今回は久しぶりにホームページ制作後に重要なSEO対策に関する話題です。
8月にGoogle検索のアルゴリズムのアップデートにより、多数のwebサイトの検索ランキングが変動しました。
弊社では2,000以上のweb制作・運用を行っているからこそ、こういったアルゴリズムの変動に伴い「どういったサイトの検索順位が上がり、どのようなHPのランキングが低下したか?」がある程度分かります。
ここ数ヶ月の間に順位が上昇したHPの特徴して、”サイト内にブログ/コラムを実装している”点が挙げられます。こういったコンテンツは継続的な更新追加をしやすい利点があり、以前からSEO対策上有効とされていました。
しかし、ただBlogページを設け、漠然と更新運用を行っているだけではあまり検索順位は上がりません。むしろ更新を行うことによって、順位が低下してしまう場合もあります。本日の記事ではSEO上、有効なブログ掲載内容についてもお伝えします。
また以前より影響力は落ちたとはいえ、引き続き(良質な)外部リンクも大切なランキング要因となっていますので、コンテンツ面と外部リンク面の強化へ注力していくことが有効です。
2018年11月2日 最近の効果的なSEO対策について:専門のweb制作会社 考察
ブログ・コラムページの優位性
冒頭でお伝えしましたブログ/コラムページに関しまして、専用ページを設けているHPの方が検索順位が上昇する傾向にあります。ただ注意しなければならないのが、HP内ではなく外部にあるブログ、アメーバブログ等のブログサービスは別である点です。
アメブロ等を更新し、そのページからHPへと外部リンクを張られている方も多いですが、基本的に外部サービスのブログではなく、ホームページ内(HPと同じサーバ内で、HPと繋がっている)へBlogページを設置し更新を行った方が有効です。
HP内に設置したブログで1記事ラィティングをする毎に1ページ、ページ数が増加していく作りが特にお勧めです。ブログを定期的に更新することで「検索エンジンが認識するHPの所有ページ数」が増えるのは大きなメリットです。そのため、ブログページがHP内にあっても殆ど更新をされていないサイトはSEO上の優位性はあまりありません。
そしてブログもただ書けば良いのではなく、ホームページのサイトテーマや検索キーワードを意識した内容でライティングしなければなりません。会社サイトであれば、事業内容と全く関係のない、飲み会の内容や旅行の内容等を書き続ければ、それが”検索ユーザーの求める情報の邪魔となる”とGoogleから認識され、逆に順位が低下するリスクがあるので注意が必要です。
更新頻度や掲載ボリュームよりも、コンテンツの質を重視
従来は半年に1回の更新よりも毎月の更新、毎月の更新よりも週1の更新といったように高い更新頻度によって、検索優位性が高まる傾向にありました。ですが最近のGoogle検索は更新頻度よりもコンテンツの質を重視しています。いくら毎週記事をアップデートし続けても、その掲載内容が適切でなかったり、内容が薄ければサイト評価は上がりません。
掲載ボリュームも同様に、以前はtext量が多い方が有効とされてきましたが現在は必ずしもそうではありません。重要なのは”いかにユーザーに対し、求める(役立つ)情報を分かりやすく伝えるか?”で、検索ユーザーが得たい内容を500文字程度で明確に載せている記事と、同じような内容でもまわりくどくて不要な内容まで載っている2000文字の記事とでは、500文字の方が早く正確に、ストレスなく情報を伝えることができ、満足度の高い記事と判断されます。
高い頻度でボリュームある記事を書き続ければ、上位表示されるといったSEO対策が通用しなくなっています。
SEO対策上、外部リンクも未だ重要
多様なサイトからとにかく多くの被リンクを集めれば、上位表示されるといったSEOは通じなく、リンクもコンテンツと同様に質が大切です。
自社サイトへリンクを張ってくれる被リンク元サイト自体が「良質なコンテンツを保持し、良質な外部リンクを集めているか?」が重要な指標です。誰でも簡単にリンクを得ることが可能なポータルサイトや発リンク数の多いポータルサイト等からの外部被リンクの優位性も年々低下しています。
リンクは得ることは勿論大切ですが、発リンク(自社HPから別のサイトへ張るリンク)面にも気を使った方がよく、自社サイトのテーマや掲載内容と全く関係の無い不特定多数のサイトへリンクを張ることは避けるべきです。SEO対策の一環として、多数のHPやポータルサイトと相互リンクを張っている場合は内容の見直しや削除を行った方が良いでしょう。
バズキーワードがSEOに与える影響
2018年8月のアルゴリズムアップデータで、大幅に検索順位の上昇やアクセスアップが確認されたサイトの共通点として「バスキーワード」も挙げられます。名古屋のとある歯科医院様のアクセスログを見ると、以前ブログ記事として書いた2つの記事が特定のキーワードで上位表示され、数千のアクセスを得ています。これによって、複数のSEOキーワードで上位表示をされるようになりました。
バズキーワードはアクセスログ分析の「サイト訪問者 上位アクセスページ」の項目等から確認することができます。アクセスログ上で、通常閲覧数の高いTOPページよりも著しくアクセスの高いページがあれば、何らかの検索キーワードでバズり、高いアクセスを集めている可能性があります。
バズキーワードがあることで急激に高いアクセスが集まり、アクセスが集まることで検索エンジンも人気のあるHPとして認識し、検索順位が上昇するといった流れです。特に医療系のサイトで、以前書いたコラム・ブログ記事に関連する内容がTV放映され、放映後 視聴者が検索し、その記事に対するアクセスが急激に高まるといったことがあります。
そしてバスキーワードの影響で、メインキーワードだけでなく、複数のスモールキーワードの順位が上昇するケースも確認されています。
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