海外のモダンでスタイリッシュなカフェの画像へグレートーンを重ね、サイトネームをレイアウトしたメインビジュアルが目を引くRAW様のTOPデザイン。RAW様は東京都板橋区や近隣の埼玉県川口市をメインに、施設・ビルのリニューアル工事等を展開されています。
こちらのwebサイトはTOPページも下層ページもデザイン制作時、ブランディング重視でオフィスビル/施設内装写真を大胆に配置し、ビジュアルでユーザーを引き込む手法をとっています。
またコンテンツデザインに対し、ちょっとした遊び心の要素を加えることで、より一層凝った印象の雰囲気となります。
ホームページ制作実績紹介：建築デザインのRAW様（東京都板橋区）
トップデザイン制作時の注力点について
TOPページから下層ページまで、メインビジュアルは写真/グラフィックとキャッチコピーとがうまくマッチし、印象的なイメージとなるよう工夫をしました。
TOPページjQuery1枚目は海外のコーヒーショップの画像を使用し、2枚目はリゾートホテルのように豪華な内装写真、そして3枚目は機能性とデザイン性が両立したオフィス内装で構成しています。
webデザインを行う際、時には敢えて主題から少し外れた画像を使用することで、効果的にお洒落な印象を与えることができます。ただページを開いた瞬間に目に映るメインビジュアルで、こちらの手法を行うと、ユーザーに対し大きな違和感を与えてしまうため、メイン画像下コンテンツや挿絵的にレイアウトする画像へこちらの手法を取り入れるのがPOINTです。
メインビジュアル下には企業メッセージを高層ビル・大型施設・戸建住宅街の画像と共にシンプルに掲載。ご挨拶文TEXTの視認性も考慮しています。
そして、ページ中段は”内装に関するお悩みとそのソリューション”として、店舗経営者/オフィス管理者/不動産会社向けの提案コンテンツを掲載。各ニーズに対応する改装工事やリノベーション・原状回復工事についての内容をシャープなデザインで表現しました。
こちらの中段コンテンツは、半透明のグレーレイヤーと紺色のポイントカラーでエッジの効いたデザインとなっており、ユーザーの目を引きます。中央の「RAW×SOLUTION」部分の見せ方は、制作クリエイターのお気に入りです。
近年、インターネットユーザーの多くが複数のwebサイトを閲覧し、最終的に数社へと絞った上で問い合わせ/見積依頼といったアクションを起こします。
その際「この会社は他の同業他社と比較し、どういった点が強みなのか？」「何が他の会社と違うのか？」等をしっかりとアピールすることが大切です。こちらの強みが伝わらないと、金額面や近いからといった利便性での勝負となってしまうため、できるだけ明確に自社の強みを打ち出すべきです。
”当社3つの強み/特徴”は、企業の強みを端的に伝えることができるのでとても効果的です。例えその3つが比較的ありふれた強みや特徴であったとしても、ホームページ制作時にハッキリと伝えるコンテンツ作りを行った方が良いと考えます。
RAW様のサイトでは「設計から施工までの一貫対応」「高い提案力・お客様の立場に立った最適な提案」「豊富なリノベーション/リフォーム実績」を挙げています。各特徴内容にマッチするイメージ画像を載せると共に、文字サイズと使用フォントを工夫し、凝った印象のデザインへ仕上げています。
下層コンテンツ制作時の注力点
まずグローバルメニュー上でTOPページの次にクリックされやすい「会社概要」ページは、優れたイメージ画像を利用し大胆な打ち出し方をしています。見た瞬間にユーザーを引き込むような印象的な見せ方です。
メインビジュアルは高層ビルと空を見上げた写真で、その下部はミーティングルームと鮮やかな色合いの高層ビル外観写真を使用。
TOPページとは異なり、会社概要はシンプル目に基本情報をまとめています。
業務内容ページではRAW様がメインで対応されている3つの施工業務についてを詳しく掲載。その下にはTOPでも掲載をした3つの特徴を別デザインで再度載せています。
TOPでの見せ方とは異なるデザインでカラフルに制作。他コンテンツよりも目線がいきやすく、サイト訪問者の記憶に残りやすいビジュアルへ仕上がるよう意識しています。
HP制作後のCVRを意識したコンテンツ制作
弊社ではホームページ制作後のコンバージョンを重視する際、サイト訪問者へ特に見てもらいたいコンテンツの見せ方へこだわります。
時にはわざとコンテンツ枠を設けず、自由度の高いコンテンツ表現を行うことで凝った印象となり、頭に残りやすいデザインイメージにするなど手法は様々です。
こういった通常とは異なるアピール方法は、サイト訪問者の目に留まりやすい切り口で、決して多用するのではなく本当に見せたいコンテンツにのみ反映することで効果を発揮します。
また注目を得たいコンテンツに対し、他とは違う凝った装飾を加えることで目立ちやすくなりますが、過度な装飾はごちゃごちゃした煩雑なビジュアルへなりやすいため、注意が必要です。”注目を集めたいコンテンツ”とそうでないコンテンツとの強弱を意識したページ制作も、CVRアップ対策の一つとして行う場合があります。
【今回の記事の執筆者】
カスタマーサポート部/チームリーダー webディレクター：渡邉 真帆
建設業/製造業を中心に300以上のホームページ制作の経験を積む。ディレクション時、クライアントから「事業の強み/差別化のPOINT」を引き出すことが得意。
日々IT・PCに関するリテラシー向上に努め、Webのことは勿論、お客様の多様なお困りごとを解決。エグゼクティブクリエイションの中でも特に顧客満足度の高いディレクター。
社内では癒し系なものの、クライアントとの打ち合わせ時のキリッと具合は別人のよう。
得意なこと：アクティブリスニングと笑顔 苦手なこと：料理と口喧嘩
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