東京台東区のエグゼクティブクリエイションでは、2,300を超えるwebサイトの制作運用を行ってまいりました。その2,000を超えるホームページの中でも、特に成果を上げている/web集客効果の高いページには共通点があります。それは”webサイトに対する取り組みの実践量”です。
多くの改善や取り組みをサイトに対し、行い続けているホームページはそれに比例し反響が増える傾向にあるのは間違いありません。
その会社の元々の認知度や商品力、独自性以外に「成果を上げるweb集客に何が必要か?」と聞かれれば、サイトに対する実践量とお答えします。それぐらい、多くの取り組みを複合的に進めるのは重要です。
通常のページ更新に加え、TOPビジュアルの改善や満足度の高いコンテンツライティング、モバイル対応、実績紹介やユーザーの声の追加、イベント/キャンペーン告知、SNS/紙媒体との連動、動画コンテンツのアップ、アクセス解析、ページタイトルの工夫など、挙げ出したらキリがないほど、ホームページに対する有効な取り組みがあります。
今回は多くのWebマスターが興味をお持ちの”web集客のコツ” ”17の取り組み”について、掲載いたします。
Web制作運用時の実践量と反響は比例する!
これはビジネスでも同じで、「全く新しい取り組みを行わず何もしていないのにいきなり売上が上がる」といったことは通常ないでしょう。webサイトもよほど、元々の会社認知度や希少性の高いサービスを提供していなければ、ただ一般的なHPを制作し、アップをしただけでは大きな反響を得ることはありません。
最初の制作時はもちろん、一般公開後も継続的に現状分析と改善をし続けることで次第に成果は上がり始めます。同じ運用をし続けて、突然反響が上がることは稀です。
そのため、少しでも多くのネットユーザーへ制作サイトを認知してもらえるよう、サイト内に滞在し続けてもらえるよう”最終成果へ近づくよう”新たな取り組みを多く実践する必要があります。
では具体的にどのような取り組みがあるのか?を「Web制作フェーズ」と「運用フェーズ」とで分けてご紹介をします。
Web制作フェーズでの取り組み
1 ページタイトルの工夫:ページタイトルはありふれたものよりも、検索ユーザーの興味を引く内容であることが重要です。会社名/サイト名のみでは弱く、ユーザーに対しメリットのある内容やSEO対策上の優位性を加味した内容の方が効果的です。
思わず「何だろう!?」と思い、クリックしたくなるようなページタイトル付けを行いましょう。多くの場合、TOPページがindexされることが多いので、各下層ページのタイトル付けも大切ですが、特にTOPページタイトルは十分に検討し、決定しましょう。
2 ファーストビュー/メインビジュアルの工夫:ユーザーが訪れた際、最初に目にするメインビジュアル/ファーストビューがどういった内容か?でHPの反響が変わってきます。
サイトを開き、2スクロールから3スクロールの内容を閲覧し、「そのままサイト内に留まるか?検索結果へ戻るか?」を判断するため、パッと見の第一印象から”ささるキャッチフレーズ”、インパクトのあるメイン画像、jQuery等を使用した目に留まるコンテンツ等を検討しましょう。
サイトを開き、2スクロールから3スクロールの内容を閲覧し、「そのままサイト内に留まるか?検索結果へ戻るか?」を判断するため、パッと見の第一印象から”ささるキャッチフレーズ”、インパクトのあるメイン画像、jQuery等を使用した目に留まるコンテンツ等を検討しましょう。
最初にトップページへアクセスするユーザーが多いものの、検索するキーワードによっては下層ページから訪れるユーザーもいるので、それぞれの下層のメインビジュアルにも気を使いましょう。
3 ユーザビリティの高いサイト構成を意識:どんなにお洒落でデザイン的に優れたwebサイトでも、メニューがすぐに見つけられなかったり、サイト訪問者が得たい情報へすぐに辿りつかなければ離脱してしまいます。初期のweb制作時はもちろん、サイト公開後の運用段階でも、定期的にユーザビリティ面の改善を推奨します。
制作段階では気が付かなかった”ユーザーにとっての不便”が運用段階に入り、判明することはよくあります。サイト訪問者の声やユーザーレビュー等を活用し、ユーザーの気持ちをできるだけ分かろうとする姿勢が大切です。
4 コンテンツサイズ/フォントサイズの改善:ターゲット層の年代を考慮し、フォントサイズを大きめにしたり、リンクボタンを押しやすいサイズや分かりやすい形に工夫すると、離脱率を抑えたり、滞在時間を伸ばすことができます。
スタイリッシュ/シンプル系のWebデザインには小さい目の文字フォントでTEXT配置をした方が、見た目はカッコ良くなります。ですが、そもそもそこに書かれている文言を読んでもらえないようであれば意味がありません。
掲載textについてデザイン面でのレイアウトも大切ではありますが、先ずサイト訪問者に「分かりにくいホームページだな…」と思われないよう注意しましょう。
最終成果に繋がる「お申込みフォームへのリンクボタン」「お問い合わせボタン」が小さく目立たなかったのを、分かりやすい場所へ移動して目立つカラーリングへ変更しただけで大きくコンバージョン率が上昇した例もあります。
サイト運用フェーズでの取り組み
