当社ではホームページ制作時のディレクションでお客様へ「ユーザー目線でサイト構築を行う必要があります」とよくご説明します。
それは何故か?根本的にホームページは、幅広いインターネットユーザーに対して自社を深く知ってもらう、自社を好きになってもらえるよう制作をした方が、その後の最終成果へ繋がりやすいからです。
ここでご代表や担当者さんの好みで「自社が作りたいページ」を作ってしまうとその後、なかなか反響が上がらず、結局大幅にビジュアル/打ち出し方等を変更することになります。
勿論「自社のブランディング」が目的で、他ホームページとの差別化を狙う場合にはクライアントの好みや奇抜なサイト制作を行うのも良いと思いますが、まだ取り引きのない新たな企業からのお問い合わせ・ご依頼を今後増やす事が目的であれば、そこには「ユーザー目線」は欠かせません。
そしてホームページと共に作成をお勧めしている「ブログ」は、SEO面の強化とファン顧客を増やすため有効ですが、こちらもどういった内容を発信するか?が大切です。ただブログなのでプライベート目な社内イベントや社員同士の交流を載せるだけでなく、”どのような効果を得たいのか?”を明確にし、それと共に「どういった記事がユーザーに興味を持ってもらえるか?」も十分検討する必要があります。
今回の記事ではユーザー目線でホームページを制作/運用する際のポイントを解説したいと思います。
本日は”1:新規HP制作前に考えるべきユーザー目線”と”2:サイト構築時に必要なユーザー目線”の2点について掲載しています!
デザイン作成/コンテンツ作成時のユーザー目線の重要性:その1
1:新規HP制作前に考えるべきユーザー目線
こちらは当ブログ内で幾度となく述べていますが、新たにホームページ制作を行う際、「ターゲットユーザー」を明確にすることが大切です。
自社サービスを利用しているユーザーは男性が多いのか?女性が多いのか?、どういった年代の方が多いのか?20代なのか、それとも30、40代が多いのか?そして、会社員やOLがターゲットなのか?主婦がターゲットなのか?と主なターゲットを絞り込み、そのメインターゲットを意識したサイト構築を行った方が成果は上がります。
これを検討する時に「ペルソナの設定」が効果的です。
メインターゲットについて何歳の男性or女性で、どういった種類の会社でどのような仕事をしている人物かを想定し、その人物が好むデザインやサイトコンテンツを考えていくことで、有効なサイトコンセプト/打ち出し方が見えてきます。
このようなメインターゲット層の趣向を無視して、何となくな好みや勘で進めてしまうとなかなか結果に繋がらず後から苦労します。大幅なサイトの仕様変更やリニューアルを行わなければならなくなります。
ターゲット層が比較的年配若しくはIT/PCに関するリテラシーが低いようであれば、できるだけ分かりやすいレイアウトでホームページを制作し、全体的な文字サイズやメニューボタンも大きく、すぐにクリックすることができるボタン・バナ-と分かるように作らなければなりません。
またPC経由の閲覧が多いそうであれば、レスポンシブデザインで制作を行う時にパソコンからの見え方を重視した方が良いのもポイントです。
逆に若者で、PCやスマートフォンなどの端末操作に慣れている層がターゲットの場合は、分かりやすさよりもお洒落感/デザイン性であったり、話題性を重視し、文字サイズもスタイリッシュな見た目となるよう小さめの文字サイズにする等の工夫が効果的です。
一言にWEBページを作ると言っても、マーケティング面や有効なweb戦略についてよく考え、考慮した上で進める方が反響が上がりやすいのは間違いありません。
「たまたま行った打ち出し方が当たった」という事象は正直多くはありません。
2:サイト構築時に必要なユーザー目線
前項目と一部重複をしますが、実際にホームページの制作を進めていく時にもユーザー目線を忘れてはいけません。
例えばメインターゲット層があまりPCやwebに強くない場合、jQueryを使った複雑な仕掛け等は使用しない方が良く、ホームページ内でも凝った打ち出し方やプルダウンなど分かりにくい、押しにくいリンク導線は避けた方が良いでしょう。同様にコンテンツの見せ方もシンプルで分かりやすいレイアウトの方がユーザーにストレスなく、閲覧してもらえます。
ユーザーがサイト内を回遊する際に、ストレスとなりうる要因は排除し、できるだけ離脱率を抑えられるよう考慮すべきです。
また他にも、読み込み時間が長くなるような扉ページやYoutube動画、FLASH動画も避けた方が良いとまでは言いませんが、できるだけページのロード時間が長くならないよう画像サイズを圧縮したり、スライスしたりと「ユーザーが快適に各ページを閲覧することができること」を重視しましょう。
ページ読み込みに時間がかかり過ぎないか?を確認する時に役立つのが、Googleが無償提供している「PageSpeed Insights」です。
上記ページへアクセスし、自社ホームページのURLを入力し「分析」ボタンをクリックします。すると数値で現状読み込みをする際に問題ないか?を調べることができるのと、具体的にどういった部分を改善すべきか?を明示してもらえます。
「CSSを縮小する」「サーバの応答時間を短縮する」等、改善方法が複数表示されます。
こちらのページで少なくとも「70以上、Needs Works」と、モバイルでもパソコンでもなるように直すことをお勧めします。
【今回の記事の執筆者】
株式会社エグゼクティブクリエイション
代表取締役:稲垣恵介
1981年2月生まれ。名古屋市千種区で学生時代の殆どを過ごす。幼少期より絵が好きで高校時代 美術部に入り、毎月のように美術コンクールで表彰されたのが自慢。
大学は父の影響でPCやプログラミングについて学びたいと、当時数少なかったIT系の学部 情報社会政策学部(愛知学院大学)へ入りPCやインターネットの基礎知識を学ぶ。
大学を卒業後、新卒でIT /web制作系 上場企業へ入社。名古屋支店にて営業職、カスタマーサポート職を経験しマネージャーへと昇格。その後、東京本社で副部長へ昇格。名古屋支店のMGR職も兼任し、2年間 毎週東京本社と名古屋支店とを往復。
そして全国300名以上の医療専門事業部で部長職へと昇格、組織運営を行う。予算策定からメディア広告の立案まで多様な知識を得る。
2010年 大手企業のWEB制作経験のあるクリエイター(小中学の同級生)と共に、東京台東区の浅草橋で株式会社エグゼクティブクリエイションを設立。「業界TOPクラスのSEO対策」と「最終成果を重視したホームページ制作運営サービス」を主軸に、2300以上のwebサイトを手がける。
ホームページ制作・WEB集客のプロフェッショナル。
得意なこと:WEBデザイン/SEO対策/PCサポート。ストイックに何かに取り組むこと 例:2ヶ月で30k以上の減量 苦手なこと:早食い、睡眠不足 一言:WEB集客の駆け込み寺でありたい
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