年々ニーズが高まっているWordpressによるサイト制作。
10年ほど前はHTMLやMTによる新規制作が中心でしたが、近年Wordpressでの制作が増え、既存サイトのリニューアルやテコ入れ/サイト強化に関するご依頼も「Wordpressでお願いします」といった内容が以前よりも多くなっています。
初期制作時にある程度phpに関する知識は必要ですが、Wordpressで制作を行うことで容易にサイト更新をすることができたり、多彩なプラグインをホームページへ追加することができる利点があります。またテンプレートも豊富で、クオリティの高いデザインテンプレートも多く出回っているため、使用ユーザーが増えるのも納得できます。
しかし、ユーザー数が多い分、ハッキングやサイトの改ざん、ウィルス感染等”セキュリティ面”について注意する必要があったり、Wordpressに対応したサーバを選ばなければならない等のデメリットもあります。
そのため、それなりにWPに関する知識のある人間やweb制作会社へ依頼をした方が良いと考えます。
【本ブログ記事の更新日】2020年9月2日20：00
Wordpressに対応したホームページ制作会社を探すときのポイント
では実際、どのような制作会社へ依頼をするのが良いのでしょうか。
先ず当たり前ではありますが、WPによるサイト制作実績が多数あることです。中にはWordpressには対応していない、スクラッチによる制作のみしか行っていませんといった会社もあります。そのためメール、電話等で制作会社へ初回問い合わせをする際、「WPでの制作を希望します」と予め伝えた方が確実です。
さらに予め「こういった機能を付けたい！」といった要望で、例えば会員専用ページや問い合わせフォーム、SNSとの連携、データ検索など、希望する機能・プラグイン等についても話しておくと後々トラブルになりにくく、制作もスムーズに進むでしょう。
またプラグインや複雑な機能、システムを導入し過ぎるとwebサイト自体が重くなるリスクがあります。多くの機能を持たせる場合は、特に早い段階で制作会社へ相談しておいた方が良いといえます。
サイト運用時に「どのページの更新をよく行う予定か」伝える
こちらはどういう事かというと、初期制作段階で「HPを公開した後、クライアント側（サイト制作依頼者）が、どのページを重点的に更新する予定か」を制作会社へ予め伝えることで、その点へ配慮し制作を行ってもらえます。
更新時に内容を入れ替えたり、追加をする際、レイアウトが崩れにくい/問題のないように作ることも可能です。該当ページについて、凝った配置や複雑なレイアウトをしないよう見た目良く仕上げてもらえます。
Wordpressは、ブログ感覚でサイト更新を行うことができる点が大きなメリットなので、サイト公開後は積極的に更新を行った方が良いでしょう。
SEO面を重視する場合もそれを予め伝える
元々WordpressはSEO対策に強い構造となっていますが、”SEO重視でサイトを制作したい”場合、SEO強化のプラグインを入れたり、サイト構築を行う際にSEO対策をしやすいよう考慮し、制作することができます。
デザイン重視、ブランディング重視のweb制作であれば問題ありませんが、ネット上へアップロード後「本格的に認知度を向上させるSEOを施したい」ようであれば、こちらの点も制作会社へ話しておくことをお勧めします。
また同様に、ハッカーによるハッキングを防ぎたいなど、セキュリティ面が心配であれば、セキュリティを強化するプラグインを導入してもらうのも効果的です。
怪しいテーマやプラグインに注意！
Wordpressには多くのテーマやプラグインが存在をしますが、中には公式ではない怪しいものもあります。
自分で海外の怪しいものを試しに入れてみた結果、「ホームページに不具合が生じたり、エラーとなったりする…」といったことのないように注意しましょう。web制作会社による制作段階で、予め必要なものを導入しておいてもらった方が良いのは間違いありません。
そもそも何故、Wordpressで制作をしたいのか？
「ホームページ公開後、自社スタッフでブログを更新したい」「Wordpressのこのデザインテーマを是非使用し、ホームページ制作を行ってほしい」「Wordpressの〇〇のプラグインを入れたい」といった目的がある場合、もちろんWordpressにて制作を行った方が良いでしょう。
しかし、そうではなく「最近、ホームページを作るならWordpressが当たり前ですよね」「何となく最近、WordPressで作られたサイトが多いので…」といった明確な理由がない場合、必ずしもWordpressで作る必要はないかもしれません。
また「Wordpressで作る方が制作工数が少なく、安価に制作を行うことできる」と思われている方も多いのですが、こちらも必ずしもそうではありません。
サイト制作時にWordpressのテンプレートを使って制作し、あまり変更/カスタマイズすることなく、一般公開をするのではあれば確かに制作工数が少なく、安価に作ることが可能です。
ですが、デザインテンプレートを使用せず、フルオリジナルでWordpress/CMSで作る場合、実はHTMLによるスクラッチ作成よりも工数は多く発生をします。
弊社ではWordpressのデザインテンプレートを使用せず、殆どの案件をフルオリジナルで制作しているため、特段Wordpressを使わなければならない理由が無い場合はHTMLによる制作をお勧めしています。
一概に「Wordpressだから制作工数が少ない」「Wordpressだからデザインが良い」とは必ずしもならず、自社の制作目的や公開後の更新運用面等を加味して、Wordpressにて制作を行うかどうかを決定した方が良いでしょう。
東京近郊でWordpressによる制作会社をお探しであれば、是非ご相談ください！
株式会社エグゼクティブクリエイションでは東京を中心に、2,000社を超えるホームページ制作を行ってまいりました。HTMLによる制作から、CMS/Wordpressによるサイト構築まで数多く行っています。
「後に自社内で更新運営をする予定なので、Wordpressでサイトを作ってほしい」といった方はお気軽にご連絡ください。一からの新規制作は勿論、フルリニューアル、コンバージョン/成果率を高める既存サイトの改変まで対応しております。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
WEB制作チームリーダー
WEBデザイナー/マークアップエンジニア：太田貴文
「どういった些細な気付きでも役に立つ」を持論に、サイト制作の効率化に日夜努める。名古屋出身、東京都内に在住。
学生時代からDTPやIT、WEB技術に興味を持ち、楽しみながらスキルを磨く。そのため、ソフトウェア面もハードウェア面も人一倍の知識を持つ。積み上げ続けた横方向に広い知識経験で、ホームページ制作から紙媒体/印刷関連まで対応可能なマルチクリエイター。
最近は新たなweb制作技術やサーバ・ネットワーク面のスキルを上げるべく奮闘中。
得意なこと：web制作におけるルーチンワークの効率化
苦手なこと：ルーチンワーク（だから効率化へ注力）
苦手なこと：ルーチンワーク（だから効率化へ注力）
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