先日公開しました企業のIT化サポートを行う、中小企業ITコンサルタント.comをご紹介します。建築業の既存のお客様より、別会社・別事業として今回の新規ホームページ制作をご依頼いただきました。
ITアウトソーシングを検討している企業がメインターゲット層ということで、”信頼度が高くスタイリッシュなWebデザイン”を意識し制作。サイト制作時に必要なタグラインや掲載文面の全てをディレクション前に頂戴していたのもあり、とてもスムーズに制作が進みました。
今後は掲載写真について、実際のITコンサルタント様の業務風景等 お写真へ変更を行うと共に、SEO対策の強化へ取り組む予定です。
HP制作実績:名古屋市中区のARkia株式会社様運営 中小企業ITコンサルタント.com
サイト制作前 MTG時ポイント
通常弊社では新規ホームページ制作に必要なお打ち合わせ、ディレクションはお伺いをしてヒアリングやご提案を行いますが、今回は新型コロナウィルス感染の拡大防止への取り組みとして、Zoomによるオンラインでお客様とミーティングを致しました。
オンラインMTGを始めた当初は「対面での打ち合わせの方がサイトコンセプトや掲載コンテンツ等のすり合わせがしやすい!」と思っていましたが、1年半以上経ちオンラインに慣れたためか、最近では全く問題なくディレクションを行えるようになっています。
しかしオンラインの場合、細かな問題もあります。
訪問での打ち合わせはその場でiPadの画面を開き、参考サイトをクライアントへご覧いただきながら打ち合わせをするのが当たり前でしたが、オンラインの場合はクライアントに対象ページを開いていただくまでに時間を要する等の問題が起きることもあります。
そのため、予めヒアリングしたい内容や参考サイトURLをExcelにまとめお送りしたり、お打ち合わせ後に決めた内容をメールする等の工夫が必要です。
今回のホームページ制作時はご契約前後にご代表と担当ディレクターとでメールのやり取りが数回あり、Zoomでの打ち合わせ後も主な検討内容・決まりごとをWordへまとめ、内容確認を行いました。ホームページ公開後のSEOキーワードの検討等も、メールとオンラインMTGにていたしました。
MTG時はサイト経由のコンバージョンを重視し、Webデザイン・コンテンツ面よりも先に”メインターゲットユーザー””ペルソナが検索するキーワード”の想定をした上で、その内容を元にホームページの大枠を決定。オーガニック検索からのサイト流入及び離脱率軽減に向けた、ページコンテンツの見せ方も同時に検討しています。
閲覧者が受ける印象を意識したWebデザイン
メインカラーは清潔感があり、信頼度の高いイメージの紺色を選定。ダークな印象とならないよう、明るいブルーのグラデーションも加えています。全体的にブルーのグラデーションに対し、白字でタグライン・TEXTを入れているため、透明感あるシャープな印象へ仕上がっています。
こちらのデザインイメージもディレクション時に検討したペルソナが好むカラーリングを意識しています。ターゲットユーザー層を明確に意識することで、SEOキーワードからWebデザインの方向性まで、ブレることなく迷うことなく決めることができます。
TOPページ上部は信頼度の高いデザインで、中段~下段にかけては信頼度+爽やかさを重視し、特に「GREETING/ご挨拶」「IMPRESSION/お客様の声」部分はファーストビューとはまた異なる雰囲気となっています。
信頼度の高いフォーマルなWebデザインでweb制作を行う際、敷居が高過ぎるイメージにならないよう注意しなければなりません。高級感のあるイメージ、専門性の高いデザインも同様のリスクがあります。
サイト訪問者に敷居の高い印象を持たれてしまうと、ご依頼・問い合わせをするのをためらわせてしまう可能性があるため避けるべきで、カラーリングや使用写真の選定により、その印象を回避することができます。色や写真が与える印象は大きく、同じコンテンツ内容でも見せ方によってユーザーが見た時の印象が大きく変わります。
下層制作時の注力点
下層ページもTOPページのデザインイメージを引き継いでいますが、メインコンテンツ導入部分は敢えて黒レイヤーを活用し、メッセージへ焦点が当たるようにしています。ユーザーに読んでもらいたい内容は、他とは異なる打ち出し方・カラーリングを行うことで閲覧率が高まります。
また、TOPページ制作時と下層ページ制作時の見せ方の違いも考慮しています。TOPページはまずユーザーに対し「どういったサービス内容で、どのような強み/導入メリットがあるか?」を訴求力高く見せることが重要です。TOPページの訴求力が高くないと、その後の下層への誘導ができずに離脱してしまうため、TOPは下層よりも時間・工数をかけて魅力的に仕上げる必要があります。
それに対し、下層ページはTOPよりも読み物的に落ち着いて、じっくり内容を読んでもらえるようコンテンツ作りを行います。シンプルで分かりやすい見せ方が有効です。
サイト公開から暫くの期間は”良質コンテンツの継続的な掲載”と共に”外部被リンク面の強化”へ注力します。多くのターゲットユーザーにアクセスしてもらえる仕組み作りを行い、ある程度高い閲覧数を獲得できるようになった後、アクセスログに基づくコンテンツ改善を実施するとCVRが大きく高まります。
この成果率を上げる一連のフローがとても大切で”各フェーズにおいて、どれだけ高い意識で取り組むことができるか?”により、最終的な結果が変わってきます。
【今回の記事の執筆者】
カスタマーサポート部/チームリーダー webディレクター:渡邉 真帆
建設業/製造業を中心に300以上のホームページ制作の経験を積む。ディレクション時、クライアントから「事業の強み/差別化のPOINT」を引き出すことが得意。
日々IT・PCに関するリテラシー向上に努め、Webのことは勿論、お客様の多様なお困りごとを解決。エグゼクティブクリエイションの中でも特に顧客満足度の高いディレクター。
社内では癒し系なものの、クライアントとの打ち合わせ時のキリッと具合は別人のよう。
得意なこと:アクティブリスニングと笑顔 苦手なこと:料理と口喧嘩
---------------------------------------------------------------
成果率の高いホームページ制作なら、
東京のエグゼクティブクリエイションまで
---------------------------------------------------------------
◇Web制作/運営管理に関するご相談はこちらより
TEL: 03-5839-2512
FAX: 03-5839-2513
≫ホームページ制作 のエグゼクティブクリエイションTOP