普段からネットサーフィンをする方であれば、ホームページ内の情報を探す際に「サイトマップ」を利用したことがあると思います。
「サイトマップ」とは「本のもくじ」や「遊園地の園内マップ」のようなもので、多くのホームページが設置しています。
「サイトマップ」では全ページへのリンクが一覧となって掲載されていますので、必要な情報がどこにあるのかを視覚的に理解することができます。
本日のブログでは「サイトマップ」についてご紹介したいと思います。
サイトマップを掲載すべきホームページ
多くのサイトで見かける「サイトマップ」ですが、ユーザーの利便性を損なわないためにも設置をすべきだと考えます。
特に掲載すべきだと考えるホームページの特徴としては以下があります。
・ホームページ内に膨大な数のページがある
・メニュー内容が複数階層に分かれている
グローバルメニューからアクセスできないページがある場合、設けることでユーザーがサイト構造を理解しやすくなります。
本を読む場合「本のもくじ」で本の大まかな内容を把握していると思います。人によっては、「もくじ」で必要な情報にあたりをつけてそこから本を読みはじめる方もいらっしゃるかもしれません。
遊園地で遊ぶ際には「遊園地の園内マップ」を見ることで、目的のアトラクションへ迷わず辿りつけます。
「サイトマップ」も同様で、訪問者がホームページ上で迷った際に使ってもらうためのいわば「ガイドブック」なのです。
ページのデザインについて
「サイトマップ」は、ページリンクが一覧で表示されているのが一般的です。
例として「NTT docomo」のサイトマップをご紹介いたします。
＞NTT docomo サイトマップ
上部にはメインメニューへのリンクがあり、その下に「iPhone」「iPad」「製品」・・・と項目が続いています。
こういった大規模なWEBページの場合、TOPページを閲覧しただけでは目的のページへ辿りつけないケースがあります。
「サイトマップ」ページでまず自身が知りたい情報の「項目」を探すことで、関連する情報へアクセスすることができます。
「新しいiPhoneを購入したいが、金額がわからない」といった場合は、まずは「iPhone」の項目を探し、その後「料金」をクリックすると目的の情報へ到達します。
エグゼクティブクリエイションの「サイトマップ」は、以下のようなデザインになっています。
＞エグゼクティブクリエイション サイトマップ
各ページへのリンクと共に、ページへ掲載している内容についてご紹介しています。
docomoのようにページ数が膨大にある場合は説明を載せるとサイトマップが煩雑になってしまいますが、一般的な会社ホームページであればページ説明文を載せることは容易です。
ページをクリックする前にページの内容を理解することができますので、ユーザーの利便性も向上します。
サイトマップへ掲載するリンクの順序は、グローバルナビやサイドメニューと同じ順序で載せるべきだと考えます。
ホームページ内の統一感をもたせるという意味合いもありますが、「メニューの重要度」が関係しています。
ホームページは左上から右下に向かって読んでいくのが一般的ですので、重要度の高い情報は「左上」にあることが多いです。
当然ですが上部にあるものほど先に目に入ります。ユーザーに見てもらいたい情報を積極的に紹介するためにも、メニューの順序にも配慮しましょう。
ホームページ更新時の注意点
ホームページ作成後に運用を行っている場合、定期的にメニュー・ページの追加を行っていると考えます。ページの追加を行った際には「サイトマップ」にも忘れずにリンクを追加しておきましょう。
仮に追加したページがホームページ上でわかりにくい場所にあった場合、せっかく作成したページを見てもらえない可能性があります。
その上「サイトマップ」からも記載が漏れてしまうと、ますます閲覧数が見込めなくなります。
ページ追加を行った場合は忘れずに「サイトマップ」ページを更新しましょう。
サイトマップの新設や改善
新たに「サイトマップ」を設ける場合、メニューの配置についても再度検討するチャンスかもしれません。先程お話をしました「メニューの重要度」について改めて検討し、それらのメニューの順序が適正か？を見直しましょう。
御社の状況も、ホームページ作成時と比べると業務や体制が変わっていると思います。
「売っていきたい商材」や「アピールしたいサービス」が変わっているようであれば、ホームページ上での打ち出しも変更すべきです。
見直しを行うことで「メニューの順序を入れ替えるべき」や「ページが煩雑なので分割したほうがいい」「ページ数が膨大すぎるので同系統の情報はまとめる」等の改善案が生まれます。
ホームページを改善していくことは、ユーザーにとっても大きなメリットがありますので、積極的に取り組んでいくべきです。
ホームページの利点は、作成後も検討・改善を続けていける点にあります。
作成後もユーザー目線に立って、定期的にメンテナンスを行いましょう。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
カスタマーサポート部/チームリーダー
webディレクター：渡邉
建設業/製造業を中心に200以上のホームページ制作を行う。
ディレクション時にクライアントの「会社としての強み」
「事業の強み」について引き出すことを得意とする。
日々IT・PCに関するリテラシー向上に努め、ホームページは勿論、多様なお客様のお困りごとを解決。
エグゼクティブクリエイション顧客満足度No.1ディレクター
社内では恐ろしいほどのゆるキャラ。
真面目な打ち合わせ時のきりっとキャラと、ギャップがあり過ぎ同行する同僚へ大きなインパクトを与える。
得意なこと：アクティブリスニングと笑顔とモンハン
苦手なこと：料理と紛争と嘘
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