「既に年末年始の連休に入った」「あと少しで仕事納め」といった方も多いのではないでしょうか。
2020年の年末年始は新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、帰省や旅行へ出かけないといった方も多いかと思います。仕事がひと段落し、まとまった時間がある時だからこそ、是非やっておきたいホームページの強化・テコ入れ・見直しについてご紹介をします。
長期連休に行っておきたい制作ホームページへの強化
過去コンテンツ/過去記事のリライト
最近の検索エンジンの傾向として、過去に執筆したコンテンツに対する内容追加や最新情報への更新を行うことで、ホームページ評価が上がり検索順位UPへ繋がるといった例が見受けられます。
弊社 複数のクライアントの制作ホームページにて効果を検証した結果、業種を問わず、過去記事のリライト/更新によりサイト評価が大幅に向上し、ある程度の検索順位の上昇が確認できました。
特に傾向としてコラムやブログページといった日記コンテンツよりも、メインコンテンツの更新を高く評価しているため、執筆から4、5年経過した”閲覧数の高いページに対する更新を行う”と効果的です。
【クライアント/歯科医院ホームページのリライト結果例（2020年9月中旬）】
名古屋で審美歯科治療へ注力されている歯科医院様のリライト実例をご紹介します。
最初のホームページ制作時にコンテンツ掲載を行い5年以上経過した審美歯科のページと、ホワイトニングやセラミック治療等の審美歯科治療に関するブログ記事を6ページリライト。
説明文を500文字程度、解説図/イメージ画像と症例写真4点をページへ追加し、Googleへ再クロール申請を行いました。その結果「地域名+審美歯科」「地域名+ホワイトニング」で、2ページ目の中位16位から、1P目上位の3位へと大幅に順位が上昇をしました。
また、メインコンテンツのリライトより評価は低めですが、ブログ/コラム等の継続的更新や、既存記事に対するリライトも引き続き効果的となっています。
Blog/コラム系記事のリライト時には、ページ上部へ【記事の更新日】2020年12月30日13：00といった形式で、記事のリライト日を明確に記載するとGoogleに対しても、サイト訪問者に対しても有効です。
最も閲覧数の高いTOPページに「新着情報欄」がある場合も忘れずにリライトを行った旨、記載しましょう。
HP内 滞在時間の改善へ繋がるサイト内リンク
こちらも一種のリライト/既存記事に対する強化の一つですが、既存ページの見直しを行う際、掲載内容について関連する他ページへのリンク追加がお勧めです。
特にBlog/コラム系コンテンツに対し行うことが多いのですが、掲載記事の中で「その内容を詳しく書いてしまうと、読み手に分かりにくくなってしまう。内容がブレてしまう」といった時に、その内容について詳しく述べているページがあれば、そのページへのリンクを設置するのが良いでしょう。
そうすることで、詳しく読みたいユーザーに便利で、それ以外のユーザーに対しても邪魔することがないので有効です。
例：当院ホワイトニング治療の詳細はこちら
例えば、歯科医院で行う様々な審美歯科治療に関し紹介するブログ記事の中で、上記のような記載があることで、特にホワイトニングへ興味のある方は上記リンクから詳しく内容を閲覧します。そして、他の治療内容へ興味のあるユーザーはそのまま続きのブログ記事を読みます。
他にも「レコメンド欄」も有効です。ブログ/コラムページの最後に「最後までお読みいただき、ありがとうございます。こちらの記事も人気です」「本記事に関連するこちらの記事も是非、ご覧ください」といった形式で、他記事へのリンクを付けます。
そうすることで”1訪問者あたりの閲覧ページ数の増加” ”サイト内 離脱率の低減”へと繋がり、サイト訪問者にとって便利なだけでなく、SEO対策上も有効です。
特にお勧めな記事の紹介コンテンツ
こちらは弊社ホームページ内にも設けていますが、特に注力して書いたブログ記事や是非読んでもらいたい記事についてを紹介するコンテンツです。
当サイトでいうと「クリエイターBlog厳選記事/ホームページ制作で売上・成果を上げる方法」ページで、TOPページ中段及びサイドメニューの他、各Blogページ上部へ大サイズのリンクバナーを設けています。
長年ブログ運用をしている中で3、4時間で書いた記事もあれば、数日にわたり調べ内容にこだわって書き上げた記事まで、様々あるのではないでしょうか？
多数ある記事の中で、是非読んでもらいたい記事のみをまとめたインデックスページを設け、ホームページ上部のグローバルメニュー内やサイト内の目立つ場所へリンクバナーを追加することで、対象記事の閲覧数が大きく向上します。
ただ、こちらのコンテンツを設けるには、これまで書いてきたブログ記事を一通り確認の上、選別する必要があるため、まとまった時間のある年末年始 連休等に進めるのが良いと考えます。
未掲載の事例やQ&A、お客様の声はないか？
弊社クライアントより「つい普段の業務が多忙だと、本来ホームページ上へ載せた方が良い事例や、お客様からいただいた喜びの声などの掲載が遅れてしまう…または未掲載のまま、忘れてしまうことがあります」といった声をお聞きします。
また、制作ホームページ経由で問い合わせするユーザーが疑問に思う内容を先読みし、掲載する「よくあるご質問とその回答」も同様です。最初のサイト掲載から、暫く新たなQ&Aを載せていない…といった状態についなりがちです。これらの内容を落ち着いた連休中に、ある程度まとまった時間をとってサイト上へ反映していきましょう。
ホームページは初期制作時に力を入れて素晴らしいサイトを作ったとしても、長くそのままの状態が続き放置してしまうと次第にサイト評価が落ちます。勿論、サイト経由のコンバージョンも低下していきます。
そのため、今回ご紹介したような制作ホームページに対する強化をコツコツ真面目に行っていくことが”長期的に成果を上げるホームページへと育てていくPOINT”と言えます。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション 代表取締役：稲垣恵介
1981年2月生まれ。名古屋にて学生時代の殆どを過ごす。幼少期より絵が好きで学生時代 美術部で、毎月のように美術コンクールで表彰されていたのが自慢。
大学は父の影響で「PCやプログラミングについて学びたい」と当時数少なかったIT系の学部へ入りPCそしてインターネットの基礎知識を学ぶ。
大学を卒業後、IT系上場企業へ入社。名古屋にて営業/カスタマーサポート職を経験しマネージャーへと昇格。その後、東京本社で副部長へ昇格。名古屋支店のMGRも兼任し、2年間 毎週東京本社と名古屋とを往復。そして全国300名以上の医療事業部 部長職へと昇格、組織運営を行う。予算策定からメディア広告の立案まで多様な知識を得る。
2010年 大手企業のWEB制作を中心に行っていた同級生のクリエイターと共に、東京台東区浅草橋でエグゼクティブクリエイションを設立。「業界TOPクラスのSEO対策」と「最終成果を重視したweb制作サービス」を主軸に、2,300社以上のホームページを手がける。
稲垣個人としてはホームページ制作経験600サイト以上、18年以上のキャリアをもつ。Web制作/WEB集客のプロフェッショナル。
得意なこと：WEBデザイン/SEO対策/PCサポート 苦手なこと：睡眠不足
一言：WEB集客の駆け込み寺でありたい
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