ホームページ制作/運用を行う際、Google Search Consoleは間違いなく使用すべきツールです。その機能の中の一つで”インデックス登録のリクエスト”があり、これによって新しくページを設けた時やページ更新を行った際、早期にクローラーに来てもらい検索結果への反映を促すことができます。
しかし2020年10月から、インデックス登録リクエストが使用不可の状態になり「ページの操作が一時的に無効になっています。」といったメッセージも表示されています。数週間で復帰予定との事ですが、現在も使うことができません。
そのため、新たにホームページを制作した・新規ページを設けた・既存ページの更新追加を行い、早急にそれを検索結果上へ反映したい場合、どうすれば…といったお問い合わせを最近いただきます。今回は「Googleインデックス登録リクエストが無効時のその対処法について」ご紹介したいと思います。
Googleインデックス登録申請が無効時にお勧めの5つの対処
そもそもインデックス登録リクエストはどこから行うのか?
1:まずGoogle Search Consoleへとログインをします。
■Google Search Consoleはこちら
2:ログインした左サイドメニューの上から3番目にある「URL検査」をクリック。
そして、ページ最上部の検索枠へ巡回依頼をしたいURLを入力します。
3:「Googleインデックスからデータを取得しています」といったメッセージが表示されるため、そちらの表示が消えるまで、暫く待ちます。
4:すると、以下のような画面が表示をされます。
5:右下の「インデックス登録をリクエスト」をクリックすることで、完了ではありますが、
2020年12月1日 現在もグレーアウトになっており、クリックをすることができない状態となっています。
ではインデックス登録リクエストが無効な場合にどういった対応を行うべきか?について、具体的な対処方法を5つご紹介します。
インデックス登録リクエスト無効時の対処法1:XMLサイトマップの送信
”XMLサイトマップ”とは、制作ホームページ内の各ページURLや更新日・更新頻度などの情報を書いたファイルで、xmlというファイル形式で作られます。このxmlファイルを検索クローラーへ読ませることによって、ホームページ内に存在するそれぞれのページを認識してもらうよう促すことができます。
そのため、まず最初にsitemap.xmlといったxmlファイルを作成する必要があります。その上でGoogle Search Consoleから検索クローラーに対し、送信をするといった流れです。
xmlファイルの作成は、インターネット上にある無料サイト・無料ツールから簡単に作成をすることができます。
■xmlファイルを作成できるサイト例:サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」
上記サイトの場合、最上部へ制作ホームページのURLを入力します。「lastmodの自動取得」は「する」でOKです。
サイトの更新頻度をプルダウンから選びます。そして同一タイトルURLの除外等について入力をしたら、最後に下部にある「サイトマップ作成」をクリックします。
するとxmlファイルをダウンロードすることができます。こちらの生成されたxmlファイルを制作ホームページが入っているサーバ上へとアップロードします。
そして、次のフェーズとして”Google Search Consoleからxmlサイトマップの送信”を行います。まずGoogle Search Consoleへログインし、上から5番目にある「サイトマップ」の項目をクリックすると以下の画面へ行きます。
「新しいサイトマップの追加」項目のxmlサイトマップをアップロードした場所を入力し、右側にある「送信」ボタンを押し完了です。すると下に「送信されたサイトマップ」として、送信日時や現在のステータス/状況、Googleが検出したURL数が表示されます。
新規サイト制作後や新規ページ追加・ページ更新後に、定期的にこちらのxmlサイトマップの送信を行うのが最も有効と考えます。
対処法2:TOPページ等、閲覧数の高いページからリンクを張る
既にGoogle検索から認識をされており、更新頻度が高い・閲覧数が高い・クロール頻度が高いページから、新規ページ(修正更新ページ)へとリンクを張るのも有効と考えます。特にTOPページは上記3条件を満たしている場合が多いため、TOPページ新着情報欄を設け、そこから該当ページへとリンクを張りましょう。
対処法3:対象ページへの外部被リンクを増やす
クロールしてほしいページに対し、外部サイト、ブログや他ホームページ・ポータルサイト等からの外部被リンク数を増やすことで、Google検索から認識されやすくなる可能性があります。
できれば1回1つではなく、定期的に複数の外部リンクを得た方が効果的です。
できれば1回1つではなく、定期的に複数の外部リンクを得た方が効果的です。
対処法4:該当ページの更新頻度を高める
該当ページの更新を定期的に、複数回行うのも一つの方法です。更新タイミングと合わせて、対処法3の外部リンクを追加するとより有効です。
また新規で制作したホームページ自体を巡回させたい場合は、新規ページの追加を複数回行うと良いでしょう。こちらの対策もある程度のプラス効果があると思います。
対処法5:巡回されないページはURLを新しくする
新たにページを作成し、1ヵ月以上経過をしても巡回されない場合があります。そういった、なかなか巡回されないページがあり、上記対処を行ってもクロールされない場合はURLを新しくした上で、クロール頻度の高いTOPページから新たなURLへとリンクを張るといった対策が効果的です。
これによって巡回をされた実例があります。特にワードプレス等のCMSで作られたBlogページの場合、公開日時を更新することでページURLも変わるといった仕様になっている事が多いため、容易に新しくすることができます。一度お試しください。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション WEB制作チームリーダー
WEBデザイナー/マークアップエンジニア:太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと:web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
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