検索順位が低下したサイトor低下しやすいサイトについてを知ることで、順位低下リスクに関し予め予防できるため、「やってはいけないSEO対策」を知ることは大切です。
アップデート以降、検索ランキングが低下したHPとは?
下記4つのどれか若しくは、いくつかに当てはまるサイトの順位が低下をしています。
1:重複コンテンツの多いサイト
特に運営サイト内にBlogを設置している場合、要注意です。何故ならブログを長年運用していると、ある程度しっかりとExcelの表などで管理をしていないと「以前に書いたことのある内容と同じような記事を載せてしまうことがある」からです。
複数人でブログ運営をしている会社でよく見受けられます。Aさんが数年前に書いたことのあるテーマで、Bさんがまた書いてしまい、そのまま内容が重複した状態でサイト上に載っている…しかもこういった記事が1ページ2ページではなく、複数ある場合、順位低下の要因となります。
上記点について、気にしながら運営を行っていても長くブログ更新を行っているとどうしてもネタ切れになり、ついつい同一テーマで記事を書いてしまうことがあるため、十分注意しましょう。
2:検索意図とかけ離れたコンテンツを多数所持しているHP
検索ユーザーは必ず何か目的があって、検索をします。その目的に合わないコンテンツが多い、そういった情報ばかりを更新しているHPは順位が低下します。
例えばリフォーム会社の例でいうと、ユーザーは自宅のキッチンリフォームを検討していて「キッチンリフォームの費用目安」や「リフォームの流れ」「不備があった際の対応/保証面」について、知りたく調べているにも関わらず、自社の強みや自社の素晴らしさ、スタッフ紹介、会社内でのイベントばかりを載せている場合、これに該当します。
仮にユーザーが得たい情報/コンテンツもHP内に存在していたとしても、余分なコンテンツが多過ぎる場合、それがノイズとなり順位低下へ繋がる可能性が高いです。
得たい内容へすぐにたどり着かなければ、ユーザーはストレスを感じ、すぐにサイトから離脱してしまうことを忘れないようにしましょう。
3:宣伝の多いサイト
これは2の内容に近いですが、自社サービスに関するアピールが多過ぎると低下要因となるので、ある程度控えることが大切です。
勿論サイト訪問者に対し、自社サービスについて「他社とどこが違うのが?どう良いのか?」を伝えることは必須です。しかしその割合が多過ぎると、ユーザーがうんざりするだけでなく、検索エンジンからも低評価を受けます。宣伝が”検索意図のノイズ”になるためです。
なのでブログ記事でいえば、1記事に対し「キッチンリフォームに関するご相談/お見積りはお気軽に当社まで」ぐらいの告知とメールフォームへの誘導が記事下部にあるぐらいが良いでしょう。
4:サイトボリュームはあるものの、内容が薄いページ
数年前に有効であったSEO対策の一つに「運営サイトに対し、できるだけ多くのtextを載せること」がありました。多くの文章をライティングし、それに対し適度に検索キーワードを入れるといったやり方ですが、これには気を付けなければならないPOINTがあります。
それは「ただただ文章を多く書く」のではなく、「ユーザーが得たい内容を分かりやすく書くこと」「ユーザー視点で書くこと」です。どんなに内容が優れたコンテンツでも、余計な文章が多く分かりにくければ読む気になれません。そしてすぐにそのサイトから離脱します。
そのため、文章量よりも分かりやすさ”ユーザーへ伝えたい内容が的確に伝わる(最短で伝わる)”といったPOINTを重視すべきと言えます。1記事の文章が多過ぎるページを見直し、不要な文を省いたり、そもそも内容が薄く無くても問題のないページは削除してしまうといった改善が有効です。
ページボリュームが多いのはその分、サイト訪問者が訪れた際”多くのコンテンツの中から、得たい内容を探さなければならない可能性が高い”ことを考え、ニーズのある記事をより目立つ場所へ配置し、見せ方も工夫するなどの施策も効果的です。
次回は「最近の検索エンジン評価の傾向」をメインに、より詳しく解説予定です。
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