東京都台東区にてホームページ作成を専門に行っております、株式会社エグゼクティブクリエイション webディレクターの渡邉です!
今回のスタッフブログでは「製造業の新規ホームページ制作時のご質問とその回答」についてを詳しくご紹介します。製造業様でこれからサイト制作をお考えの方にとても役立つ記事となっています。是非 今後の参考にご覧ください。
弊社ホームページをご覧になり、先日 新たなコーポレートサイト制作に関するご相談のお電話をいただきました医療機器部品製造の会社様(東京都立川市)へ訪問しました。ある程度オンライン会議にて弊社サービス内容等のご説明を行っており、この度 実際に会社サイトの制作を進めることになりました。
お伺いをしての対面でのサイトディレクションも順調で、先方の営業主任様とweb担当者様にて約3時間どお打ち合わせをしました。TOPデザインと下層コンテンツの打ち出し方に関する話し合いとなりましたが、その際にご相談いただきました内容の一部とそれに対する回答を掲載したいと思います。
また余談ですが、ディレクションMTG後は立川駅近辺での昼食となりました。安心・安全を大切にした、健康的なオーガニックランチでした。
(記事のリライト日:2018年6月8日(金)14:30、2024年12月2日(月)19時半)
製造業 HP制作時のご質問とその回答:HPへの製作実績掲載時の注意点
ディレクションの際は、まずTOPデザインに関してのすり合わせを行いました。全体的にフォーマル目の雰囲気で既存の取引先にも、これから新規取り引きをご検討中の会社さんにも好印象な雰囲気をご希望でした。
こちらの医業部品製造専門の会社様では先代から長年続く会社ということで「通常の製造業サイトよりも堅めの雰囲気を敢えて出していきたい」とお聞きしました。また下層ページに関してもしっかりと内容を見てもらい、自社製品や特徴、会社としての強みを認識いただき、その後の見積依頼や新規依頼へと繋げていかれたいご意向です。
以前はiタウンページや新聞掲載広告などを定期的に打ち、新規問い合わせ及び依頼を獲得してきましたが、新たなお取り引きを進める際、業種的にあまりマッチしなかったり、金額面やワークサイズ面、加工内容、製造ロット数の関係でお断りするケースも度々あったようです。
このような問題点を解消すべく、自社のコーポレートサイト制作を行い、自社に関する内容を予め認識していただいた上でその後の打ち合わせ等を行い、認識のズレ等 できるだけトラブルの少ない展開をしていきたいとお話をいただきました。
こちらをうまく進めていくにはTOPページだけでなく下層コンテンツも適切に閲覧してもらえるよう、TOPから各下層ページへと誘導していく必要があります。
また自社加工製品の中でも特に売りとなる”難度の高い製品”や”その加工を行うために使用する大型のマシニングセンター等”をTOPページ上部から具体的に紹介し、その内容をもっと詳しく閲覧してもらう目的で、製作実績ページや所有設備一覧ページへの誘導バナーを設けるのが有効です。
こちらの誘導バナーからのリンク先 下層ページへの導線をどのように打ち出すか?によって、TOPは勿論 下層ページのユーザー滞在時間が大きく変わってくるので、予め初期ページ制作段階で工夫しなければなりません。今回のサイト制作ではメリハリあるコンテンツ配置と目を引くカラーリングで、ユーザーの興味を得るようなページレイアウトを組みます。
営業主任とweb担当者様も今回の上記提案にご納得をいただき、これから実際のTOPページデザイン及び下層ページ制作へ進んでいきます。最初のヒアリングからその後のすり合わせ段階まで、とても有意義なディレクションとなりました。
これまでの製作実績をどこまでサイト上へ開示するのか?
ミーティングの際にお客様からご相談いただいた内容が「当社では70年以上の部品製造の実績があり、非常に多くの実績写真があるものの 取引企業が大手で中には守秘義務契約等の関係で公開できないものあるがどうすればいいものか…?」です。
こちらは製造業様のホームページ制作時や運営時によくご相談いただく内容です。是非多くの会社へ見てもらいたい実績があるものの、それを迂闊に開示できないといったケースです。製造業ではNDAなどの関係でネット上へ出したくても出せないケースがよくあります。
そこで無理に自社サイト上へ掲載をした結果、そのお取引企業よりクレームが入るというリスクもあるので十分注意しなければなりません。よく「取引企業から分からないよう、一部分だけを拡大して、分かりにくく掲載をして下さい」といったご希望をいただきますが、やはりベストはネット上への公開に関する許可を得た製品写真を掲載するか、指摘の心配がないよう、ホームページ掲載用にオリジナル製品を製作の上、載せることです。
「サイト掲載用にオリジナルで新たな1点もの製品を作る!」となると、やはり手間ではあります。ですが、その分 ホームページ掲載後のトラブルに関する心配やリスクがないので、存分に製品に関する全体写真や部分写真を自信を持って載せることができるメリットがあります。弊社クライアントの製造業様の中には、難易度が高い・非常にマイナーな部品製造ばかりをされている会社様もあります。
そのような会社様にはホームページの初回ディレクションやTOPデザイン制作段階で、数点のみでも良いのでHP掲載用のオリジナル製品製作をお勧めしています。長期的にサイト運用をしていく際、オリジナル製品の製作・掲載は非常に有効です。
そして、こちらは制作ホームページだけでなく、会社パンフレットや販促用リーフレット/チラシ等の紙媒体にも使用可能なため とてもお勧めです。
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医療部品会社様とのディレクション後は久しぶりに立川駅近くのレストランで昼食をとりました。お客様とのお打ち合わせ自体が昼過ぎであったため、訪問後 近隣の立川駅に向かい、遅めのランチです。
立ち寄ったお店は「安心・安全な食事/健康メニュー」を重視されているお店でした。ランチ限定のサラダバーがあったりと、女性に嬉しいことばかり!上写真が実際に注文したランチですが、ボリュームたっぷりで見た目も美味しそうです。大根おろしの和風ハンバーグと季節のお野菜がとても美味でした。以上 ランチに関する余談でした(笑)

満足度重視の製造業 新規ホームページ制作なら
