前回に続き、お客様のインターネット戦略のご相談時によくご相談いただく内容と答えを掲載したいと思います。
「早急に新しい商材（サービス）をネット上でアピールしたいのですが、どのような施策を打つのが良いでしょうか？」といったご相談を度々いただきます。今年に入ってからも既に10件以上、同様の内容をご相談いただいています。
通常、エグゼクティブクリエイションではweb制作完了後、オーガニック検索枠での上位表示”SEO対策”をオススメしていますが、早急に不特定多数のインターネットユーザーへPRしたい場合、ある程度の時間を要しますので他の方法を検討しなければなりません。このようなケースでは「ランディングページ制作+リスティング広告」をご提案しています。
ただ、これまでにLP（ランディングページ）の制作を考えたことがなく、Yahoo!プロモーション広告/GoogleAdwordsなどのPPC広告も検討された事のない方には「どういった仕組みで、具体的にどのようにPRしていくのか？」のフローがよく分からないと思います。
今回の記事では新商材を早急に広くPRする方法について、分かりやすく解説をいたします！
web制作完了後のSEOよりも早く、商材の認知度を上げる方法
新商材を早急にインターネット上でアピールしたいのですが、どのような方法が適切でしょうか？
ご相談ありがとうございます。
当社では通常HPに対し、SEO対策を行いクリック率の高い”オーガニック検索枠”での上位ランクをご提案していますが、今回はそれでは遅く、もっと早期に商材の認知度を上げられたいとのことで、そのような場合”PPC広告を活用する”のが有効です。
そして、クリエイティブ面（誘導する媒体/受け皿）についてはランディングページの作成をお勧めします。
PPC広告とはどういったものですか？
「リスティング広告/PPC」は広告費用を支払い、短期で検索結果の広告枠・目立つ場所へ表示できるといったものですが、表示させるには「ディポジット式」で、予めまとまった費用を支払う必要があります。
その後、検索結果でクリックをされる毎に決まった金額が引かれていきます。そして最初に支払った費用分だけのクリックが終わると広告枠から表示されなくなります。
1クリックにかかる単価や表示をされる場所（広告枠内での順位）は、設定キーワードの人気、単価、競合、専門代行企業のチューニング等で異なってきます。
ですが、ある意味「クリックをされることで費用が発生する仕組み」のため、成果課金型でまとまった費用によって、短期で新規ユーザー/新規アクセスを得ることができます。また途中で表示（課金）をストップすることができるのも特徴です。
ただ、新商材/新サービス内容に関連する検索キーワードを適切に設定しなければ、リスティング広告の受け皿・ランディングページへのアクセス流入や商品購入等の最終成果へ繋がらないため「どういったキーワードで、リスティング広告を打つのか？」が重要となります。
こちらのお勧めキーワード（候補）に関しましては、弊社や提携リスティング専門会社からご提案することも可能です！
Facebookやブログでの告知はどうでしょうか？
FBやブログ、すでにある既存HP等で今回制作を行うランディングページの告知をするのも有効ではありますが、こちら経由のアクセスは「既に御社へ商材/サービスについて、何らかの形で知っている方」からの閲覧で、全く御社やサービスを知らない方に今回の新商材を知っていただくには弱いと言えます。
Google、Yahoo!などの検索結果上で、メインキーワードで上位表示をされることで、まだ御社や新商材を知らないインターネットユーザーへアピールすることができます。リスティング広告は“短期の新規アクセス獲得”に非常に有効です。
ランディングページも聞いたことはありますが、具体的にどのようなものですか？
通常のweb制作の場合、TOPページそして会社情報ページ、業務内容ページ、実績紹介ページ、Q&Aページ、お問い合わせページ等、複数のページを制作しますが、LPは1ページのみで、TOPページに対しすべての内容を掲載してしまうイメージとなります。
そのため、通常のHPのTOPよりも縦長に内容が続きます。ヘッダー、メイン画像の下に商材の紹介があり、ユーザーの声やよくあるご質問と回答、運営会社情報、メールフォームといった形式で内容がズラッと載ります。1ページのみの制作になるとはいえ、通常のweb制作時と同様にある程度の掲載内容（原稿）が必要です。
ランディングページは言わば“訴求力の高い1枚の縦長 要約ページ”のため、上から順に端的に商品/サービスの特徴等を掲載する必要があります。
【LP掲載例】
◇この新サービス/商材のどういった点が優れているか？これまでの商材と何が違うのか？
～3つの根拠/3つのポイント～ 根拠や説明は分かりやすい図や写真と共に掲載をされると効果的です。
◇以下のようなことで、お困りの方へお勧めです！
1：〇〇でお困りの方 2：〇〇について気になってはいたけれど、使用したことのない方 3：費用面で導入しかねていた方 など
◇新商材を使用された方のお喜びの声をご紹介（3つ～5つを掲載）
掲載をするお声は内容が分かりやすく、特に印象的な内容が有効です。
◇導入事例/使用例を2、3紹介
◇他3つのポイント以外にアピールできる内容、他商材と比べ差別化になるポイント等を掲載
またホームページ同様、ランディングページ制作時は使用写真/動画の有無によって、ユーザーに対する訴求力が大きく変わってくるので、できるだけ良質な写真を多く撮影し、動画も掲載されるのをお勧めします。
他にも”最終成果へ繋がる導線”について十分に検討した方が良く、通常ランディングページ下部へ「お申込みフォーム/購入フォーム」を設置しますが、商品をネット上で販売する場合はあわせてAmazon等の「購入ページURL」も記載した方が良いでしょう。
フォームの記入項目やユーザビリティ面にも配慮し、メールフォームの入力項目は多過ぎないように注意しなければなりません。必須項目はできるだけ分かりやすく、※印を大きく記載したり、郵便番号を入力することで自動的に住所が表示される”アシスト機能の実装”もお勧めです。
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