「取引先の多くがホームページを持っているから、そろそろ当社も作ろうか？」「先代までは作ってこなかったけれど、代替わりを機にwebサイトを作成してみようか！」と思った時、”そもそもホームページ作成ってどのような方法があるの？”と疑問を持たれるのではないでしょうか。
多くの方が「専門のホームページ制作会社へ依頼するもの」とお考えだと思いますが、実はそれ以外にも複数の選択肢があります。
例えば、WixやJimdoといったホームページ作成サービスを利用する方法や、会社としてではなくフリーランスで対応されている方/個人事業主の方へ依頼する方法、クラウドサービス/マッチングサービスを活用し、個人で副業として制作を行っている方・ご知り合いに作ってもらう方法、在宅でやられている方へ直接依頼する等、多彩な手段があります。
ただ勿論、弊社はホームページ制作専門の会社のため、制作会社を全面的に推したい！のが本音ではありますが”皆様の選択肢を広げる” ”その方に合った最適な手段をご検討いただくため”今回の記事を詳しく書きたいと思います。
こちらの記事を読んでいただいた上で「やはり信頼できるweb制作会社、エグゼクティブクリエイションへ依頼したい」と考えていただければ嬉しいです（笑）お気軽にご相談ください。
【記事の更新日】2020年8月25日（火）22：00
【ホームページ作成 依頼時の知識】最適な方法を検討する
冒頭でご紹介したように、ホームページの作成を検討する際、さまざまな方法が存在します。それぞれの方法にメリット・デメリットがあり、対面打ち合わせの有無や依頼時の労力（原稿/写真の用意）、コスト面、対応技術面、提案力/マーケティング面など、相手方へ確認をしたり、すり合わせるべき点は多数あります。
依頼方法1：知り合いへ作成依頼をする
これは「専門のホームページ制作会社へ依頼する」の次に、すぐ思いつく方法ではないでしょうか。丁度、知り合いでホームページを作成できる人がいる場合、まず一度聞いてみると思います。
知り合いや友人へ頼んだ場合の利点は、やはりコスト面です。いわゆる”知り合い価格やお友達価格”で作ってもらえるので、通常よりもリーズナブルに作ってもらえる場合があります。
逆にデメリットは「制作ホームページのクオリティ/反響面」と「後々のトラブル」です。
その知り合いの方のweb制作に関するスキルレベルがどうか？はなかなか分からないかと思います。専門のweb制作会社に勤務していて、普段から多くの中小、大手企業のホームページを作っている方であれば、問題ないかもしれません。
ただweb制作は「ホームページを作る前に行う打ち合わせ＝ディレクション」と「言うまでもなく重要なwebデザイン＝デザインクリエイティブ」そして、「HPとしての形にするためのプログラム化＝コーディング」、「HP公開後の分析や反響アップ対策/SEO対策＝マーケティング・アナライズ」とに大きく分かれ、その全てに精通しているかどうかです。
ある程度大きな組織の場合、上記4フェーズごとに専門の人間が在籍し、案件ごとにプロジェクトを組んで進めていくため、どの段階もぬかりなく満足度の高いものが出来上がる可能性が高いです。ところが個人的に依頼をした場合、上記4フェーズのどこか一部分は強いけれど、他は知識/技術的に弱いといったことが起こりえます。
また「HPを作ることができる」のと「成果の上がるHPを作ることができる」のは全く別物です。
一見、見た目は良くできていても実はHTMLやSEO的に不十分で、一般公開をし「半年経っても検索結果のメインキーワードで全然表示されない…」といったことや、そもそもHP作成前のターゲット設定が適切でなかったために”成果が出ない。サイト訪問者に対する訴求力やマーケティング面が弱い、不十分”といったケースも実はあります。
そして、もう一つ大きいのが「後々のトラブル面」です。
これはどういうことかと言うと、サイト制作時に「本当は色合いやレイアウト・仕上がりについて、もっと修正したいけれど、今回知り合いで安く作成してもらってるし悪いな…」や、逆に依頼を受けた側が「友達だから今回は特別に格安で作ってあげたのに、要望が多いな…最初は簡単でいいと言ってたのに…」のようなトラブルもあります。