5 継続的更新がしやすいページを設ける:こちらはクリエイターコラムでもこれまで幾度となく重要な旨、お話してきました。ブログやコラムページは、ファン顧客を得るために有効なコンテンツで「ブログ」「コラム」といった名目でページ運用を行うことで、メインコンテンツよりも気軽に更新追加を行うことができます。
ブログ内容が楽しみで定期的にサイトへ訪れるユーザーができたり、コラムの掲載内容が勉強になるからと”お気に入り登録”をしてくれるユーザーも現れる可能性があります。
こちらのコンテンツはサイト運用管理を行うWebマスター以外でも、容易に更新することができるようWordPressなどのCMSを組み込むことで、より更新頻度が高まりやすくなります。
6 アクセスログ分析⇒改善:言うまでもなくコチラは重要です。漠然とサイト運用を行うのと、Googleアナリティクス等のアクセス解析の数値データを元にした運用とでは長期的に取り組んだ際、最終成果に大きな差が出ます。
月間アクセス数や使用端末、ユーザー地域の把握だけでなく、成果率の高いコンテンツや、離脱率/直帰率の高いページの確認と改善は必須です。定期的に目標設定を行い、それに向けて取り組むことで「様々な実践をした結果がどうだったのか?」「どう変化したのか?」を確認でき、サイト運用に対するモチベーションも保ちやすくなるので是非、アクセス解析は活用しましょう。
7 メールフォームの改善/作り変え:お電話でのお問い合わせと共に多いのが、やはりメールフォームです。会社の営業時間外や休業日にはメールフォーム経由で連絡があるため、サイト運用時に重視しなければなりません。「問い合わせするユーザーに関する情報を多く取得したい」と、入力項目を増やし過ぎてしまうとせっかく問い合わせ/お申込みページへアクセスしたユーザーを逃がしてしまいます。
EFO/エントリーフォーム最適化というワードがあるほど、メールフォームの改善は大切です。必須項目の明確化や入力を補助する機能の実装など、メールフォームに対し工夫すべき点は多くあります。
8 モバイル対応/スマートフォン対応化:特にBtoCなど個人向けサービスの場合、スマートフォンへの対応は必須です。業種によってはPC経由よりもスマホ経由のアクセス数の方がはるかに多い場合もあり、最近では”モバイルファースト”といわれ、PC版よりも、スマホ版の見た目やレイアウトを重視すべきという世の中になっています。
できればPC版のホームページとスマホ版のページと別データで制作するのではなく、アクセス端末によって自動でレイアウトが最適化される”レスポンシブ仕様”でお作りするのをお勧めします。
また「電話番号部分をタップすることで、そのまま電話をかけることができる」等のスマホだからこその機能も忘れず実装しましょう。さらにアクセスログを確認し、タブレットユーザーが多い場合は、PC版、スマホ版とは別にタブレット版ページを制作するのも有効です。こういったアクセスの多い端末への対応も、反響あるサイト運営には重要な取り組みです。
9 実績・ユーザーの声の掲載:多くのネットユーザーは、ホームページ経由でお問い合わせや注文をする際、”心配や不安”を感じます。
「問い合わせをして、あまり良くない対応だったらどうしよう。断りにくいな」「注文して、もしHP上の写真と違ったり、思っていた商品と色合いや質感が異なっていたらどうしよう」等を考えます。
「問い合わせをして、あまり良くない対応だったらどうしよう。断りにくいな」「注文して、もしHP上の写真と違ったり、思っていた商品と色合いや質感が異なっていたらどうしよう」等を考えます。
こういった不安を低減するのが、すでに契約をした会社や商品を使用した人の紹介や感想です。多くのユーザー満足度の高い声や有名企業との取引き歴などを知ることで、上記不安が解消します。インターネットユーザーから安心してご連絡をいただくためにも、導入実績のご紹介やユーザーレビュー欄の設置は有効です。
サイト公開時にはなくても、ある程度運用を行い、実績やお客様のお声を得ることができたら、迷うことなくwebサイトへ反映しましょう。
10 新たなQ&Aの追加:前項目にも繋がりますが、「よくあるご質問とその回答」の継続的追加も取り組むべきことです。既存のクライアントからよくいただくご質問や疑問を予め、サイト上へ載せておくことでコンバージョン率が上がりやすくなります。こちらもユーザーの不安や不便を解消するための取り組みの一つです。
web公開時には7つ程度でも、長くサイト運用をし、多くのお客様とのやり取りが行われる中で、新たなご質問をいただくことがあります。
その質問に対し、お答えした内容をホームページ上にも追加しましょう。当サイトでも先日2018年6月21日と、6月14日の記事で「お客様からよく頂く質問とその答え」をご紹介しています。
11 価格表の掲載及び更新:サービスや商品に関する価格は多くのユーザーが知りたい内容です。複数プランや商品がある場合は、それぞれの費用とそのプランの特徴、「こういった方へお勧めです」といった内容もあわせて掲載すると効果的です。価格に開きがあるサービスの場合、標準的な費用や最低費用~最高費用の掲載をお勧めします。
多くのHPのアクセス解析を見てみると、プライス一覧ページは閲覧数が高い傾向にあります。
