前回のスタッフBlogでは「BtoB」のweb制作で、成果を上げるポイントについて解説をしました。
今回はその続きとして”第1フェーズユーザーを得るために必要な4つの施策”の1と2を詳しく掲載します。施策1は「SEOキーワードでの上位表示」、施策の2は「魅力的なサイトタイトル設定」となり、それぞれBtoBのホームページで反響を上げるために必要不可欠なPOINTです。
これから新たにwebサイトを立ち上げる企業様も、既に制作を行いサイト運営をされている企業様にも是非今後の参考にしていただきたいと思います。
BtoB向けホームページの反響を上げるための重要施策
前回お伝えをしました、まず最初にターゲットユーザー/ペルソナが決まり、検索キーワードがある程度決まりましたら、次の施策として、以下の取り組みを行っていくことが重要です。
【第1フェーズCVを獲得する施策1】SEOキーワードで上位表示をする
200万円以上かけて、どんなに優れたホームページを作ったとしても、それを多くのインターネットユーザーから閲覧される環境ができていなければ、「人通りの少ない山奥に素晴らしい大きな看板を置いているのと同じ」です。
そして特にBtoBの場合、近年 Google/ヤフーの検索エンジンを使って、新たな取引先を探しています。
では「どうすれば狙ったキーワードで上位表示をできるのか?」というと、検索順位を決めるGoogleは200以上のランキング要因を基に順位を決めていると言われています。その中でも特に「良質なコンテンツ」と「良質な外部被リンク」施策に注力をする必要があります。
Googleランキング要因の中で、大切な「良質コンテンツ+良質外部リンク」対策を行うことで、サイト価値が向上し、様々なキーワードで上位ランクをされやすくなります。
良質コンテンツとは「独自の内容・掲載内容が深堀りされている・明確な数値データや根拠がある・ユーザーに役立つ・ユーザーの問題解決となる・専門家によるコンテンツ・内容が分かりやすい」等、検索ユーザーの検索意図に応えるコンテンツです。
検索をしたネットユーザーが「そうそう、これが知りたかった!または、なるほど!勉強になった」「このHPはお気に入りに入れて、また見てみよう」となればベストです。
上記流れをしっかりと意識する必要があります。そのため、ただ見た目がカッコイイwebサイトや自己満足に近いサイト、文章だらけで読む気にならないサイト、やたらとサービスの説明/セールス内容が多いページは検索ユーザーが求める内容ではなく、むしろストレスになり、そのホームページから離脱してしまいます。
あまり内容を読まれない離脱率の高いサイトは、後に検索順位を落とされるので注意する必要があります。
続いて上位表示されるために不可欠な要素の2番目、良質外部リンクとは「検索エンジン評価の高いサイト(検索評価指数が高い)からの推薦/リンクを得ること」です。質の悪い外部被リンクは現在 逆に順位低下要因となる可能性があるので避けなければなりません。
「どういったサイトが良質サイトか?」は、専門ツールを使うことで明確に点数化され、知ることができます。このGoogle評価指数が高いサイトの多くが、上位表示をされています。
また、良質コンテンツをHPへとアップするタイミングと外部被リンクを得るタイミングにも注意すべきでしょう。
そのため、まずは最初に「1番目の良質コンテンツの作成」に注力しましょう。外部リンクを集めるのは、あくまでも自然に外部リングが集まることを意識する必要があり、無理にこちらを行おうとするとスパム判定を受けたり、逆にサイト評価の低減/順位低下の要因となるため、無理に行わないようにしましょう。
当社が通常、ホームページの評価を測る際に使用している専門ツール基準の話となりますが、SEO対策を意識してサイト運用をしていない場合、ツール評価はおおよそ0~6程度です。
ですが、上記で述べた対策を適性に行うと、3ヵ月から半年程度で15前後にまで評価指数が上がります。
これをまず18~20まで高めると共に、後にご説明する「効果的なファーストビューと有効なコンテンツ掲載」を行うことで、新規問い合わせ数が増加します。
≪検索エンジン評価指数と反響の比例≫ 当社 運営管理webサイト実例
