何故ホームページ制作時に競合分析を行うべきか?
これから初めてサイトの制作を行う際、どういったデザイン/ビジュアルのサイトにし、どういったコンテンツを設けた方が良いのか?等の知識は殆どないのではないでしょうか。
そのため、一から社内にて多くの話し合いを行う必要があります。しかし、経験知識がないため、その時に十分話し合って実施をした内容でも、実際に制作やサイト公開を行ってみると思うにいかないことが殆どです。
トライ&エラーを繰り返し行い、成果率を上げていくことが必要となりますが、可能であれば「成果が上がらない期間」を短縮すべきで、そのタイムロスを軽減するのが既に長年運用を行っている競合サイトから学ぶことです。
競合サイトは「どんなキーワードで検索上位対策を行っているのか?」「どのようなデザインか?カラーリングにしているか?」「どういったコンテンツ内容を積極的に更新しているか?」「制作ホームページに対して、どんな機能を実装しているか?」など様々な角度から確認してみましょう。参考にすべきPOINTは多々あるはずです。
勿論、デザインや掲載内容をそのままコピーして使用する等は行ってはいけませんが、ホームページ制作及び運用時の参考にするのは効果的です。競合サイトであっても、その良い部分は取り入れながら、より良いサイト作りを行うことでコンバージョン率の高いホームページになります。
競合サイトはどんなキーワードでSEOを行っているか?
自社と同業種/競合他社のホームページがどういった検索キーワードでSEO対策を行っているか?を確認する利点は多いです。
ホームページ公開後に非常に重要な”検索キーワードの設定”について、どういった語句で対策をしていくかは大切で、通常 検索で上位ランクをした際、新規依頼や問い合わせへ繋がりやすいキーワードを設定するはずです。
しかし、月間検索数の多そうな人気の高いキーワードを設定しても競合ホームページが多過ぎて、対策を行い続けてもなかなか1ページ目に表示されない場合があります。逆にあまり競合が少ないキーワードを設定して上位表示をされたものの、そもそも、そのキーワードで調べるユーザーが少ないので成果が上がらない…といったケースもあるので注意が必要です。
また、キーワード設定時によくありがちな間違いが「自社が上位表示させたい検索キーワードを設定」してしまうことです。
本来は「自社のターゲットユーザー層がよく調べる検索キーワード」を設定すべきで、これがイコールであれば問題ありませんが、そうでない場合は自社が上げたいワードではなく、ユーザー検索数が多いワードを選定すべきです。そうでないと、上位表示をできたけれど、全く依頼や問い合わせが無いといった事態になってしまいます。
自社内でどんなキーワードにするかを検討する際、まず「自社と同業種のホームページがどういったキーワードを設定しているか」をチェックしてみましょう。
ホームページデザイン面のチェック
こちらもSEOキーワードと同様に、競合サイトはある程度”成果率の高い/ターゲットユーザー受けの良いWebデザイン”を意識して制作を行っているはずです。
またその業種や業界に対する印象やカラーリングも存在します。
例えば、医療機関は清潔感のあるブルーや爽やかなグリーン系の色合いのホームページが多く、製造業は紺色やグレーなど落ち着いた色合いで、教育機関の中でも幼稚園はピンク色やオレンジと明るくPOPなカラーリングが多く、英会話教室等もやはり黄色や赤色など躍動感のあるイメージの色合いが多くなっています。
自社の業界のホームページでよく使用されているカラーについて確認し、それを自社独自のコーポレートカラーとうまくマッチするようカラーリングするのをお勧めします。
有効な掲載コンテンツをチェックする
自社サイトに訪れるユーザーがどういった情報を求めているか?を熟考し、その求めに応じるコンテンツを設けることはSEO対策面でもユーザー満足の向上面でも重要です。
Web集客へ注力している会社や長年ホームページを運用している場合、閲覧率の高いコンテンツをサイト上の目立つ場所へ配置したり、様々なページに誘導バナーを設置します。
そのため「競合サイトがどういったコンテンツを設け、どのコンテンツをページ内上部へ配置しているか?」を把握しましょう。
勿論、最低限必要なコンテンツに関しても知るべきです。建設業/リフォーム会社のホームページ制作を行う場合、会社概要や対応施工内容の他に、これまでの施工実績紹介は設けるべきコンテンツです。
同様に製造業でも製作実績は断トツで閲覧率が高いため、必須コンテンツと言えます。美容院のサイトであれば、スタッフ紹介/スタイリスト紹介ページを設ける等、業種・業界ごとに必須なコンテンツは違います。
また、現在多くのホームページにブログやコラム等、継続的に情報発信を行っていく用のページが設けられています。そして、どういった内容の情報発信が多いか?どういった話題でブログライティングを積極的に行っているか?について、参考にすることができます。
ホームページ制作時にどういった機能が必要か?
サイト訪問者にとって「どういった機能があると便利か?成果率が高まるか」も新規ホームページ制作時に検討すべき点の一つです。
必要な機能は業界により大きく異なり、不動産系サイトであれば物件検索機能、製造業であれば図面等を添付できる見積りフォーム、リフォーム会社HPであれば簡易カラーシュミレーション機能など様々です。
こういった機能の有無により、サイトへ訪れるユーザー満足度やお問い合わせ率等が変わってきます。競合他社サイトには実装されているものの、自社制作サイトになければ、ユーザーが他ホームページへ流れてしまう可能性があります。できれば、初期制作時に競合サイトでよく実装されている機能があれば、設置するようにしましょう。
このように新規ホームページ制作を進める際、競合ホームページを確認・分析するメリットは多々あります。作ったサイトの成果をできるだけ早期に上げるためにも、できれば制作前に一度チェックしましょう。
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