そろそろ開始されるのではないか?と言われていた「ペンギンアップデート4.0」がついに始まりました。ペンギンアップデートについては、以前より何回かこちらのブログでご紹介してきましたが、再度簡単に記載します。
ペンギンアップデートとは何か?
ペンギンアップデートは、Googleの検索ランキングを決める理論・アンゴリズムの更新のことで、Googleの「ウェブマスター向け品質に関するガイドライン」等に違反しているホームページ・スパム行為を行っているサイトのランキングを低下させます。
低品質なリンクに対する評価を下げます。
低品質なリンクに対する評価を下げます。
「不正なプログラム・ツールによるリンク」や「SEOを目的とした大量のリンク」があると、ホームページや各ページの検索順位が下がる可能性があります。
いつから導入された?
2012年に導入され、今回で4回目の大幅なアップデートとなりました。
ペンギンアップデート4.0でこれまでよりきめ細かい対応が可能となり、リアルタイム化をされたとのことです。
これによって低品質な被リンクが付くと、以前よりも早期に順位が低下する可能性が高まりました。これは悪いことだけではなく、同時に影響を受けたサイトを改善すると、以前よりも早く検索順位が改善されることも意味します。
Googleが再度クロールし、ホームページをインデックス登録するとすぐに反映されます。
また、Googleの言う「より細かく」の意味にもよりますが、以前はホームページ全体にあった影響が「ページ単位での影響」へ変わったと考えられます。
2016年9月23日に記載された記事には、「スパムのシグナルに基づいてランキングを調整するようになった」と掲載されています。
今回のペンギンアップデート4.0のサイトへの影響は?
ペンギンアップデートはGoogleがランキングを決める際の「200以上の項目の1つに過ぎない」とはいえ、検索順位への影響は大きく、以前のアップ―デートによって大幅に順位を落としたホームページは多数あります。(検索順位が低下したサイトの大半はスパム行為をしていたサイト)
しかし、今回のアップデートでこれまでよりも不適切な方法で上位表示されていたサイトの検索順位が落ちることによって、適正なサイト運営やSEOを行ってきたホームページの順位が上がることにも繋がります。
ここ数日のランキングの動きを見ると、日々検索順位が変わっているのが分かります。
キーワードや日によっては大きく変動していることもあり、まだまだ順位は安定しないのではないかと考えます。
以前はアップデートが行われる際はGoogleから告知があり、実施されていましたが今後は告知が無くなり、アップデート自体も自動更新となったので、いつを持ってアップデートによる順位変動が収まるといった概念自体がすでに無いのかもしれません。
より今後、不当なSEOは通用しなくなる
SEOの動向を長年見てきましたが、これまでにない新たな不当なSEO(自動生成コンテンツ等)で検索順位を一時的に上げても、必ずアルゴリズムのバージョンアップにより、通用しなくなり順位が大きく下がったり、スパム内容によっては検索結果から除外されます。
そして、この「新たな不当な対策が作られ、その後にペナルティを受けるまでの期間」はどんどん短くなっています。
今回のペンギンアップデート4.0もそうで、リアルタイム化によって以前よりもずっと早期にペナルティがサイトへ影響を与えるようになりました。
不当なSEOは今後更に検索エンジンへと通用しなくなります。
Googleは適正な方法による、サイトへのSEOは推奨しています。WEB管理者はこれまで以上にユーザビリティを高めたり、ホワイトハットSEOを重視するべきと考えます。
ペンギンアップデート4.0の影響で、弊社ホームページ及び管理サイトの検索順位はどうなった?
エグゼクティブクリエイションのコーポレートサイトや、弊社にて運営管理を行っているクライアントのホームページの多くは、今回のアップデートにより「順位が上昇orキープ」となりました。
また、継続的に確認しているメインキーワードのランキング結果を見ると、今回大きく順位が変動した分、以前まで1ページ目に表示されていたサイトのいくつかは2ページ目以降へと低下をし、代わりにこれまで見覚えのないホームページが上位へと上がっていました。
自社ホームページの順位が下がったor検索順位の低下が心配な場合の対処法
もし「自社ホームページの検索順位が下がった」若しくは「順位が下がるのではないか不安」といった方は、まず自身のサイトへ向け貼られた被リンクを確認しましょう。
ペンギンアップデートは特に被リンクの質を判断します。質の低いリンクが自社ホームページへ張られている事で、マイナス評価を受ける可能性があります。
そのため、今回もし検索順位が下がっているようであれば、専門ツールで自社サイトの全ての被リンクを確認し「質の低い被リンクを否認」することが重要です。
質の低いリンクを否認することで、検索順位が元通りになる又は順位が上昇する可能性が高まります。
ホームページへ張られる質の低い被リンクとはどういったものか?
以下のような被リンクは順位低下のリスクが高いと言えます。
・見覚えのない海外のサイトの被リンク
・SEO目的の無料ブログなどからの被リンク
・SEO目的のポータルサイト等からの被リンク
・数年前にSEO会社により、設定された大量のリンク
・1サイトからの大量の発リンク
・悪意のあるアフィリエイトプログラムからのリンク
・サイト掲載内容に関連のない、直接的な被リンク
・質の低いホームページからの被リンク
(以前でいうページランクが低く、更新もされていないサイトなど)
こういったサイトからの被リンクがあった場合は、まずリンク元へと削除依頼を出しましょう。
メール等で何度か削除依頼を試みても、どうしても改善しない・対処されない場合には「リンクの否認」ツールを使用します。
リンクの否認方法は?
質の低い被リンクを否認するには、Google Search Consoleの「リンクの否認専用ページ」から可能です。しかし、この否認ツールを使用するには以下のような手順を行わなければなりません。
まずGoogleサーチコンソールへログイン後、現状の「リンク一覧」をCSVで出力し、否認するリンクをまとめます。そのまとめたリンクをテキストファイルに変え、リンクの否認ツールよりアップします。
この否認の反映には、数週間から1ヵ月ほど時間がかかることもあるため、申請を行いすぐに改善されるといったものではありません。
また、この申請を行うと必ず否認処理がされる訳ではないので注意が必要です。
このようにいくつかの手順と注意点があるため、Googleの否認ツールを使用する前に、リンク元によるリンクの削除ができないかをまずは試みましょう。
《今回の記事の執筆者》
EC ホームページ制作チーム
10年以上のホームページ制作キャリアを持つプロ集団。
これまでに2,300件以上のサイト制作を行ってきた経験と専門知識に基づく、効果的で適正なサイト運用について解説しています。多くのサイト運営者へ役立つ、分かりやすい記事を執筆致します。
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