WEB制作時の最初の段階、ディレクション時にwebデザイン/コンテンツ内容と共によくご相談いただくのが”タグラインとキャッチコピー決め”についてです。こちらは多くの場合、ホームページTOPや下層ページ、ランディングページの上部へ目立つように配置され、そのサイト全体の最終成果へ関係するためとても重要です。
特にタグラインは「企業・Webサイトの不変のメッセージ、スローガン」のようなもので、サイト全体にかかる文面のため、定期的にころころと変えるものではなく十分に検討してから決める必要があります。
またキャッチコピーは状況に応じ変わっていくものなので、タグラインほど慎重に慎重を重ね決定しなければならないわけではありませんが、その商品やキャンペーン/取り組みに対しインパクトを持たせた文面や内容の伝わりやすさ等を意識しなければなりません。
今回のCreatorブログでは、タグライン・キャッチコピーを選定する際、複数挙がったコピーの中から「マーケティングの視点で有効なものを選別するポイント」に関しご紹介いたします。
Web制作後のコンバージョンへ影響するタグラインとキャッチコピー
キャッチコピーやキャッチフレーズは馴染みがあり、何となくニュアンスとして、どういったものか分かるかと思います。商品やサービス、キャンペーンについての宣伝として、印象的/インパクトある/メッセージ性があるコピーです。端的で短く1行程度のものもあれば、比較的長文のものまであります。
そして、最近耳にするようになった”タグライン”とは簡単に説明すると、その企業や団体のブランディング・スローガン・コアとなる意思で、キャッチコピーよりも重要度が高い文面です。キャッチコピーよりメッセージ性が高く、印象的なもの、不変的なメッセージ/スローガンとなります。理念やコンセプト等を表します。
「タグラインを聞いた瞬間、企業名が思い浮かぶもの」が優れたタグラインと言えます。すぐに思い浮かぶということは、それだけ記憶に残りやすいという事でもあります。
キャッチコピーは事業内容や商品、キャンペーンや取り組みごとに異なる内容でも問題なく、一定期間で変わることがよくありますが、タグラインはある程度の期間 固定されます。
複数案の中から、タグライン・キャッチコピーを選ぶポイント
タグライン・キャッチコピーを決める際、多くが複数名で複数の案を出しあい、その多数の案の中から優れたものを選定します。ただ選定の際、「どういった視点で、どのようなポイントをおさえ、決めれば良いか?」迷うのではないでしょうか。そこで弊社がマーティングの視点で、選定する際の7つのポイントを以下へ掲載します。
【Web制作に伴うキャッチコピー/タグライン設定 7つのポイント】
1:まだ自社のことやそのサービスをあまり知らないサイト訪問者が見た際に、伝わりやすいか?
2:どのような価値を提供することができるか?が明確。具体的であること。
3:インパクトが強い。そのキャッチコピーを見た後に暫くの間、そのフレーズが頭に残り、離れない。
4:その文面の根拠や理由が気になる。根拠等を読みたくなるか?
5:短くて読みやすいけれど「伝わりにくいもの」より、少し長くても「明確に内容が伝わるものこと」
6:閲覧者にとって、具体的なメリットを感じられる内容か?利点を想像できるか?
7:誰に対する呼びかけか?ターゲット層がハッキリしている。ある程度絞られていること。
キャッチコピーを見た瞬間の印象など、直観的なものも大切ですが、具体的に上記7つのポイントで検討し、〇△×をつけたり、評価点を付けたりし、比較をすると有効なキャッチコピーが決まりやすくなります。
また、実際に声に出して、読み上げた時に感じる「読みやすさ」や「語感」も考慮すると良いでしょう。
タグラインやキャッチコピーは制作ホームページだけでなく、会社パンフレットやチラシ、雑誌掲載、メルマガなど多様な媒体へ使用できるので、それなりに時間をかけて案を出したり、選定する価値のあるものです。
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