今回のホームページ制作の役割は、実際の制作サイトにも記載している「建築業・職人の世界を改革したい」「建築業に対してもっているイメージを変えていきたい」といった想いをユーザーに対し、明確に伝えることです。
コーポレートサイトのため、企業のブランディング、会社の印象に対する働きかけを主としていますが、株式会社Neoは「どういった想い/どういった考えで事業展開しているか」をTEXT文と共にデザインによって、表現することを重視し制作を行っています。
ホームページ制作解説:横浜市の株式会社Neo様
デザイン制作時の方向性について
クライアントからのご要望により、先進的そして革新的なWebデザインを意識しています。また「画期的な印象をサイト訪問者へ与える」といった点にも重きを置きました。このようなPOINTを加味し、コンテンツデザイン制作やキャッチコピー/見出しのラィティング等を行っています。
またターゲットユーザーがサイトを見た際に受ける印象、ファーストインプレッションも大事にし制作を進めました。そのため、デザイナーの表現力と共に、ディレクターが加える要素として”ユーザーが見た時のイメージ”と”客観的感想”も取り入れながら制作。
ただインパクトがあって、派手なデザインではなく、ちゃんとユーザーへ伝えたいメッセージが伝わることへ焦点を当てています。
ディレクター主導でのweb制作
クライアントとの打ち合わせ内容を元に、今回はディレクター主導で制作を進めました。
通常はクライアントの意見を元にディレクターが全体的な方向性/デザインの枠組みを示し、それ以外のコンテンツや細かなパーツはデザイナー主導で制作を行っていくのが一般プロセスですが、今回は細部まで担当ディレクター主導で制作をしました。
本来はまずディレクターとデザイナーが相談しながら、最初にワイヤーフレーム(画面のレイアウト図)を作り、それを主体として細かなコンテンツ作りや詳細デザインの表現について検討しながら制作を進めます。しかし、今回は敢えてワイヤーフレームを作る工程を無くしています。
「ヘッダー制作⇒メインビジュアル制作⇒上部コンテンツ制作⇒中段コンテンツ制作⇒下段コンテンツ制作⇒フッター制作」と完全に上から順に制作を行いました。
しかし、こういった制作工程でホームページ制作を行う場合、最初に作るヘッダー及びメインビジュアルのデザインが、そこから後の部分やサイト全体へと大きな影響を与えるため、最初にヘッダー・メインビジュアルのデザイン表現にカナリこだわりました。
TOPデザイン制作時のPOINT
トップデザインは雑誌やポスター等のグラフィックデザインのようなビジュアル要素を取り入れています。
メインビジュアルは横一杯のフルサイズで、空中からみた横浜ベイサイドの高層ビル群をバックグランドとして使用。その上へ更に、より都会的なイメージとなるよう高層ビルや夜景写真を入れています。そして、そのデザインへうまくマッチするよう、会社コンセプトをアルファベットで大きく配置。開いた瞬間にインパクトのあるデザインに仕上がっています。
グラフィックデザインの場合、とことんビジュアル重視で制作を行いますが、ホームページデザインの場合はそれに対し”ユーザビリティ=サイト訪問者の使いやすさ/分かりやすさの要素”を加える必要があります。
そしてメイン画像部分から少し下へスクロールすると、左部は未来的なイメージ・テクノロージーのイメージ、右部は落ち着いたグレートーンに英字と日本語文で会社メッセージを掲載。メインビジュアルがブラックと高層ビルのイメージで、その下は近代的+落ち着いたグレーイメージとなっており、ビジュアル的にメリハリある表現をしています。
中段は2つのメイン事業として「外壁事業」「不動産事業」のリンクコンテンツをスタイリッシュにレイアウト。NEW INFORMATION欄とフッター部分は光輝く横浜ハイウェイを中心とした夜景写真で、都会的且つ高級感のあるイメージへ仕上げています。
白背景とコンテンツ部分との明暗がとてもお洒落です。
下層ページ制作時の注力点
下層コンテンツとして、文章+写真部分の制作を行う場合、これから制作を行う対象コンテンツとそれ以外のコンテンツとのバランス調整をすることが重要です。
その際にグリッド線を用い、均等に写真を置いたり、対象コンテンツ以外の別コンテンツとの配置を揃えるといったPOINTも大切で、これを加味して制作を行っているか否かで最終的な出来が大きく変わってきます。
対象コンテンツと他コンテンツとの位置関係、バランスをきちんと揃えることで雑多な印象から、整理されたお洒落な印象へと変わります。各デザインパーツを丁寧に仕上げることは勿論、こういった空間/余白、距離感等も加味しながら制作を行うことによって良いデザインに仕上がります。
これまでに手掛けた案件の一部を掲載する「施工事例紹介」ページは、一般的によくある「施工写真+コメント」をズラッと配置するのではなく、敢えて一つ一つの写真サイズを不均等にし、ビジュアルの良いギャラリーコンテンツとなるよう見せ方を工夫しています。
この見せ方も通常のホームページ制作時に行う表現ではなく、グラフィックデザイン時によく用いるデザイン手法を取り入れています。
【今回の記事の執筆者】
カスタマーサポート部/チームリーダー webディレクター:渡邉 真帆
建設業/製造業を中心に300以上のホームページ制作の経験を積む。ディレクション時、クライアントから「事業の強み/差別化のPOINT」を引き出すことが得意。
日々IT・PCに関するリテラシー向上に努め、Webのことは勿論、お客様の多様なお困りごとを解決。エグゼクティブクリエイションの中でも特に顧客満足度の高いディレクター。
社内では癒し系なものの、クライアントとの打ち合わせ時のキリッと具合は別人のよう。
得意なこと:アクティブリスニングと笑顔 苦手なこと:料理と口喧嘩
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