先月2017年末ごろからGoogle検索の検索結果表示が少し変わったことにお気づきでしょうか?
検索結果のサイト名の下に表示される部分の文章は、制作ホームページのHTML内に記述される「meta description」部分が主に表示をされます。
これまではdescriptionに書かれた120文字分が検索結果画面に表示されていました。それが先月12月末より倍の文字数が表示されるようになりました。普段からよく自社HPの検索結果などを確認されているWEBマスターの方は検索結果を見て、ふと「何だか文字が多いな・・・」と感じたと思います。
こちらの文面はページタイトルのすぐ下へ表示されるため、その”ホームページの紹介文”としての役割があります。そのため、ページタイトルと同様にとても重要で検索ユーザーが「そのwebページを開くかどうかの判断をする時、目に留まる文章」です。
本日のCREATORブログでは今回のサイト紹介文の増加に対し、どういった対応をすべきか?解説いたします!
Google検索結果のwebページ紹介文 増加への対処
検索結果のホームページ紹介文はどのように決まっているのか?
冒頭でご説明したように主にホームページを構成するHTML内の「meta description」部分の内容が表示をされます。こちらのmeta descriptionは一般的なホームページ制作会社であれば、最初の初期制作時に必ず記述をします。
HTMLにdescriptionが書かれていない場合は、Google検索がそのホームページ内に記載されているTEXT情報などを元に自動的に表示されます。
ただ、Google自体ができるだけホームページ制作時にmeta descriptionを設定するよう推奨しているのと、やはり自動的に記述された内容よりも、サイト運営者が適切な紹介文を考えて設定をした方が”検索ユーザーに対するアピール”を目的とした内容にできるので有効です。
先ず検討すべきは120文字内の掲載内容
最初に考えるべきなのは「meta descriptionへ記載する用の120文字の文章」です。
何故かと言うと、Google検索は継続的に検索結果の表示をバージョンアップ/改善し続けています。なので、2017年末からは一旦240文字表示となっていますが、もしかすると来週にはまた120文字に戻ったりする可能性もあります。
HP紹介分が全くなくなるといったことは考えにくいので、変更があるとすれば従来の適度にユーザー読みやすい120文字前後の表示ではないかと思われます。
多くの検索ユーザーはタイトル部分だけでなく、その下の紹介文も閲覧し、クリックするかどうかを決めます。タイトルは、そのサイトがどういったサイトなのか?何に関するページなのか?を端的に、分かりやすく見せる必要があります。そして、紹介文はタイトルに書かれた内容を掘り下げて、詳しく書いたり、タイトルには書かれたなかったサイトのピーアール内容を記載するのが効果的です。
その文面を見た人が「クリックしたくなる」「ホームページ内容を見てみたい!」と思ってもらえるような、文章やキャッチコピーを記述するのが良いでしょう。
ホームページタイトルと同様にmeta descriptionの冒頭、できるだけ前方へ魅力的なキーワードやSEO対策キーワードを入れるのが効果的で、こちらの内容の良し悪しでそのWEBサイトのアクセス数が大きく変わってくるため、慎重に、充分検討し決めた方が良いでしょう。
当社でもページタイトルやdescriptionの内容を決める際は、クライアントへのヒアリングをした後、ターゲットユーザーに対しささりやすいフレーズやクリック率が高まる内容、SEO的に有効な文面となるよう、ディレクターがwebクリエイターと一緒に検討の上、設定をします。
どういった内容をdescriptionに入れると有効か?
検索ユーザーが検索をした際、”検索した目的に適う内容””ユーザーの目を引く内容”であることが大切です。
実店舗があり、よくお客様が訪れるような飲食店や美容院等のホームページ、取引先がよく自社へ訪れる製造業などの場合、店舗/会社がどこにあるのか?を載せるべきです。
弊社のように東京台東区の浅草橋にある会社であれば、「ホームページ制作専門の株式会社エグゼクティブクリエイションは東京台東区の浅草橋駅近くにあり、企業の認知度 向上を目的としたブランディングメインのweb制作から、本格的なweb集客を目的とした制作まで、ご要望に応じたWEB戦略を立案します。反響あるWebサイトに必須なSEO対策は業界TOPクラス!」といったように、自然な文体でどこに会社オフィスがあるのか?どういった点が強みなのか?を記載すると良いでしょう。
メインとなる120文字を決めた後、残り120文字をどうするか?検討する
description/ページ紹介文の前方に表示される120文字が決まったら、少し肩の力を抜いて後半120文字の内容を考えましょう。
「前半の内容とは異なるPRポイントを記載する」のも良いですが、「そもそも残り120文字を書かない」といった選択肢も考えられます。何故なら、本当にユーザーへ伝えたいことが前半120文字内で完結しているなら、無理に文章を追加して伝えたい内容がブレないようシンプルに見せるのもアリだからです。
「折角、240まで表示できるようになったのなら目いっぱい文章をライティングし、アピールした方が良いのでは?」と思わるかもしれませんが、他サイトでびっしりと文章が並んでいる中、一つ適度に読みやすい紹介文で要約されているサイトの方が目立ち、クリック率が高まる可能性があります。
これはホームページ内の掲載コンテンツと同じで、文章がばかりがズラッと並んでいるページは離脱率が高く、閲覧率が低い傾向にあるので、検索結果表示も長文よりも短文の方が閲覧率が高くなると考えます。
上記ポイントを考慮し、descriptionを変更したら「2、3ヵ月後に検索サイト経由の流入数がどう変化したか?」を確認しましょう。もし結果が悪ければ、もちろん以前の状態へ戻した方が良いため、容易に戻せるように「変更前のdescription内容」をWordやメモ帳などに残しましょう。
ホームページは運用⇒分析⇒改善 ⇒運用⇒分析⇒改善 ・・・と、「検証とその結果を元にした改善」を容易に行うことができ、この繰り返しがサイトのコンバージョン率を高めます。
何も動かなければ同じ結果しか出ないか、は悪くなるリスクがありますが、正しく新たな取り組みや改善を行うことでより良い結果へと繋がっていきます。(2700)
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
代表取締役:稲垣恵介
1981年2月生まれ。名古屋市千種区で学生時代の殆どを過ごす。幼少期より絵が好きで高校時代 美術部に入り、毎月のように美術コンクールで表彰されたのが自慢。
大学は父の影響でPCやプログラミングについて学びたいと、当時数少なかったIT系の学部 情報社会政策学部(愛知学院大学)へ入りPCやインターネットの基礎知識を学ぶ。
大学を卒業後、新卒でIT /web制作系 上場企業へ入社。名古屋支店にて営業職、カスタマーサポート職を経験しマネージャーへと昇格。その後、東京本社で副部長へ昇格。名古屋支店のMGR職も兼任し、2年間 毎週東京本社と名古屋支店とを往復。
そして全国300名以上の医療専門事業部で部長職へと昇格、組織運営を行う。予算策定からメディア広告の立案まで多様な知識を得る。
2010年 大手企業のWEB制作経験のあるクリエイター(小中学の同級生)と共に、東京台東区の浅草橋で株式会社エグゼクティブクリエイションを設立。「業界TOPクラスのSEO対策」と「最終成果を重視したホームページ制作運営サービス」を主軸に、2300以上のwebサイトを手がける。
ホームページ制作・WEB集客のプロフェッショナル。
得意なこと:WEBデザイン/SEO対策/PCサポート。ストイックに何かに取り組むこと 例:2ヶ月で30k以上の減量 苦手なこと:早食い、睡眠不足 一言:WEB集客の駆け込み寺でありたい
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