昨日に引き続きホームページを制作する際、「自作で行う」のと「専門のホームページ制作会社へ委託」するのとの比較について解説します。
また、各フェーズ毎に注力すべきポイントもご紹介しています。
前回の続きの記事で「下層ページ制作・コーディング面」「SEO対策面の違い」「ホームページ更新・分析・改善面」の3項目を掲載しております。
自作とホームページ制作会社との比較
下層コンテンツ制作・コーディング面(プログラム化)
【自作の場合】
TOPページと同様に同業種の他のwebページなどを参考にし、下層ページへ載せる掲載原稿を作成します。
サイト訪問者の多くはTOPページを閲覧し興味を持つと下層ページへとアクセスし、具体的な概要やサービス内容等を確認します。そして最終的に問い合わせ・見積もり依頼といったアクションを起こします。
TOPデザインが優れていても、下層コンテンツの内容が弱ければサイト経由の成果には繋がりません。そのため、良質な文面やキャッチコピーなどを作る必要があり「ライティングスキル」が問われます。
ユーザーに対し、伝えたい内容を分かりやすく文章化します。また、いくら文面が良くてもページを開いた瞬間にtextがズラッと並んだ状態だと、内容を読む気になれないので、適度な改行や重要部分のマークアップ、解説グラフ・イメージ図の挿入等を行い、見た目の面も工夫して見やすくしなければなりません。
同じようなコンテンツが長々と続かないよう、コンテンツに対しビジュアル上のメリハリをつけた方が多くの掲載内容を閲覧されやすくなります。
そして、TOPデザインと下層内容が出来上がったら、メニュー・バナー等をクリックした際、各ページへ移動できるようにするためのプログラム化(コーディング)を行います。
CMS等で制作を行う場合は比較的容易ですが、それ以外では必ずコーディング作業をします。
コーディングはホームページ公開後のSEO(検索エンジン最適化)にも関係するので大切です。
【ホームページ制作会社の場合】
制作会社によって一部異なりますが、下層ページ原稿の殆どを専門のディレクターまたはライターがヒアリングをし作成します。
ただ業務内容やサービス内容を聞くのではなく、自社の強みや他社サービスと差別化されている点、何故この事業を始めようと考えたのか?等を詳しくヒヤリングし、その内容を元に読み手に対し分かりやすくweb制作会社が下層を作ります。
業者へ依頼する大きな利点は「自社では気が付かない、強みやアピールポイントを引き出してくれる」ことです。
「そんなにホームページ上へわざわざ載せるほどの、独自のこだわりや強みが無い」とお話をされるものの、業務内容や業務フロー、対応範囲等を詳しく聞いてみると「確かに言われてみれば、その部分は当社は他より強いかも」といった内容が多く見つかります。
ありきたりな内容ではなく「その会社だからこそのコンテンツをWebサイトへ反映をする」ことで、Google等検索エンジンからのサイト評価が上がると共にユーザーからの問い合わせ率も向上します。
下層ページの見せ方・打ち出し方の面も工夫されており、キャッチフレーズの追加から、コンテンツの強弱、閲覧者に読みやすいレイアウト構成まで行います。
またそれだけでなく、Webサイトからの離脱率低減やサイト内回遊率を高めるため行う「他ページへのリンクの設置」や誘導バナーの追加等、訪問者にできるだけ複数のページをアクセスしてもらえるよう施策を施します。
そして、コーディング面も専門のコーダー(マークアップエンジニア)が行うことで、クローラーが読みやすくSEO上、優位性が高いHTMLとなります。
コーディングの良し悪しはサイト公開後の検索順位に関わってきます。
ホームページ制作後のSEO対策面の違い
【自作】
SEO(検索エンジン最適化)を行う際、HTML内のタイトル・ディスクリプション設定や掲載text文へのキーワード挿入、内部リンクの設置等を行う「内部対策」と、他のWebサイト等から運営サイトへのリンク・紹介を増加させていく「外部対策」の両面を強化していく必要があります。
検索ランキングを上げるには、サイト評価を高めていくための取り組みを複合的に行います。
中でも注力すべきポイントは、専門性が高く内容が作り込まれた「良質なコンテンツ」です。
SEOキーワードを加味したコンテンツをオリジナルで継続的にライティングすることが有効です。
自作の場合、このような「SEO上の重要ポイントをおさえたコンテンツ追加」について、随時学びながら実践していかなければなりません。書籍を読んだり、セミナーを受講したり、インターネット上の最新情報をチェックするといった様々な方法で学び、取り組みます。
【ホームページ制作業者へ依頼】
サイト運営プランのあるWeb制作会社であれば、多くが内部・外部SEO対策も代行しています。
むしろ公開前のサイト構築段階から検索キーワードを考慮したメニュー・コンテンツを設けるといった対策を行い、外部対策面もスパムリスクを抑えながら、実施していきます。(外部被リンクはペナルティ面を注意せず、過度に行ってしまうとランキング低下や検索結果から除外される危険性があります)
サイト評価を向上させていくwebライティングやコンテンツ追加も代行をしたり、サポートを行います。
また新たに効果的な施策(スマートフォン対応等)について、定期的な提案があるので、常にwebに関する知識や技術を学び続ける必要がありません。
知識面も施策面も、専門業者へ任せることで、学ぶ時間やサイト更新のための時間を大きく減らすことができ、さらに長期的に運用した際もサイト経由の反響がより上がりやすくなります。
ホームページ更新・分析・改善面
【自作の場合】
Webサイト公開後、安心してしまい半年・一年と何も更新されていないサイトを見ますが、成果を上げるにはアップ後の継続的な「更新・追加と現状分析、コンバージョン率を上げるための施策」が必須です。
ですがこちらは見た目上、大きな変化が分かりにくく、通常業務が多忙だとつい後回しにしてしまうことがよくあります。
問い合わせページへのリンクバナーの有無やちょっとしたサイトへの打ち出し方の違い、A/Bテストの実行等を行うかどうかで反響が変わってきます。
また定期的なサイト更新を行っていくことで、ユーザーの再訪率や検索エンジンからの評価・ランキングが変化しますが、まだまだ力を入れていないWebサイトが多数あります。
【制作会社へ委託の場合】
サイト更新が長く空いてしまわないよう、業者側で定期的に更新をしたり、新たな事例追加等について催促をしてくれます。度々、催促があることでホームページへの更新・追加を忘れずに行うことができます。
またアクセスログレポートの数値的データに基づき、ホームページの改善をしてくれます。
閲覧数の高いコンテンツへの注力や、離脱率の高いページの改善などを実施します。
この「分析⇒改善の繰り返し」を行いながらサイト運用をしているかどうかで、1年後・2年後のアクセス数と反響面に大きな差がつきます。
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