そうなってくると、本当は良いホームページにするためにアレコレ追加をしたり改善をしたいけれど、その後の関係が悪くなるのが嫌なので黙っておこうとなり、本来得ることができたはずの成果を逃してしまいます。
ですが、これが本来の”発注者/クライアントとその仕事を受ける制作者”といった適正なビジネス関係であれば、迷うことなく依頼や相談をすることができるので、スムーズに制作が進み、成果も適切に出ると考えます。
依頼方法2：ホームページ作成サービスを利用し依頼するor自分で作る
現在、ネット上に存在するwebサービスによっては、無料でテンプレート等を活用し、自分で制作を行うことも可能です。自分で作ることができるので、とことん内容にこだわったり、急ぎで制作をすることができます。
また、ある程度は自分でシステムを使い、ブログ感覚で簡単に作り、カスタマイズやこだわりたい部分についてはそのweb制作サービスの提供元へ有料で依頼する方法もあります。そのため、比較的安価にHPを持つことができます。
デメリットは、多くのホームページ作成サービスが予め”基本レイアウトやデザインが決まっているテンプレート”のため、HP公開後「自社サイトと似たHPを最近よく見かける…」といったリスクです。
他にも、テンプレートを活用するので、デザイン的にこだわったオリジナルサイトにするのが難しいといった問題もあります。またビジュアル的に優れていても、タグラインやキャッチフレーズ、掲載内容は自分で頑張って作る必要があるので、それなりに工数がかかったり、そもそも効果的なコピーをライティングすることができない…といった悩みも出てきます。
「本当はもっとこの部分をこう変えたい！」「〇〇のページを新たに設けたい！」といった時に、自分でやらなければならないので「大変だな…忙しいから、また空いた時にやればいいや…」となってしまい、本来は良いHPへ改善できる/より成果の上がるHPへバージョンアップをできたかもしれないのに自身でそれにブレーキをかけてしまうといった問題もありえます。
依頼方法3：フリーランス/個人で請け負っている方へ依頼する
近年、クラウドワークス等のクラウドサービス・マッチングサービスで、部分的にやサイト制作をまるごと全国にいるクリエイターへ依頼することもできます。
その利点は「大勢いるクリエイターの中から自社のニーズ・コスト感に合った人へ依頼することができる点」です。作成費用は知り合いよりも格安だったりと、コスト面だけで考えれば、作成サービスを使って自身で作成するケースの次に安価です。
またクラウドサービスの場合「ロゴのみの作成や〇〇に関する原稿ライティングのみ、バナー作成数点のみ、コーディング作業のみ、jQuery等の動的表現のみ」を部分的に依頼するのに向いているのもポイントです。
デメリットは発注先が遠方な時、インターネットを通じたやり取りとなり、対面打ち合わせができず手間やズレがある。実際に制作を進めてみたら、やり取りに大きなストレスを感じたり、思ったよりもサイト制作の質が低く、何度修正をしても思うようにならない。そして追加費用が発生する…といったトラブルです。
クラウドを通じた依頼に慣れていたり、ある程度webに関する知識があれば問題ありませんがはじめてホームページ作成を行う方は、依頼の仕方や進め方に注意が必要です。
依頼方法4：専門のホームページ作成会社へ依頼する
ある程度、人数のいる制作会社であれば大きな利点として、依頼方法1でふれた「HP作成時の4フェーズそれぞれに強い」点が挙げられます。
またターゲティング、デザイン、メニュー設定、サイト構成、タグライン/キャッチコピー決め、写真撮影、原稿ライティング、webマーケティング/SEO対策、アクセスログ分析、運営更新、反響UP改善など、各分野についてプロフェッショナルへ相談でき、提案を受けることができます。
