ホームページ制作・運用費用の差異は何か？｜ホームページ制作9800円～東京台東区のエグゼクティブクリエイション/反響重視のホームページ制作

新規のホームページ制作からホームページ運用、反響アップ対策等に関しまして、皆様の疑問とその回答やお役に立つ情報を発信しているエグゼクティブクリエイションディレクターBlogです。

本日は皆さまからのご質問の中でも特に多い、「ホームページ制作時やその後の運用費用に関する差異は何か？」について、詳しく解説をします。同じweb制作会社のサイト制作プランでも、プランによって制作費用・運用費用が異なります。何故こんなに違うの？と思われるのではないでしょうか。

ホームページ制作・運用費用の差異に関する要因を解説

金額差異として大きいのが”制作や運用に対してかける人的工数”となります。簡単に例でご説明すると、制作費用20万円の場合 webクリエイターが30時間をかけて制作します。40万円では、60時間をかけてホームページ制作を行うといったイメージです。

そして一言に制作工数とはいっても、デザインに関する作り込みやコーディング時に組み込むプログラムの実装工数など様々です。制作費用が高めの場合、制作を行う/求めるwebデザインについての難易度やクオリティの他、制作ページ数、必要プログラムの有無等に関し、制作時間/工数を多く要することで高くなっています。

またサイト公開後のホームページ運用費についても同様で、月額費用が安価なプランと高額プランとの差異はやはりそれにかける人的工数です。月々の更新ボリュームが多かったり、更新頻度が高いとその分更新/掲載時間を要するので月額費用が上がります。他にも競合指数の高いSEOキーワードでの上位ランクを狙う場合、通常よりも外部被リンク対策やコンテンツ対策へ注力をする必要があり、その強化対策分の工数が費用へと反映されます。

「費用が高いのは、制作会社側の利益が大きいからでは？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は上記のような提供プラン・提供サービス内容・人的工数の違いにより、見積り金額の差異が出ています。

初期HP制作費用の差異はその制作を行うwebクリエイターの人的工数の違いが大きく、サイト運用費に関する差異は修正更新を行うクリエイターだけでなく、SEO対策や反響UP対策、マーケティング部分を担うwebディレクターの人的工数が関わってきます。

提供サービス費用が安価な場合それに応じた工数となるため、制作クオリティ面やSEO対策でかけられる工数は限られてきます。web制作会社の売上は人が動く人的工数をマネタイズし成り立っている業種であるため、もし契約費用が安価で提供サービスにかける工数が過剰な場合、それは赤字状態と言えます。

そのため、お客様から頂戴する費用に対し適切な制作工数・サービス提供工数を注視していないと、売上よりも人的工数/経費が上回り大きなマイナスとなります。そして、それが長く続いたweb制作会社は結果的に廃業になり「折角あのweb会社、安価で良いサービスだったのに倒産してしまって残念… 困る…」といった事態になる可能性があります。

弊社にはお陰様で毎月、ホームページ制作やサイト運用等について多数の新規問い合わせ及びご相談をいただきますが、その中でも「これまでお願いしていたホームページ会社（またはフリーランスのクリエイターさん）が廃業してしまい、困っている」といった内容が少なくありません。

良いホームページ制作会社でも廃業しては意味がない

”企業は適切にサービスを提供し、そしてちゃんと利益を出してこそお客様へ良いサービスをご提供できる”と考えます。「一時的に良いサービスを提供していても、それを長く提供することができなければ結果的に契約いただいたお客様へご迷惑をお掛けすることになる」点をweb制作会社は忘れず、適切な契約プラン・適切な提供サービス内容を意識する必要があります。

これまで運営を任せていたweb会社が倒産してしまった場合、お客様は新たな制作会社を探し経緯や運用状況を説明後、ドメイン移行/サーバー移行を行ったり、それに伴うメール設定の変更をする等かなりの手間と時間を要します。

私達 web制作会社は良いホームページを作ったり、そのサイトの反響を上げることが重要ではありますが、それと共にご契約いただいたお客様へ上記のような不要な手続き・お手間をかけないよう、長期的に適切なサービス提供をできる経営状態が実は大切だと考えます。

【今回の記事の執筆者】

カスタマーサポート部/チームリーダー　webディレクター：渡邉真帆