新規でホームページ制作を行う際、最初に”トップページのデザイン・レイアウトをどうするか?”迷われるのではないでしょうか。今回のWeb Creater BlogではホームページページTOP制作の検討時ポイントについて、掲載をしたいと思います。
「メインターゲット層を意識する」「既存取引先向けか?新規ユーザ向けか?」「何を一番伝えたいホームページなのか?」「コンテンツありきのホームページ制作時のポイント」「TOPページへどこまでの内容を掲載するのか?」の5つのポイントを解説いたします。
これからTOPページデザインの制作を進める方や、現在TOPデザインを検討されている方に役立つ内容となっています!
TOPページデザイン制作時に考慮すべき5つのポイント
ホームページTOPはサイトの「顔」、書籍でいうと表紙にあたる部分でトップページの出来によって、下層誘導率やその後の最終成果率が大きく変わってくるため、とても大切です。
そしてトップページ制作時には全体的カラーリング、メインカラーやポイントカラー、メイン画像部分へ何を載せるか?上部メニュー・サイドメニューの配置をどうするか?各コンテンツのレイアウトは?キャッチコピーの文面は?等、決めるべき内容・検討すべき内容は多岐にわたります。
その中でも特に考慮すべき5ポイントを順にご紹介します!
メインターゲット層を意識すること
こちらは特に「BtoC、個人をターゲットにするホームページ」や物販サイト制作時には必ず重視すべきポイントです。
メインターゲット層が10代~20代の女性なのか?40代以上の男性なのか?で全く作成をすべきデザインが異なるのは言うまでありません。デザイン面だけでなく、メニューボタンサイズ、掲載テキストの大きさ等、ユーザビリティやアクセスビリティ面も意識する必要があります。
制作するホームページを「どの年代の?どういった人達に閲覧してもらいのか?」をよく検討し、そのメインターゲット層が好み、共感を得やすいwebデザインにした方がコンバージョン率が上がりやすくなります。
既存の取引先向けか?新規ユーザ向けか?
ホームページ制作を進める際、現在取り引きを行っている、既に自社のことを知っている方へ見てもらいたいのか?若しくは、まだ自社を認知していないインターネットユーザー向けなのか?でTOPへ載せるべきコンテンツは変わります。
既存取引先向けのwebサイトの場合、メイン事業以外に行っている事業内容やサービスを中心に載せることが多く、検索キーワードも社名中心の設定で問題ありません。
新規サイト訪問者向けのホームページでは、先ず何の事業に対応している会社なのか?、どういった業務を得意としているのか?をTOPページから明確に打ち出していかなければなりません。
また、SEOキーワードもターゲットユーザー・ペルソナがよく調べるであろう文言を検討し、SEO強化へ注力する取り組みが必須です。
何を一番伝えたいホームページなのか?
サイト訪問者に対し、「何を伝えたいのか?」「どういった印象を持ってほしいのか?」「どのようなアクションを起こしてもらいたいのか?」をユーザー目線で、サイトデザインやサイト構成を考えましょう。
「何を伝えたいのか?」は、伝えたい事業内容やサービス内容に関するキャッチコピー・写真をメインビジュアル、トップ上部へ分かりやすく掲載することがポイントです。
「webサイト訪問者へ与えたいイメージ」は、メインコンテンツへ使用する画像だけでなく、サイトデザインの方向性やカラーリングなどで全く異なってきます。
同じ掲載コンテンツでも、色合いが黒や濃い紺色等であれば高級感があったり、堅めの印象となります。グリーンや薄いブルーだと清潔感のある爽やかなイメージ、オレンジ・黄色などの暖色系であれば暖かく柔らかなイメージとなります。
サイトデザインの方向性やカラーリングは、ターゲット層の好みやサービス内容・価格帯等を考慮し、決めることが重要です。
コンテンツありきのホームページ制作時ポイント
ホームページ内でユーザーの検索条件に沿った情報を排出するような、データベースを伴うwebサイトを制作する際は「検索ボックスや検索コンテンツ」をTOPページのどこへ配置するか?を先に決め、その後それ以外のメニューやボタンをレイアウトします。
またニュースサイトのような新たな情報やコンテンツを高い頻度で配信する「情報発信型」のweb制作時は、いかに新規情報枠やアクセスランキング等の表示枠をユーザーへ分かりやすくTOPページ内に並べるかがカギとなります。
このようなサイト制作を行う場合、一般的なコーポレートサイト・サービスサイトよりも、特にTOPページのレイアウトを気にしなければなりません。
ビジュアル面よりも「使いやすさや分かりやすさ」といった点を重視する必要があります。
ただ掲載内容を見てもらうのではなく、「サイトを使ってもらう」「操作してもらう」サイトのため、操作性の部分を幾度も検証すべきと言えます。
現在、インターネットユーザーの使用端末は様々で、ニュースサイトなどのTOPデザインを検討する時は「PCからアクセスした際のレイアウト」、「タブレットでのレイアウト」、「スマートフォンでの見え方」について、それぞれ工夫しなければなりません。
それぞれの端末ごとに表示横幅・縦幅は大きく違うので、「PC用の表示は1000ピクセルで、スマホからアクセスした時には○○ピクセルで表示」といったようにページ横幅を予め決めておくのも、TOP制作時に行うべき内容です。
各端末からの見え方を適正化することで、サイト公開後、高いアクセス数を確保することができます。掲載情報や文面、コンテンツを見せるタイプのホームページで「表示の崩れ」や「横スクロールの表示」などはサイト訪問者の離脱へ直結します。
TOPページへどこまでの内容を掲載するのか?
こちらはよくクライアントからご相談いただく内容でもありますが「TOPページへどれぐらいの内容を載せるのが良いか?」で、見た目をカッコ良くスタイリッシュにしたいといった理由で「何のwebサイトなのか、全く分からないTOPデザイン」を目にすることがあります。
ホームページ制作以前に、既に非常に認知度が高いようであれば、ブランディング目的でこういったビジュアル特化のTOPデザインを制作するのもありかと思いますが、「これから新規ユーザーを集め、webサイト経由の売上をのばしていきたい!」といった目的でサイトを作る場合は、間違いなく見た目重視よりも、分かりやすさや会社・サービスの強みがすぐに伝わるトップページにすべきです。
多くのサイト訪問者はTOPページを開き、数秒で(または2~3スクロールで)そのままアクセスしたサイトに留まるか、検索結果へと戻るかを判断します。
そのため、何に関するサイトか?が不明であったり、求める内容の掲載が無さそうであれば、別サイトへとすぐに移ってしまいます。デザイン重視で、本来必要な内容を省いてしまうとこのような大きなリスクがあります。
逆に、TOPページの掲載内容が多すぎるホームページも同様のリスクがあります。掲載内容が多すぎると端末でページを読み込む・表示をさせるのに時間がかかります。
ページ読み込み時間が長すぎてしまうと、やはりユーザーのストレスになり離脱率が大きく上がります。
TOPページへの掲載内容が多すぎるサイトは他にもデメリットがあり、コンテンツが盛りだくさんで、「どの内容を本当にサイト訪問者へ見てもらいたいか?」がボケてしまいます。
掲載コンテンツが多い時にはコンテンツのメリハリや優先順位を通常よりも明確にすべきで、また最終成果へ繋がるページ(お問い合わせフォームや見積もり依頼)を目立たせ、クリック率を高める考慮が必要です。
サイト運営者情報・会社概要、問い合わせ先 電話番号の記載も、他の項目よりも分かりやすくした方が良いでしょう。
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