12 キャンペーン/イベント告知:度々、実店舗でキャンペーン/イベントを開催しているにもかかわらず、その内容をweb上で告知していないのを見かけます。こういったイベントごとも忘れずホームページへと反映しましょう。定期的に開催されるセミナーやイベント告知を掲載することで、サイトの更新頻度が上がり、サイト評価も上がりやすくなります。
掲載する際は開催日時と場所だけでなく、具体的なイベント内容や過去のイベントの様子等も掲載しましょう。
13 他メディアとの連動:現在、世の中にはTwitterやFB、インスタグラムといったSNS系から情報ポータルサイト、フリーペーパー/チラシなどの紙媒体、看板などHP以外に多様な媒体が存在します。
であれば、各メディアと連携し、より広範囲へ効率的に告知できるよう展開した方が良いのではないでしょうか。
HP上へイベント告知を掲載し、それに対するリンク/内容をFBやツイッターで拡散したり、チラシやビラを配布する際にHPへリンクするQRコードを掲載して媒体を手に取った人へより詳細を見てもらえるようにするなど取り組むべきことは多々あります。
また、置き看板を設置したり、駅前に看板を出すのであればサイトURLの記載も有効です。
14 動画コンテンツの追加:インターネットが高速化し、職場や自宅、スマートフォンでも快適に動画が閲覧できる時代となっています。会社紹介動画やサービス紹介動画、お客様の声動画を撮影し、webサイト上へ追加すると効果的なため、積極的に取り組みましょう。
現在、スマホでも高画質な動画を撮影することができ、そのままアプリで編集、音楽やテロップの追加も可能です。
そして、Web上へアップロードするためのファイルサイズの最適化まで、ワンストップでできるようになりました。こんなに以前よりも容易に、便利になったスマホ動画を活用しないのは勿体ないと言えます。
そして、Web上へアップロードするためのファイルサイズの最適化まで、ワンストップでできるようになりました。こんなに以前よりも容易に、便利になったスマホ動画を活用しないのは勿体ないと言えます。
15 資料/マニュアルのダウンロードページ:弊社のセミナー講師のお客様は、運営サイト上へ会員専用ページを設け、パスワードをかけ、セミナーで使用するマニュアルをいつでもDLできるようにされています。また、製造業の会社様では仕様書を載せたりと、年々ダウンロードページのニーズが高まっています。
お取引先さんへ「仕様書DL用のURLとパスワード」をお伝えすることで、スムーズにお取引きを行えるメリットがあります。こういった自社のクライアントの利便性を高めるコンテンツも有効です。
16 会社の特徴/自社の強みコンテンツ:Web集客を行う際、自社の強みを明確化し、それを分かりやすくユーザーに対し伝えるのは非常に大切です。自社サービスは競合他社と何が違うのか?どういった点に力を入れている会社なのか?何が優れているのか?を1ページにまとめたコンテンツを是非設けましょう。
そして、こちらもMTG等で定期的に見直し「他社には無く、自社だからこその強みが眠っていないか?まだピーアールできていないのではないか?」といった質問を常に投げかけ、その上でより良い内容へバージョンアップさせていくのも必要な取り組みです。
17 ギャラリー/求人コンテンツの追加:コーポレートサイトのアクセス解析を確認すると、実は「求人ページ」や、自社内の様子を画像/動画形式で紹介する「ギャラリーページ」の閲覧率が高いのが分かります。
求人ページには通常コンテンツには載せていない、その会社内でのイベントの様子や勤務風景、先輩社員の紹介、先輩社員のある一日の紹介など、ライトでプライベートな雰囲気を見ることができ、興味を持たれやすいコンテンツなのです。
そのため、採用活動を行っているけれど、自社HPへ求人コンテンツを設けていない場合はすぐに新規ページを設け、積極的に自社に関する情報を載せましょう。その上で、求人情報ポータルから自社サイトへリンクを張ることで、求人ポータル上では伝えきれなかった内容を求職者の方へ見ていただけるようになります。
”できるだけ多くの取り組みを同時に実践すること”がWeb集客へと繋がる
今回「17のweb制作運営時の取り組み」をご紹介しました。こちら以外にも勿論、積極的に取り組んだ方が良い内容がありますが今回は代表的な取り組みを掲載しました。
最後にお伝えしたいのは、このような”有効な取り組みは一つでも多く、すぐに、できれば同時に実践すること”が最も大切です。大変ですが、可能であれば全てを明日からでも取り組んでいくことで、サイト価値が上がり、訴求力も向上し、アクセス数が増加、最終成果率も向上します。
”できるだけ多くの取り組みを頭を使いながら、積極的に進める。改善し続ける。”ことで、Web集客の成果は大きく変わってきます。是非これまでにない結果を得るために、動いていきましょう。
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東京でホームページ制作/Web集客なら、
株式会社エグゼクティブクリエイション!
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