勿論その分、最終成果は上がりやすくなります。豊富な経験知識を元にした、有益な決断/構築ができるのは大きいといえます。ただその分、制作会社は各分野の専門家をかかえているので販管費が高く、制作費用が他の手段よりも高めになります。
どういった作成方法を選ぶにしても”最終的には自社に合った方法を自分で決める”必要があります。
そして、知り合いへ頼む、HP作成サービスを活用する、フリーランスの方へ依頼する、web制作会社へ依頼をするにしても、任せきりではなく、自社のホームページなので各段階ごとにしっかりと仕上がりを確認し、改善点や要望があればそれをしっかりと依頼する。「どうすればより良いホームページにできるか？」について、自身でも十分検討した方が優れたwebサイトへ仕上がります。
ホームページ公開後の運用をどうするか？
最後にもう一つ検討をすべきことがあります。それは「ホームページ公開後の更新運用やSEO対策をどうするか？」です。
会社の名刺やパンフレット代わりに作るホームページであれば、さほど公開後の運用面を考える必要はないかもしれませんが、ホームページ経由での問い合わせや新規依頼を増やしたい、もっとインターネットを通じて自社を知ってもらいたい！といった場合、サイト運用面と反響アップ対策についてを検討しなければなりません。
多くのインターネットユーザーへ見てもらうためには、制作したサイトを定期的に更新しサイト評価を上げ、検索結果上位へ表示されるよう取り組むことが大切です。そして、その際に行う”ホームページの更新作業を自身で行うか？業者へ任せるか？”といった選択肢があります。
自身で行う場合は、そもそも初期のホームページ制作段階でWordPressやMovable TypeといったCMSを導入しておいた方が良いでしょう。そうでない場合、Dreamweaver等のソフトウェアを使用して更新/修正作業等を行わなければならず、専門的なHTMLに関する知識も必須となってきます。
それと共に多くのネットユーザーへ見てもらえるようにする検索上位対策/SEOに関する基本的ノウハウや、PPC広告等の運用ノウハウについても学ぶ必要があります。有効なSEO対策も時間と共に変化していくため、常に新たな情報をアップデートし続けなければなりません。
また、もしホームページ公開後にサイト運用・SEOを業者へ任せる予定なら、最初のサイト制作自体もその業者へ委託をした方が初期制作段階から運用面/SEO面を考慮して、制作を行ってもらえるので効果的です。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
代表取締役：稲垣恵介
1981年2月生まれ。名古屋にて学生時代の殆どを過ごす。幼少期より絵が好きで学生時代 美術部で、毎月のように美術コンクールで表彰されていたのが自慢。
大学は父の影響で「PCやプログラミングについて学びたい」と当時数少なかったIT系の学部へ入りPCそしてインターネットの基礎知識を学ぶ。
大学を卒業後、IT系上場企業へ入社。名古屋にて営業/カスタマーサポート職を経験しマネージャーへと昇格。その後、東京本社で副部長へ昇格。名古屋支店のMGRも兼任し、2年間 毎週東京本社と名古屋とを往復。そして全国300名以上の医療事業部 部長職へと昇格、組織運営を行う。予算策定からメディア広告の立案まで多様な知識を得る。
2010年 大手企業のWEB制作を中心に行っていた同級生のクリエイターと共に、東京台東区浅草橋でエグゼクティブクリエイションを設立。「業界TOPクラスのSEO対策」と「最終成果を重視したweb制作サービス」を主軸に、2,300社以上のホームページを手がける。
稲垣個人としてはホームページ制作経験600サイト以上、18年以上のキャリアをもつ。Web制作/WEB集客のプロフェッショナル。
得意なこと：WEBデザイン/SEO対策/PCサポート 苦手なこと：睡眠不足
一言：WEB集客の駆け込み寺でありたい
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