前回はホームページ作成後の外部リンクの追加に関し、記載をしました。今回もその続きとして、外部リンク(被リンク)の際の有効なポイント「別ドメイン、別IP・クラスC」について解説いたします。
被リンクはドメインが重要
一つの外部サイトでも、複数箇所や複数のページからリンクを張ってもらうことで被リンクの数は増加をします。
これによって、自サイトの被リンク数自体は増えますが、こちらよりもさらに意識すべき重要なポイントがあります。
それは、「被リンクのドメイン数」です。被リンクの数よりも、ドメイン数が多い方がサイト評価が大きく高まり、検索順位も上昇しやすいのです。
一つのホームページやブログから複数の被リンクをもらうよりも、被リンク数自体は少なくても、多くのサイト(ドメイン)から少しずつでもリンクを張ってもらう方が有効です。
被リンクは別IPからの方が効果的
またこちらは、意識するのが少々難しいかもしれませんが、被リンクのドメインでも、「別IP」の方がより優位性は高まります。
どういうことかと言うと、一つの大きなマネージドサーバー内へ複数のWEBサイトを入れているケースがよくあります。
この場合、仮に3サイトあり、それぞれ別ドメインのホームページで、3サイトから自サイトへリンクを張ってもらうと「被リンク ドメイン数は3」となりますが、「被リンクIP数は何と1」となってしまうのです。
使用サーバー・サーバー環境によって、それぞれ別IPになることもありますが、多くの場合、上記被リンクのIPは1つとして認識をされます。
また「IPアドレスもどこまで異なれば、別IPとして判断をされるのか?」ですが、これは「クラスC」が基準となるようです。
ホームページへの外部対策・SEO対策の中でよく言われる、「被リンクはIPが分散されていた方が有効」というのはこちらのことです。
自社で複数のWEBサイトを作成・運用し、検索ランキングを上昇させたいホームページへリンクを張るといった方法がありますが、こちらを行う場合、それぞれの別サイトを別ドメイン、別サーバー(別IP)にすべきと言えます。
上記に関しましては「外部対策・外部リンクチェックツール」を活用すれば、サイトの被リンク数を確認することができますが、被リンクも「リンクの質・リンクの内容」によりSEO対策の効果は変わってくるのです。
質の低い被リンクは逆効果となります
SEO外部対策として被リンクを増やす際に、特に注意すべきポイントがあります。
それは「質の低い被リンクは逆効果」ということです。Googleは数年前からアルゴリズムのアップデートを行い、リンクの質について細かく見るようになりました。そのため、良質なリンクは高く評価をされますが、質の低いリンクの追加はサイト評価を下げます。
無理に被リンク数を増やそうとして、質の低い被リンクを自サイトへ張ってしまうと検索順位が低下をしてしまうリスクがあります。なので、リンクの質を測るSEO専門ツールで予めリンクの質を確認した上で、自サイトへの被リンクを張りましょう。
被リンクの質を測るツールとして有名なのが、マジェスティックSEOです。こちらのツールを使用すると各サイトの評価・質について、「トラスト数値」として見ることができます。
ただ、こちらの専門ツールの無料版は1日に2回までの使用と、回数制限があります。
継続的に複数のホームページの質を測りたい場合は、有料版を契約した方が良いかもしれません。
ペンギンアップデート4.0の影響で、よりリアルタイムに被リンク効果が反映をされるようになった
先日アップデートされた「Googleのペンギンアップデート」の関係で、良質な被リンクがWEBサイトに張られると早期に検索順位が上がるようになりました。
逆に質の低い被リンクが自サイトへと張られると、サイト評価が下がり、検索順位が従来より早く下がります。
まず、現在の被リンク状況を把握することが大切
こういった状況から、まずは自サイトの現在の被リンク状況を確認することが大切です。SEO対策の専門ツールを活用し、一つひとつ被リンクの質を確認していきましょう。
そして、もしも自サイトに検索順位を下げる要因となる被リンクがあった場合は、運営基サイトへと被リンク解除の申請や連絡をしましょう。何度か依頼をしても被リンクが解除されない時には、Googleサーチコンソールから「リンクの否認」を行いましょう。
しかし、こちらのサーチコンソールによる否認は本来の手順ではないので、できれば運営基へ解除依頼をし、改善しましょう。「どうしてもダメな場合に、サーチコンソールから否認する」よう、あくまでも最終手段として考えた方が良いでしょう。
良質コンテンツを増やすと同時に、良質な被リンクを少しずつ増加させることが最も重要
現在、ホームページへの被リンク対策は「Googleランキング要因」として、とても大きな影響を与えます。
良質コンテンツをホームページへ追加するだけでも、良質被リンクを増やすだけでも、効果は低いので、「コンテンツを追加しながら、適正な被リンクも」増やしていきましょう。
もちろん、この2つの対策の効果が高いだけで、他にもWEBサイトへ行うべきSEO対策は多々あります。今後またこちらのブログでご紹介をしていきますが、「既存記事のアップデート・リライト」も有効です。
以前に書いた記事は年月と共に、やはり内容が異なってきます。そのため、定期的に以前の記事・内容を見直し、掲載事実が現状と異なっているようあれば、訂正を行いましょう。ユーザーへ有効な内容が追加できるようであれば、更新・追加も積極的に行いましょう!
またこの時にオススメなのが、「コンテンツのリライト日」をWEBページ・ブログページの上部へ記載をすることです。そして、リライト作業が完了したら、Googleサーチコンソールから「検索エンジンへリライトコンテンツへの巡回依頼」を出しましょう。
上記施策は検索エンジンから、高く評価をされますので、ドンドン行いましょう。
モバイルインデックス導入後も、根本的に有効なSEO対策は同じ
現在テスト運用をされており、今後本格的に導入される予定の「Googleモバイルファーストインデックス(スマホインデックス)」の展開後も、基本的にはホームページ・スマートフォンサイトへの評価指標はあまり変わらないと予想します。
そのため、今の内から「ホームページ(PCサイト)自体のサイトパワーを高めておくこと」が重要です。またスマートフォン用のサイトがないようであれば、最低限の施策として制作を進めておきましょう。
東京を中心にホームページ制作・運営を行っている株式会社エグゼクティブクリエイションでは、「新規WEBサイト制作」から、「よりネット経由の反響を高めていくためのサイトリニューアル」まで専門に行っております。
ホームページからの反響を高めていくには、専門業者のサイト分析や戦略が大切です。何も施策を打たなければ、残念ながら状況は変わりません。
当社はこれまでに2300件以上のサービス提供・サポートを行ってまいりました。既存のお客様からも、「よくホームページに関する営業電話がかかってくるけど、エグゼクティブさんのサポートで充分満足をしているから、全然変える気ないよ!」と非常にありがたいお言葉をいただきます。
これからも「多くの会社様へ価値あるWEBサービスをご提供していきたい」と考えております。ホームページ制作や運営でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談いただければと思います。経験豊富な担当者が「親切・丁寧」を心がけ、お力になります!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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