ミャンマーはASEAN(東南アジア諸国連合)の中でも現在注目の国で、経済成長率は勿論、広い国土や資源の豊富さ、人口(5千万人以上)など魅了的な面が多々あります。
IT人材面でも勤勉で優秀なプログラマー/エンジニア等が育成され、特に日本のように今後の人材確保が難しい国から期待されています。今回のブログ記事ではそんな注目が集まっている国「ミャンマー」のIT・web制作事情に関する話題を書きたいと思います。
インターネット環境やweb事情等は勿論、国によって大きく異なります。日本のように高速光ファイバーが当たり前でWifiも高速でできる国もあれば、いまだADSLが中心の国もあります。「そもそも定期的な停電で、ネットができないだけでなく、電気が使えない!」といった国もまだまだ世界にはあります。
また、日本はGoogleやYAHOO!等の大手検索エンジンを使うのが当たり前ですが、ミャンマーのようにFacebookが中心の国もあります。他にもPCはあまり普及していないものの、スマートフォン端末は多くの人が持っているといった場合もあります。
今後、定期的に海外のITやWeb制作事情について、こちらのブログでご紹介していきたいと思いますが今回はミャンマーです。次回はタイ、ベトナムそして、アメリカの事情もお伝えいたします!
【海外】ミャンマーのNet環境、Web事情等について
縦に長いミャンマーでもヤンゴンは日本から意外と近く、千葉の成田空港から約8時間で行くことが可能です。ANAの直行便なら楽々、乗り換えなしです。しかも何と2018年10月より1年間、これまでビザの取得が必要だったのが、パスポートのみで行けるようになっています。
時差は2時間半ほどで日本が13時なら、ヤンゴンは10時半となります。なので仮にヤンゴンで夜19時に東京へ電話をしたらもう21時半になるので、繋がらないなーといったことも起こりえます(笑)逆に日本時間で9時頃に電話をしたら、ヤンゴンでは6時半なので携帯の着信音で相手の目が覚める…といった点にも少し気をつける必要がありますね!
ヤンゴン国際空港からヤンゴン中心地までは車で1時間ほどでいくことが可能です。時間帯にもよりますが、夕方はカナリ道が渋滞し、非常に時間がかかるようです。
ミャンマー(ヤンゴン)のネット通信環境
まずはじめにインターネット環境ですが、ミャンマーはスマートフォン端末が大分普及しているため、ホテルやカフェ、大型商業施設ではフリーwifiのスポットが数多くあります。またミャンマーでは若い世代は勿論、中高年層でもスマホが多く使われています。
肝心の通信速度ですが、大き目のホテルのwifiを使用した場合、夜19時ぐらいの使用者が増える時間帯は少し遅くなります。それ以外の時間帯は安定しているようです。
会社同士や本社/支店間のやり取りは日本国内では携帯電話が当たり前ですが、海外はそうはいきません。出張等へ行く前に携帯電話を取り扱っているお店で確認をした方が良いでしょう。特に日本とミャンマーでの携帯電話による通話は他国よりも高く1分480円、10分ぐらい通話をするだけで5,000円近くかかってしまうという恐ろしい通話料です。
そのため、”インターネット電話でのやり取りが中心となる”ので、通信環境は最初に確認すべき点です。ミャンマーは比較的日本とのFB動画でのやり取りに問題がないようです。ヤンゴンが夕方の時間帯は少し途切れることがあるかもしれませんが、割とスムーズに使えます。
また新たに賃貸住宅や会社事務所をかりる場合、そこでインターネットを行いたい時は、ヤンゴン市内でPC/ネットインフラ整備を行っているお店へ確認した方が良いでしょう。場所によってLANケーブルでの接続を中心としたネット専用回線を引くか、Wifi接続のどちらが良いかを検討する必要があります。
どちらの場合も初期費用は数万円かかるようです。月々のネット使用料は数千円で日本と変わらないか、日本より少し安価なぐらいです。
ヤンゴン市内の賃貸マンション/オフィス賃料の相場・広さ
日本と同様、部屋のロケーションや広さ、内装設備等によってピンキリではありますが、東京都内と比較すると同じ賃料の場合、ミャンマー・ヤンゴンの方が大分広くなります。
メインの大部屋とは別に中規模の部屋が2部屋、広いキッチン、シャワールームとトイレが2つずつあり、各部屋に新しいエアコン付きで10万円を切る物件も探せばあります。日本では賃貸マンションやオフィスを案内してくれるのは不動産屋さんの方ですが、ミャンマーの場合は大家さんがメインで直接交渉もできます。
ミャンマーのWeb事情
どこか飲食店やホテルを探したり何か調べ物をする際、日本やその他の国ではGoogle検索を使用する人が多いですが、ミャンマーでは以前までGoogleがビルマ語に非対応だったこともあり、Facebookの方が強いようです。または口コミ。ミャンマーの方は親切で自分が知らないことを他の方へ聞くとすぐに熱心に教えてくれます。
そのためか、Googleを使って調べ物をしたり、商業施設へ行って気になる店があっても公式webサイトを持っていない所が多々あります。FBが強く、HPはまだまだ少ないようです。スマホの普及率が高いものの、PCの普及率は低いのも大きな特徴です。ミャンマーではスマートフォン端末は2、3万で購入することができますが、パソコンは価格的に日本とあまり変わらず高め。パソコンが高額なのも、webサイトがまだ少ない要因の一つかもしれません。
次回は「タイとベトナム」のwebやIT事情について、分かる範囲でお伝えします!
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