ホームページ集客/webマーケティングを行う上で重要なSEO対策。
SEOに関する”最近の傾向”及び”効果的な施策と逆効果な施策”について、2020年1月版として掲載いたします。Googleコアアルゴリズムの大規模なアップデートは昨年に続き、2020年1月半ばにも行われ、大幅な順位変動がありました。
最新のSEO対策に関して、インターネットで検索をすれば山のように様々な情報が出てきます。そのため時には、サイトによって内容が異なり、どの情報が正解で、どの情報が間違っているか?困ることもあるのではないでしょうか。
しかし、弊社では常に2,000件以上のHP運用を行っており、アルゴリズムアップデートがあった際は「順位が上昇したHPと下落したHP」を比較し、細かく分析を行っています。こういった分析結果に基づく有効な対策について、お客様への情報提供と共に当ブログ内でも情報発信をしています。
本日はその分析結果の一部を3回の記事にわたり、ご紹介したい思います。今回は”①検索順位が上がったHP”について詳しく解説をします。
【記事の更新日】2020年8月20日(木)19:30
コアアップデート後、順位が上がったHPは?
今回の弊社 独自分析によりますと、以下の3つのホームページについて大きな順位上昇が見受けられました。
1:ユーザーの検索意図へ的確に応えている
まず1つ目の特徴が”ユーザーの検索意図に対し適切に応え、ストレスなくユーザーの目的を果たせるサイト”です。
こちらは前々からGoogleが言っていることで、検索エンジンはインターネットユーザーの意図を重視し、その意図/ニーズに対し、スムーズに応えることができるホームページを高く評価します。
そのため、HPを運用管理するwebマスターは自社サイトが重視するSEOキーワードに関し「検索ユーザーがどういった機会に?」「どのような目的で?」「何を知りたいのか?」「そして、得た情報を元にどういったアクションを起こすのか?」を深く検討し、サイト設計/コンテンツ作りを行なわなければなりません。
検索ユーザーの目的に応える形のコンテンツ内容は勿論、「読んでみたくなるページタイトルになっているか?」また、「掲載内容に具体的な根拠や数値データ・グラフ等はあるか?」も大きな評価POINTの一つとなります。
2:スマホ化・SSLに対応済み
スマートフォンユーザーの検索ボリュームは近年大幅に増え、美容系・歯科系など業界によってはPCユーザーよりスマホユーザーの方が圧倒的に多い現状です。
こういった背景もあり、Google検索はwebサイトのモバイルフレンドリーを推奨しています。
同様にインターネットセキュリティの強化対策として、webページの常時SSL化も勧めており、2018年7月24日以降、Googleクロームブラウザ内でSSL非対応のページを開いた際に目立つように警告が出るようになっています。
そしてこれはオーガニック検索結果にも影響を与えており、最近順位が上昇したHPの多くがスマホ対応及びSSL対応を完了していました。
そのため、まだ自社サイトのスマホ対応、SSL対応が出来ていない場合は早急に行うことをお勧めします。
3:対策SEOキーワード数が少ない
最後に”SEO対策キーワードが絞られているwebサイト”です。
年々、検索エンジンは「1サイトで複数の上位表示」といった状態を避けるようになっており、最近のアルゴリズムアップデート後、順位が上がったHPの多くがある特定のSEOキーワードに特化して対策を行っていたことが分かりました。
3つ、4つの検索語句で上位を狙っているサイトは順位が上がりにくく、1つまたは2つのみに絞りSEO対策を行っているサイトの順位が上昇していることが分かりました。
運営サイトについて、現在複数のキーワードで対策をしていて、全体的に順位が良くない場合は対策キーワードを1つ、2つへ特化させた方が有効です。
どうしても3つや4つといった複数キーワードで上位表示をさせたいなら、別サイトを新たに設け、本サイトに2つ、サテライトサイトに2つのSEOキーワードといった形式でSEOを行うことをお勧めします。
次回のクリエイターブログでは、逆に2020年1月のアップデート以降、ランキングが落ちたHPについて解説をします!
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
代表取締役:稲垣恵介
1981年2月生まれ。名古屋にて学生時代の殆どを過ごす。幼少期より絵が好きで学生時代 美術部で、毎月のように美術コンクールで表彰されていたのが自慢。
大学は父の影響で「PCやプログラミングについて学びたい」と当時数少なかったIT系の学部へ入りPCそしてインターネットの基礎知識を学ぶ。
大学を卒業後、IT系上場企業へ入社。名古屋にて営業/カスタマーサポート職を経験しマネージャーへと昇格。その後、東京本社で副部長へ昇格。名古屋支店のMGRも兼任し、2年間 毎週東京本社と名古屋とを往復。そして全国300名以上の医療事業部 部長職へと昇格、組織運営を行う。予算策定からメディア広告の立案まで多様な知識を得る。
2010年 大手企業のWEB制作を中心に行っていた同級生のクリエイターと共に、東京台東区浅草橋でエグゼクティブクリエイションを設立。「業界TOPクラスのSEO対策」と「最終成果を重視したweb制作サービス」を主軸に、2,300社以上のホームページを手がける。
稲垣個人としてはホームページ制作経験600サイト以上、18年以上のキャリアをもつ。Web制作/WEB集客のプロフェッショナル。
得意なこと:WEBデザイン/SEO対策/PCサポート 苦手なこと:睡眠不足
一言:WEB集客の駆け込み寺でありたい
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