狙った検索キーワードで上位ランクし、魅力的なサイトタイトル設定により、サイト訪問者が増加をした次に行うべき施策として「会社/サービスの強み及び、依頼時メリットの明確化」そして「そのまま容易に問い合わせをできるようにする」といった点へ注力する必要があります。
本日は前回の続きとして、こちらの2つの施策について詳しく掲載します。
BtoB向けホームページ制作の成果を上げる取り組み
前回のブログでご紹介した2つの施策と共に、以下の2つを適切に行うことで、第1フェーズのコンバージョンを獲得できるようになるため、とても重要です。
【第1フェーズCVを獲得する施策3】会社の強みと依頼時メリットの明確化
検索結果からHPへユーザーが訪れる際、まず確認をするのがTOPページです。
TOPからではなく、下層ページ経由で訪れるサイト訪問者も、多くが次にTOPページへアクセスをします。そして殆どのユーザーがページを開いて、5秒程度、2~3スクロール以内の掲載コンテンツを見て「そのままページ内に留まるか?サイトから離脱し、検索結果へと戻るか?」を判断します。
その際に”以下3つの内容が分かりやすく載っているかどうか”で、他下層ページも閲覧する若しくは、問い合わせのためのアクションを起こすかどうかが決まります。
1:まず、どういったサービスの会社か?
2:何が強みの会社で、同業他社と比べ何が違うのか?何が優れているのか?
3:依頼をすると、自社がどう良くなるのか?(費用目安も分かると良い)
こちらの3つについて、”ターゲットユーザー目線で”十分に考える必要があります。
ですが、意外と「デザインに凝り過ぎていて、カッコイイホームページだけど何の会社かイマイチ分からない」「何の会社かは分かるけど、たくさん似たような会社はあるのでは?」「強みや特徴をうたっていて、何かすごいけれどその強みがピンとこない。自社には関係なさそう」といった打ち出し方が実は多いのが現状です。
例えば分かりやすく、機械加工を行っている製造業様の例でいうと「当社は東京台東区で2代40年以上、〇〇の仕事を行っています」「仕上がりの良さ・品質に自信があります!」と大きく載っていても、サイト訪問者/依頼先企業を探している担当者には「なるほど・・」だけで終わりの可能性があります。
それよりも「現在の取引先では加工が困難… このような難易度の高い加工も是非ご相談下さい!まずは無料お見積依頼をどうぞ」や「特急での加工や、試作/単品製品を作ってほしい!といったご依頼も歓迎します」「現在依頼をしている企業が高いと感じている… ⇒当社ではコスト削減のためのご提案も行っております」「多品種少量生産もお任せください!」「〇〇〇サイズ以上の大型製品を作りたい。超精密な加工を高精度で可能な会社探しているといった会社様も一度ご連絡下さい!」といった内容の方が具体的で、新たな取引先を探している担当者さんも一度連絡をしてみよう!となります。
そのため、ユーザー目線で「検索キーワードからホームページへ訪れる人は、自社に対しどのような内容を求めているか?」「どういった内容を見ると、問い合わせをしたくなるか?」さらに「その会社が相応しい理由。その会社でないといけない理由」があるとベストです。
こちらがあると、同業他社比較といった選択肢が無くなります。
またサービス費用、依頼した際の費用目安も分かるようになっていると、より良いでしょう。
【第1フェーズCVを獲得する施策4】そのまま容易に問い合わせできる
ホームページを訪れたユーザーへ魅力が的確に伝わり、興味を持っていただけたら次に”そのまま全く探すことなく、迷うことなく、問い合わせフォームへ行ける/電話できる仕組み”が大切です。トップページ上部の目立つ場所や、各ページの上部・中部・下部へ問い合わせボタンを配置したり、画面端に固定式で常に「問い合わせボタン」が表示される仕様にするのも効果的です。
また”問い合わせボタン自体のビジュアルも重要”で、複数サイトのA/Bテストの結果により、明るく爽やかなグリーンや濃い色合いのオレンジ色ボタンのクリック率が高いことが分かっています。
コンテンツ/バナータイトルも「お問い合わせ」や「ご依頼はコチラ」ではなく、「図面を元にした無料お見積りはコチラ」「リフォームに関する無料相談・無料現地調査」「読んで良かった!無料成功事例集の資料請求はコチラ」等の方がクリック率が高く有効です。
こちら以外にも第1フェーズCVを得るための施策として、「素材写真を中心とした構成ではなく、実際の社員やエンドユーザーの写真を多数掲載する(信頼度の向上)」「サイト公開後、アクセスログを確認するとPCよりもモバイルユーザーの方が多いため、スマホ版コンテンツの打ち出し方を検討する」等もあります。
上記取り組みを着実に行うことで、第1フェーズのCVを得ることができ、そして実際に問い合わせ数が上昇した後は”第2フェーズCVの獲得へ向けての取り組み”を行いますが、第2への施策は多岐に渡ります。
第2フェーズはそのホームページの状態/段階にあわせ、大掛かりなページ改善と共に細かな施策を積み重ねることで、すぐに大きな反響へ繋がらなくても半年後、1年後には急激なCVR上昇へと繋がります。
「この施策にさえ注力をすれば、一気に反響が上がる」といった施策は基本的に存在しません。ですが、有効な改善と新たな施策を継続的に行い続けることで、高い成果を得ることができます。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション WEB制作チームリーダー
WEBデザイナー/マークアップエンジニア:太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと:web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
---------------------------------------------------------------
成果率の高いホームページ制作をお求めなら
東京のエグゼクティブクリエイションへ!
---------------------------------------------------------------
◇Webサイト制作/運営についてのお問合せはこちら
TEL: 03-5839-2512
FAX: 03-5839-2513
≫ホームページ制作 のエグゼクティブクリエイションTOP