ホームページ制作やSEO(検索エンジン最適化)対策について、よくいただくご質問とその回答をご紹介します。
今回はSEO上の外部リンクと内部リンクに関するQ&Aで、「Q:ホームページの検索順位の優位性上、被リンクは効果がありますか?」と「Q:同一ホームページ内での内部リンクにSEO効果はありますか?」といったご質問への回答を載せております。
Q:ホームページの検索順位の優位性上、被リンクは効果がありますか?
A:被リンクの質にもよりますが、効果はあります。
注意しなければならないのが、どんな被リンクでも効果があるといった訳ではないことです。
Googleよりスパムとして判断されているサイトからのリンクは、逆にマイナス判断をされる可能性もあり、場合によってはGoogle Search Consoleからリンクを外す・拒否設定を行った方が良いこともあります。
被リンクを受ける上で重要なのが「被リンクの基サイトの質」です。
リンクを張ってくれるホームページ自体の内容がうすく、オリジナルコンテンツもあまりなく、更新頻度が低く、被リンクを全く受けていないサイトであれば、そのホームページからの被リンクによるSEO効果は低いと言えます。
被リンクの基サイトが「専門性の高い独自コンテンツ」を多く持っており、更新頻度も高く、良質な被リンクを複数受けていれば、リンクを張ってもらった際の優位性はとても高くなります。ただ基サイトの発信リンク数も多く、複数リンクを張っているうちの1つだと、効果は低下してしまいます。
そのため、良質なサイトからの数少ない被リンクを適正に受けることが重要です。
そのため、良質なサイトからの数少ない被リンクを適正に受けることが重要です。
また、よく被リンクについてよくご質問いただくのが「Facebookからの被リンクによるSEO効果」です。
「日々Facebookを更新していて、Facebookから定期的にホームページへの訪問を誘導していると、ホームページへのアクセスが上がり、検索順位も上がりますよね?」といったご質問をよくいただきますが、実は残念ながら直接的なSEO上の効果はありません。
少し専門的なお話となりますが、サイトを構成するソース上(HTML)、Facebookからのリンクには「nofollow」が設定されているため、ホームページへの影響が無いようになっています。ですが直接的な影響がなくとも、Facebook上で取り上げられることによって、多くのユーザーへ早期に情報が拡散されるのでホームページへの閲覧数は一時的にアップします。
そしてホームページ上の内容が良ければ、ソーシャルブックマークへ登録してくれたり、自分のホームページやブログ上で紹介をするため、リンク数が自然と増加をします。これによってナチュラルなリンクが増えるので、Googleより評価をされ、結果として検索順位が上がる可能性はあります。
以上のことから、Facebookよりホームページへの訪問を促す前の前提として、ホームページ自体の掲載内容が良質で多くのユーザーに役に立つ or 魅力的な内容であることがポイントです。
以上のことから、Facebookよりホームページへの訪問を促す前の前提として、ホームページ自体の掲載内容が良質で多くのユーザーに役に立つ or 魅力的な内容であることがポイントです。
Q:同一ホームページ内での内部リンクにSEO効果はありますか?
A:サイト内の内部リンクは重要で、SEO上の優位性もあります。
外部サイトからの被リンクは重視しているものの、ホームページ制作時や更新時の内部リンク対策はあまり行っていないケースが多くありますが、外部リンク同様に内部リンク対策、内部リンクの最適化はホームページへ行うべき施策です。
一般的なグローバルメニュー、上部メニューやサイドメニューについては殆どのサイトで設けられていますが、他にも内部リンクの種類は複数あります。まず重要なのが、グローバルメニューと同様に全ページに設けられるべき「フッターメニュー」です。プチサイトマップのように、Googleより認識されやすいようTEXTで設置をします。
そして、もう一つ大切なのが、全ページの上部へ設置すべき「パンくずリスト」です。
当サイトにも設置されており、 エグゼクティブクリエイションTOP≫クリエイターブログ の部分です。パンくずリストを設置することで現在自分がホームページ内のどのページへアクセスしているのかといったサイト内の階層構造を把握することができます。
サイト上のユーザビリティが向上すると共に、内部リンクを強化することができるため、メリットの多い施策と言えます。
またフッターメニューもパンくずリストも、TEXT形式で分かりやすくアンカーテキストにし、不自然とならないよう検索キーワードを入れることも重要です。フッターメニューについて、画像で制作をする場合にはできれば検索キーワードを含む「alt属性」を入れましょう。
さらに忘れがちなのが「掲載記事内の内部リンク設定」です。
掲載文章内から関連するページや記事へのリンクを張ります。こちらもサイト訪問者に対する利便性が高まり、ホームページ内の回遊率の向上やサイト滞在時間の向上へと繋がるため、積極的にリンク設定は行いましょう。
しかし、過度にやり過ぎてしまうと逆効果になる可能性もあるため、SEO上の優位性を高める目的ではなく、「ユーザビリティーの向上」へ重きを置き行うべきです。
≪ホームページへの内部リンク対策の重要ポイント≫
ホームページへの内部リンク対策を行う際、予め「上位へ上げたい重要なページへリンクが集まる」ように意識しましょう。
しかし極度にやり過ぎてしまうとマイナス評価をされてしまうリスクもあるため、あくまでも自然に集まるように設定をします。
現状の内部リンクについて調べるには、Google Search Console内「検索トラフィック」項目の「内部リンク」で内部リンクを受けているページとそのリンク数を確認することができます。リンクが偏り過ぎないように、定期的にチェックしましょう。
エグゼクティブクリエイションホームページ制作チーム
10年以上のホームページ制作・運営キャリアを持つプロ集団。 これまでに2,300件以上のサイト制作を行ってきた経験と専門知識に基づく、効果的で適正な制作運用について掲載しております。多くのサイト担当者の方へ役立つ、分かりやすい記事を執筆致します。
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