HP制作時にHTMLとCMSどちらを選ぶべきか？｜ホームページ制作9800円～東京台東区のエグゼクティブクリエイション/反響重視のホームページ制作

新たにホームページ制作を進める際、よく迷うのが「HTMLとCMSとどちらで進めるべきか」です。どちらの制作方法も一長一短があるため、必ずしもどっちが良いという訳ではなく”制作時に何を重視するか？”で決めるのをお勧めします。

HTMLでの制作の場合、専門ソフトを用意の上、htmlやftp等の知識が必要となりますが、デザインの自由度が高い・セキュリティ面でリスクが低いといった大きな利点があります。

そしてCMSはHTMLよりも制作期間を要し、費用も高くなりがちですが、PCだけでなくスマホからも更新を行うことができる・多彩なプラグインがあり、容易に新機能を付与できるといったメリットがあります。

今回のクリエイターコラムではHTMLとCMS、どちらを選択すべきかの基準等について解説します。

新規ホームページ制作時、HTMLか？CMSか？を決める基準

自社内でHP更新をするか？制作会社へ依頼するか？

新規制作時にHTMLで行うべきか、CMSにて行うべきかは実は”サイト運用を自社で行うかどうか”で検討すべきです。

ホームページ自体は制作会社で行うものの、サイト公開後は自社内で管理するのであれば、CMSで制作を行った方が良いでしょう。

特に更新頻度が高かったり、タイムリーに様々な情報を発信したいならばCMSを選択すべきで、更新作業もHP制作会社へ依頼するのではあればHTMLの方が良いと考えます。

CMSはスマホのブラウザを介し、ネット環境があればいつでもどこでもページ更新が可能です。またドリームウィーバー等のホームページ制作専門ソフトも購入する必要がありません。

ただHTMLによる制作と比べるとデザイン表現に制限があります。細部までこだわり抜いたビジュアルで制作をしたい場合は注意が必要です。

CMS制作はセキュリティ面を、HTML制作はSEO面を注意

CMSにはインターネット上で配布している無料/有料のプラグインが多数あり、必要な機能を後付けで簡単に追加することができます。しかしその分、セキュリティ面で標的にされやすいため、CMSのアップデートを定期的に行うと共に、怪しい配布元のプラグインは入れないようにする等へ気を付けなければなりません。

こういった対策を怠ってしまうと、ハッキング被害など知らない内に自社サイトが改ざんをされたり、ウィルスにかかってしまうリスクがあります。

またHTMLであればPC/ローカル上で作業の上、サーバへとアップロードするため、ローカルに元データが存在しますが、CMSの場合はインターネット上のサーバへ直接データを上げるのでローカルに元データがなく、何かトラブルがあった際、復旧が困難となります。そのため、HTMLよりも意識的にバックアップデータを取る必要があります。

HTMLによる制作はCMSのようなシステムが入っていない分、セキュリティ面で安心であったり、HTML・FTPといった専門知識を要するのでCMSよりも攻撃の標的にされにくいと言えます。

さらに各ページ、各パーツ、各コンテンツ毎に異なるデザイン表現をすることができ、TOPページから下層ページまでトコトンこだわった見せ方で作れます。

ただCMSは初期設定やプラグインによりSEO対策上の優位性を簡単に高めることができますが、HTMLの場合、制作を行うクリエイター/コーダーの腕・知識によって大きく左右されます。経験知識の乏しい人間が構築した場合、サイト公開後になかなか検索上位に表示されない…といったこともあります。

また人間がソースコードを書く以上、どうしても制作時や更新時にタグの記述ミスでページが崩れている…といったトラブルが起きます。

サーバ上へデータをアップした後、ブラウザによる表示確認を徹底することでこちらのトラブルをある程度防ぐことができますが、近年のホームページはモバイル対応/レスポンシブ化されている事が多いため、PCによるブラウザ確認とスマートフォン端末による確認を行わななければなりません。その際、CMSの方が自動化されているので崩れは起きにくいと言えます。