものの”流行っているから”や”増えているから”といった理由で、安易にシンプル系サイトにして良いものか？と悩まれるケースも多いようです。

どのようなwebデザインでも、メリットとデメリットが存在します。そのため、今回の本記事にて「シンプルなホームページ制作を行った際の利点と欠点」を知っていただき、その上でご検討いただければ幸いです。

シンプルなホームページ制作/3つのメリット

まず1つ目のメリットとして、シンプル系のホームページの方が他デザインよりも制作工数が軽減し、制作費用が安価になります。

シンプル系とは逆にコンテンツがぎっしり詰まった、豊富な情報型サイトの場合、必然的にwebクリエイターが作らなければならないパーツが多いため制作に時間がかかり、その結果、制作コストが高額になりがちです。

そのため、できるだけ安価にホームページを制作したい場合、シンプル系デザインを選択した方が希望予算内に収まりやすくなります。

2つ目のメリット”ユーザーに分かりやすく、伝えたいことが伝わりやすい”のが大きな利点です。シンプル系デザインの方がユーザーがページを開いた際、目に映る情報量が少ないため、コンテンツを閲覧する時に迷いにくく分かりやすいと言えます。

ホームページはブランディングサイトであれ、集客サイトであれ、サイトへ訪れるターゲットユーザーに対し、何かを伝えるために制作を行います。そして、そのメッセージ/伝えたい内容が伝わりやすいことは非常に重要です。

3つ目のメリットが”サイト更新運用が容易な点”です。

ホームページはご存知の通り、看板やチラシ、パンフレット等の他の広告媒体よりも情報アップデートの頻度が高いといった特徴があります。

そして、その更新作業を行う際「更新がしやすいか否か」によって、更新運用時に要する作業工数及び反映までの時間が大きく変わってきます。作業工数を要するということは、月々ホームページ制作会社へ支払う運用費用や更新作業の見積金額も上がります。

ホームページ制作を依頼する発注者の利点以外にも、web制作会社側のメリットとして、モバイル対応/レスポンシブサイトの更新追加を行う際、シンプルデザインの方が運用しやすいのが大きな利点です。

シンプルなホームページ制作/3つのデメリット

1つ目のデメリットは最も影響が大きく、”他デザインよりもwebクリエイターのセンスが問われる”ことです。

シンプルなホームページを制作する際、情報が豊富なwebサイトよりもデザインを行う時のセンスが重要となります。一言にシンプル系webデザインといっても、様々なデザインイメージ/雰囲気があります。

シンプル系のホームページ制作をweb会社へ発注した際、「確かにシンプル系のデザインだけれど、思っていたデザインと何か違う…」といった食い違いは実は多くあります。これは制作を行うデザイナーのセンスと自身が求めるデザインセンスとの違いから起こります。

この食い違いをできるだけ回避する手段として、web制作会社へ発注をする際に”過去の制作実績”を多く見せてもらい「このサイトデザインをしたクリエイターさんへ制作をお願いできないですか？」と交渉するのがお勧めです。制作会社の社内スケジュールにもよりますが要望を伝えて、もしそのwebデザイナーの都合がつくならば、自分が求めるデザインへ仕上がる可能性は一気に上がります。

シンプルデザインの2つ目のデメリットは”他のサイトのデザインに似てしまう可能性がある”ことです。

どうしてもシンプル系webデザインは余分な装飾やレイヤーをそぎ落とすため、見せ方のバリエーションがコンテンツ充実型よりも絞られます。これによって、web制作会社から上がってきたデザインを確認し、満足をしたものの、サイト一般公開から暫く経ち「何かこのホームページ、うちのサイトに似ているな…でも真似した訳ではなさそうだし…」といったケースが起こりえます。

そして、こちらを回避するのはなかなか難しいのが実情です。

3つ目のデメリットが”真似をされやすい”ことが挙げられます。

2つ目のデメリットは、自社がオリジナルのシンプルデザインで制作をしたものの、他の企業デザインに意図せず似てしまった事へ気付くパターンです。ですが、こちらは完全オリジナルで0から他に無いwebデザインで制作をしたけれど、後から他社に真似され「パクられた！」まではいかないものの、似せて作られるパターンです。

シンプルなデザインは、シンプルなデザインであるが故に、他がそれを似せやすいという大きな欠点があります。

極限まで余分な装飾を削ぎ落した画期的なデザインは、デザインというよりもむしろアイデアに近い見せ方のため、そのアイデアについて使用モチーフを変えたり、デザイン的な視点を少し変え、流用されてしまうのが少なくありません。

そして、後から真似をした会社に対し、その旨を改めるよう伝えても「貴社ホームページデザインと当社ホームページデザインとは、〇〇の点が異なり、似せてはいない！」といった返答がある等、このようなトラブルが起きる可能性はあります。勿論、デザインの全てでこういったトラブルの可能性がありますが、シンプル系デザインの場合、アイデア要素が高く、制作工数は少ないため、真似をされる可能性がより高いのが問題です。

今回、「シンプルなホームページ制作を行う際の利点と欠点」について解説をしましたが、いかがでしたでしょうか？

上記の利点と欠点を踏まえ、web制作をシンプル系にするのか、又は他のデザインの方向性で行うのかをよくご検討いただければと思います。

エグゼクティブクリエイションでは今までに2,000を超えるホームページデザインを行ってきました。その中でシンプルなデザインで制作を行った実績を最後にご紹介します。