・東京都内 BtoBサービスを提供している上場企業様例:検索エンジン評価指数:26
制作ホームページ経由で、上場企業等 年間30社の新規依頼を獲得。
1社あたりの新規売上は数千万円。
・埼玉 総合建設業様(社員数30名)評価指数:24
ホームページリニューアル後、これまで月2件の問い合わせ⇒ 月間20件以上の新規問い合わせ及び施工依頼を獲得。
・名古屋 歯科医院様(医院HP・サテライトサイトを2サイト作成 ) 評価指数:27
HP経由で20名新患を獲得できれば成功とされる中、倍の月40名以上の新規患者を獲得。
・エグゼクティブクリエイションHP(サイトデザインは10年前に作成) 評価指数:45
2018年、2019年で有名大学様・大手建設会社様・大手人材教育会社様など 541社の新規ご依頼/お問い合わせを獲得。
このように業種や会社規模を問わず、コンテンツ・外部リンク面の適正な強化によって、検索エンジン評価指数の向上から高い成果を上げています。
またホームページ公開後のお話となりますが、新規問い合わせ数が増加し始めたら、必ず行うべき測定があります。
設定キーワードで上位表示されてから「どれぐらい閲覧数と問い合わせ数が増加したか?」の検証は勿論、問い合わせをいただいた際、以下3点をヒアリングし、今後のマーケティングへと活用すべきです。
エンドユーザーから新規問い合わせが電話又はメールであった際
・どのようなキーワードで検索をされましたか?
・PC/スマホ/タブレットのどの端末からお調べになりました?
・当ホームページをご覧いただいて、どういった点に惹かれ、お問い合わせをいただけたのでしょうか?
についてを詳しくヒアリングしましょう。
上記ヒアリング結果に基づき「SEOキーワードの調整や掲載コンテンツ、ブログテーマの検討を行う」ことで、CVR/成果率は着実に上がっていきます。
【第1フェーズCVを獲得する施策2】魅力的なサイトタイトル設定を行うこと
メインキーワードで上位表示を果たしたら、次に重要なPOINTが「検索結果の1ページ内に10サイト並んでいる中で、ユーザーがクリックしたくなるようなタイトルにすること」です。
これによって、オーガニック検索からHPへの流入数そして成果率が大きく変化します。
例 現サイトタイトル:
住宅改築 内装リフォーム 水まわり工事 台東区 〇〇株式会社
↓
●サイトタイトル変更例
・住宅改築・内装リフォームのプロ集団!台東区の〇〇株式会社|水まわり工事も
・住宅改築をご検討中なら台東区の〇〇株式会社/水まわり工事や内装リフォームのプロ集団!
・内装リフォームや住宅内装改築なら何でもご相談下さい!台東区 〇〇株式会社/納得の水まわり工事も
上記は一例となります。
タイトルは検索結果の中で目立つ部分で、30から35文字程度でSEO対策面も考慮の上、決めます。3案ほどに絞って、3ヶ月~半年ごとにタイトル変更を行い、HPへの流入数変化を検証の上、正式決定をするとより効果的です。
また、同様に検索タイトル表示の下へ表示されるディスクリプションも90文字前後で、ユーザーにとって魅力的な内容にする必要があります。
ディスクリプション例:
東京台東区を中心に内装リフォームに対応している〇〇株式会社では、お客様目線での住宅改築・内装リフォームそして水まわり工事に注力しております!
次回のクリエイターブログでは、今回の続きとして「第1フェーズCVを獲得する施策その3:会社の強みと依頼時メリットの明確化」「その4:そのまま容易に問い合わせできること」について掲載をいたします。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション WEB制作チームリーダー
WEBデザイナー/マークアップエンジニア:太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと:web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
苦手なこと:ルーチンワーク(だから効率化へ注力)
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