今回はよくいただくご質問とそれに対する回答をご紹介する記事です。"SEO対策はサイトの作成段階で行った方が良いのか?それともアップ後に行うのが有効なのか?"といったご質問をお客様からよく頂戴します。
現在、他のweb制作会社でサイトを制作中で、一般公開後の検索エンジン対策を検討中の方より特に多いご質問です。「HPに対する効果的な運用や検索対策が必要なのは分かっているけれど、制作依頼した会社ではSEOにあまり強くない...」ということで、サイト公開後の運用保守・SEO対策を専門に行っている会社を検討されるケースがよくあります。
ただ、そもそもSEOは初期制作フェーズで行うべきなのか、アップ後でも問題ないのかは気になる点だと思います。本日はこちらの疑問に対する答えを掲載いたします。
自社のホームページを制作する際、"デザイン重視"で制作会社を検討されることが多いのではないでしょうか。
しかし、どれだけビジュアルに優れた素晴らしいwebサイトを作成しても、それを多くの会社や人々から閲覧されなければある意味、自己満足のホームページになってしまいます。弊社へサイトアクセス数の向上/反響アップ対策に関するご相談いただく会社様のページを確認すると、こちらのようなケースが意外と多くあります。
記事のリライト:2018年10月15日(月)
HP制作の初期段階で行った方が有効
「200万円以上かけて妥協なく、とことんこだわったデザインのwebサイトを作ったものの、全く反響が無いのです」とご相談いただき、アクセスログ/閲覧環境などを詳しくチェックしてみると、やはりSEO対策面が不十分でメインキーワードにて上位表示されておらず、月間閲覧数が100を切っている状態も少なくありません。
ホームページを作っただけで、サイト評価を上げる更新運用やSEOを全くしていない場合、案外100アクセスもないことが多いのです。
そのため、自社を知らないインターネットユーザーにサイトを通じ認知してもらうには、やはり専門的なSEOやリスティング広告等が必須と言えます。リスティング広告は完成しているHPに対し、アクセスが増加するよう出稿するものなので、大前提としてホームページが完成している必要がありますが、SEO対策の場合はどうでしょうか。
結論としては、"サイト公開前の制作段階から行うべき"と考えます。HPが完成後にSEO強化を行うこと自体は可能でありますが、SEO対策/ホームページ経由の成果を最大限に得るにはできるだけ早い段階で行った方が有効です。
ベストはサイト制作前のディレクション段階からSEO面を考慮し、作成を進めることをお勧めします。何故なら、サイト制作前から検索キーワードの選定を行い、その決定したキーワードを加味したコンテンツ・掲載原稿をライティングした方が効果的だからです。
例えば「水まわりリフォーム+地域キーワード(東京や台東区、浅草橋など)」での上位ランクを目指すならば、やはり"水まわりリフォームの専用ページ"を設け、水まわりリフォーム時のチェックポイント、注意点、工事の流れ、施工事例紹介、水まわりリフォームのQ&A、お客様の声といったコンテンツを設けた方がSEO上の優位性が大きく高まります。
また、予めどういったキーワードでどのページを上位表示させたいか?を選定しておくことで、サイト内部のリンク導線も加味して作成することができます。ページ数の多いHPで、こちらの対策をサイト完成後に行う場合、大掛かりな改修が必要となります。内部リンク以外にも各ページタイトルやタイトルタグ(h1・h2・h3タグ等)の設定も関わってくるため、事前の取り組みをお勧めしています。
ホームページ完成後に見直す形でSEO対策を行うよりも、初期作成フェーズから進めた方が得られる効果が高いのは間違いありません。
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